いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
本日(2025.01.11)にAWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)にチャレンジして無事合格しましたので合格レポートとして記事を執筆したいと思います。
目次
- 想定読者層
- AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)とは
- 1回目の受験
- 2回目の受験
- 受験に関するアドバイス
- 今後の抱負
想定読者層
本合格レポートは次のような悩みを抱えている方にお役に立てていただければ幸いです。
- AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)にチャレンジしようと思っている方
- AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)に1回落ちてしまい学習方法を悩んでいる方
- AI関連の資格試験対策を知りたい方
そのうえで、個人的に本試験はAI関連のエントリー試験でかなり難しい試験だと思いました。
AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)とは
公式ページを見てみると以下の通り説明がされていました。
AWS Certified AI Practitioner は、人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、生成 AI の概念とユースケースに関する需要の高い知識を実証します。競争力を高め、キャリアアップと収入拡大を目指しましょう。
凄くざっくりといえば、AIを業務で活用しようと思っているエンジニア向けのエントリー試験といった立ち位置だと思います。
試験ガイドを見る出題範囲は以下の通りでした。
- 第 1 分野: AI と ML の基礎 (採点対象コンテンツの 20%)
- 第 2 分野: 生成 AI の基礎 (採点対象コンテンツの 24%)
- 第 3 分野: 基盤モデルの応用 (採点対象コンテンツの 28%)
- 第 4 分野: 責任ある AI に関するガイドライン (採点対象コンテンツの 14%)
- 第 5 分野: AI ソリューションのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス (採点対象コンテンツの 14%)
個人的な肌感覚ですが、AIに関する基礎知識ではなくAIを用いたユースケースに対する問い(ハルシネーションのリスクが最大化する場面はなど)が多く出題されている印象を持ちました。
1回目の受験
1回目の受験は実は去年の12/14に行っていました。
勉強開始したタイミングは12/09から開始し、Udemyの問題集を解いていた感じでした。
最初の受験時の取り組み姿勢として、G検定と同じくらいの問題難易度かなと思っていました。
実際、試験を受けたときもこの問題は見たことあるから、この選択肢といった覚えゲーで取り組んでいました。(正直、この勉強方法は良くないと後で悟りました)
利用していた問題集
その結果が、以下の通りでした。
1回目の受験結果
点数はギリギリでしたが、スコアコンピテンシーがほとんとの項目で改善が必要と示されていたので、基礎から洗いなおさないといけないと思いました。
そこから、勉強方法を少し変えました。
2回目の勉強法
AWS公式が出している問題サンプルを解いてみて、どのような問題が出題されているのかを改めて分析しなおしました。そのうえで、AIF試験で必要な知識を整理している教材がUdemyから出ていたので、そちらを活用しました。(個人的にUdemyの教材はかなり参考になったと思います。)
Udemy教材
また、AI・機械学習に考え方を押さえるためにG検定のチートシートの内容もチェックしておりました
G検定チートシート
このような勉強を行いながら、本日受験した結果が以下の通りでした。
2回目の受験結果
合格はしましたが、点数がギリギリだったので、もっと頑張る必要があるなぁといった印象でした。
ちなみに、問題の内容に関しては1回目の受験時に出題された内容に近いものが出ていた印象を持ちました。
受験に関するアドバイス
ギリギリで合格しているので、あまり偉そうには言えないですが、本試験はAIをビジネスへ落とし込んだら、どのような効果をもたらし、どのようなリスクを考えなくてはいけないのかをすごく問うている問題だと思いました。
そのため、一般常識ではこれだろうというよりビジネス視点だとこれが正解ではといった視点で解いていくことが必要なのかなぁと思いました。(もちろん知識だけで点数を取れる問題もありますが)
あとは、今回の結果を見て、点数配分が高い生成AIの基礎と基盤モデルの応用については重点的に取り組む必要があると思いました。
(基盤モデルに関しては、Amazon Bedrcoなどの生成AIを活用した開発サービスやAmazon Pollyなどの特定タスクに特化したAIサービスが多く出題されていたので、そのあたりを重点的に抑える必要があると思います)
そのうえで、上位資格のMLA問題集も解いてみることで、生成AIを用いたアーキテクチャのベストプラクティスについてより深くキャッチアップできるので、取り組んでみることもお勧めします。
最後に、座学での知識キャッチアップだけでなく実際にコンソールで触ってみることが重要だと思いました。触ってみることで、こういったユースケースの場合、どのように構成しようかといった考えが働くようになるので、おすすだと思います。(個人的に各サービスのよくある質問は目を通しておくとよいと思いました)
今後の抱負
今回はAIFを受験しましたが、1月中にMLA(できればMLS)も受験⇒合格したいと思っているので、直近では、その資格をチャレンジしたいと思います。
その他ブログ
※クラスメソッドさんのブログは必ず目を通しておいてください
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
本合格体験記が受験者の助けになれば幸いです。