概要
この記事では、新卒1年目のエンジニアである私がAWSの認定資格を5つ取得した話と資格を取得したことによって得られたものについて紹介します。
新卒エンジニア向けに、実際に私が資格取得を通して経験したこと、得られたことを伝えることで少しでも影響を与えられたらと思います。(記事の投稿自体が初めてなので、記事の投稿、アウトプットの練習を兼ねて)
私が取得した資格は、CLF、SAA、DVA、SOA、SAPの5つです。
資格取得を通して、資格のほかにもいくつか得られたものがありました。
自己紹介
簡単に自己紹介をします。
- 記事投稿現在、新卒1年目
- 都内中規模Sier勤務
- 業務でのAWS経験ほぼなし
- 大学では情報工学を専攻
- 資格取得前のAWS経験はほぼなし(大学時代にアカウントを作ってみた程度)
大学では情報系の学部を専攻し、自身で簡単なWebアプリを作ってみたり、気になる技術を触ってみたりしていました。大学3年生ごろから小規模なIT企業でインターン兼バイトを始め、業務での経験を積みました。学生時代に一度AWSを触ってみましたが、あまりに知識がないまま始めたため、課金されるのが怖いという不安もあり、ほとんどなにもせず終了しました。
社会人になりAWSの研修を受けた際に、講師の方の発表や先輩の発表に影響を受けてAWSについて学んでみようと思ったのがきっかけでAWSの勉強を始めました。
なぜ資格取得を目指したか
私が資格取得を目指した理由は主に以下の3つです。
- 単純にクラウド系の技術に興味があった
- AWS関連で活躍している2年目の先輩が身近にいた
- 資格取得による社内認知度の向上
特に、AWS関連で活躍している年次の近い先輩が身近にいたことは大きかったように思います。
わかりやすいロールモデルが身近にいることで、より具体的に自身の進む道をイメージできるようになりました。
また、「社内である程度認知されているほうが今後の挑戦や活躍の幅が広がるのでは」という思いも資格取得のモチベーションとなりました。
実際に取得した資格について
私が取得した資格は次の5個です。
上から順番に取得していきました。
1. CLF
AWSのサービスの名称や特徴、クラウドの考え方などについて幅広く学ぶことができました。
2. SAA
個人的には一番難しく感じました。
CLFから一歩進んで、AWSでシステムを構築する際のアーキテクチャなどについて学ぶことができました。
また、AWSのみならず、ネットワークやインフラに関連した用語についても学ぶことができ、とてもためになりました。
3. DVA
CI/CDやテストといった内容についての知識もまとめて学ぶことができました。
4. SOA
どのようにシステムや組織を管理するか、自動化するかといったことについて学ぶことができました。
5. SAP
SAPを学習しているあたりから、問題文を読んだときに「どのようなアーキテクチャになっているか」といったことが頭の中でイメージできるようになりました。
また、今まであいまいだったネットワーク関連のサービスやそのつながり方などについての知識が付きました。
個人的な難易度順は、SAA>SAP>SOA>DVA、CLFでした。
SAAを受けた時期は勉強方法がまだ確立できていなかったといったことが大きく関係していそうですが、問題を解いた後のわからなかった問題の多さでいうとSAAが一番多かったです。(実際に点数もSAAが一番低かった)
資格を取得して得られたもの
1. 資格とAWSに関する知識
当たり前ではありますが、資格とAWSに関する知識を得ることができました。
業務でのAWS使用経験がほとんどないことは個人的にはネックですが、AWSを全く知らない状態から構成図を見たらある程度イメージができる状態になれたことは大きな成長だと思います。
2. AWSサービス以外の基本的なインフラやシステム管理に関する知識
AWSの知識だけではなく、インフラの構成やネットワーク、DB、システム管理、CI/CDといった幅広い知識について学ぶことができました。
大学での勉強や基本情報の取得を通して少し知っていたくらいの知識が、AWSの具体的なサービスや構成を学ぶことで、より解像度が上がったように思います。
3. 社内の認知度
これは確実にあったと思います。
社内SNSを通して資格取得と勉強方法についての投稿を行った結果、同期、先輩などから知ってもらえていることが増えました。
同期からはAWSのことを聞かれ、先輩からはAWSを頑張っている人として認知されるようになり、ほめていただけることも多々ありました。
このことが今後どのように影響するかはまだわかりませんが、認知が上がったことを活かしていきたいと考えています。
最後に
私自身、資格取得を通していろいろなことを経験し、得ることができました。
AWSサービスはもちろんのこと、インフラなど幅広い事柄について学ぶことができたことは個人的に大きかったです。
新卒に限らず若手エンジニアで、AWSに興味のある人やなんとなくインフラ周りの知識はあるけど理解があいまいといった人には、AWSの資格取得はかなりおすすめです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。