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GEBEN on EmacsでPHPのリモートデバッグ

Last updated at Posted at 2014-09-19

「EmacsでもPHPをリモートデバッグしたい!ステップ実行したい!Vimに負けたくない!」

という、誰かの心の声が聞こえたので、久しぶりにGEBENの設定をしてみました。

GEBEN on Emacs

スクリーンショット 2014-09-19 17.56.37.png

ちなみに前回は挫折しています。

前提

  • CentOS上のLAMP環境 ( http://example.com/ )
  • 同じCentOS上にEmacsをインストールして開発

インストール

Xdebug

今回は yum でインストールします

$ sudo yum install -y php-pecl-xdebug --enablerepo=epel

インストール後に /etc/php.d/xdebug.ini を設定します

zend_extension=/usr/lib64/php/modules/xdebug.so
xdebug.remote_enable = true
xdebug.remote_handler = dbgp
xdebug.remote_host = 127.0.0.1 ; リモートのEmacsからデバックしたいならIPアドレスを適切に変更しましょう
xdebug.remote_port = 9000

httpdをリスタートしてXdebugは設定完了です。

GEBEN

GEBENは(いつの間にか)MELPAに対応していますのでコマンドで簡単にインストールできます。

M-x package-install geben

使い方

M-x geben

で、Emacsが9000番ポートでXdebugからの通信を待ち受けます。

そして、おもむろにブラウザから ?XDEBUG_SESSION_START=1 をつけてアクセス

http://example.com/?XDEBUG_SESSION_START=1

するとステップ実行が開始されます。簡単!

詳しいキー操作はREADMEを見てもらうとして

よく使うキー操作を紹介します

  • SPC ...ステップイン/ステップオーバ
  • i ...ステップイン
  • o ...ステップオーバ
  • g ...実行
  • c ...カーソル位置まで実行
  • b ...ブレークポイントを設定
  • u ...ブレークポイントを解除
  • U ...ブレークポイントを全て解除
  • v ...変数内部を別画面で表示 ( q で戻れます)

Emacsの待ち受けを終了するときは M-x geben-end です。

CakePHPで該当コントローラの処理までステップ実行するのがつらい!

最近のフレームワークはルータやディスパッチャが頑張りますから、「該当ファイルまで SPC 連打」とか死ねます。

そういうときは M-x geben-open-file で対象ファイルを開き、 c でカーソル位置まで実行させましょう。( M-x find-file ではないのがポイントです )

というわけで

よいEmacs開発ライフを!

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