はじめに
私はクラスやメソッドをいちいち覚えていませんし、その必要性もそれほどないと思っています。基本的には必要に応じて調べればいいのです。
しかし覚えていた方が早いことは間違いありません。
それにちょっとした記憶の引っ掛かりで「ライブラリのメソッドであれができる」「このメソッドで気をつけるのはこの点」というのを知っていないと、そもそも調べることもせずに自前で実装したりして無駄なコストが発生していしまいます。
私は業務でメインにRubyを使っているわけではないので、コードを書くときに意外とこういうことで引っかかったりしたりします。
Anki用のRuby組み込みライブラリのメソッドDeck
そこで Ruby 組み込みライブラリのメソッドを覚えるためのAnkiのDeckを作ってみました。
Anki は暗記を助けるサービスで問題をカード形式で出題してしてくれます。
特徴はエビングハウスの忘却曲線に従って、しかるべきタイミングで暗記したカードを再出題してくれる点です。
そのおかげで効果的に復習でき暗記を助けてくれます。
サービスにはWeb, Windows, Mac, Linux, iOS, Andorid のアプリがありiOS以外は無料です。
暗記する問題は Deck という単位でまとまられており、言語などを中心に世界中のユーザーが様々な暗記データの Deck を共有しています。
この Anki で使える Ruby の組み込みメソッドの Deck を作成して共有しました。
イメージ
出題画面
解答画面
分からなければ赤色のボタン、分かれば緑色のボタン(7d)、楽勝なら一番右のボタン(16d)というような感じです。感想
本当に暗記する必要はないと思いますが、まあ記憶の取っ掛かりを作るにはいいと思います。
実際にやってみた感想ですが、組み込みメソッドよりも標準ライブラリの方が欲しかったかな。
あと公式からスクレイピングでデータを取得したのですが Rdoc から生成したほうがもっと汎用的だったなー、とも思いました。