iOSで最近動画アプリが盛り上がっていますが、iOSは動画処理のAPIが充実していてAndroidより遥かに簡単に動画アプリを作成することが可能です。
そこで動画アプリを作成するための基礎知識から説明していきます。
使用すべきFramework,ライブラリ
AVFoundation
https://developer.apple.com/library/ios/documentation/AVFoundation/Reference/AVFoundationFramework/_index.html
iOSでの動画処理はこのフレームワークを利用していきます。このフレームワークが存在するおかげでかなり動画アプリの作成のハードルが低くなっていると思います。
具体的にどんなアプリが作れるか例のアプリをのせながら記載します。
動画に対してフィルターをかける
まず処理として思い浮かぶのが写真と同様にフィルターをかけることです。
音声や動画を合成して一つの動画にする
写真と違うのは音声も一緒にのせることができる点がおもしろいところです。
動画に別の画像やアニメーションレイヤーをのせて、デコ動画を作ったり
ほかのスタンプなどの素材を重ねることも可能です。さらにAVFoundationはアニメーションを重ねることも
簡単に実現できます。
写真から動画をつくったり,動画から写真を抜き出す。
動画そのものの処理ではなく、写真からの動画生成や、また逆も可能です。
アプリ例
Roadmovies
https://itunes.apple.com/jp/app/roadmovies/id575022047?mt=8
このアプリがはやってから動画アプリに火がついた気がします。フィルター処理は動画と音声の合成などで可愛いムービー我作れますね
SLIDE MOVIES
https://itunes.apple.com/jp/app/slide-movies-haokina-yin-lede/id696463126?mt=8
写真から動画を生成するアプリがはやっていますが、一番はやっていそうなのはこれ。
動画より写真の方がよく撮るので、それを使う方がよりシーンとしてはおおい気がしますね。
Rabbit cam
https://itunes.apple.com/jp/app/jian-dan-kawaii-dong-huadekoapurirabbit/id722762207?mt=8
動画に対してデコレーションができるアプリです。これができるということは、素材の工夫やアニメーションの工夫でまだまだいろんな可能性がありそうです。
Acumo
https://itunes.apple.com/cl/app/acumo-akushon-dong-hua-zuo/id696248139?mt=8
動画自体のframe rateの変更や、逆再生なども実装可能です。別の面白さを演出できる可能もあります。
ライブラリ
GPUImage
https://github.com/BradLarson/GPUImage
AVFoundationをそのまま利用するのが難しい場合GPUImageを利用するとフィルター処理については
簡単に扱うことができます。
動画フィルターについてはこちらを利用する方がよいでしょう。
動画処理は写真処理よりさらに難易度高めで、挙動や概念が難しい部分があるので簡単には行きませんが、覚えたらいろいろなことができます。
今後は具体的な処理を説明していこうとおもいます。
ぜひ覚えて素晴らしいアプリを作っていきましょう!