売る場所(方法)と価格設定によると思いますが、かなりクロ(やっちゃダメ)寄りのグレーです。
許されるのは、中学校以下の部活動や学祭の活動費回収のため(教育目的)で、購入者が商品の品質を直接確認して納得してから購入できる対面販売のみで、価格設定は1000円以下、と考えたほうがいいと思います。
高校レベルの学祭になると、情報リテラシーとか知財や規約に対する社会的姿勢、モラル、教員の監督・指導能力などを保護者も来訪者も評価対象にすると思いますし、高校で「加工アプリのロゴが入ったTシャツ販売」をやると、クラスや学校の評判を落とすと思います。
理由は以下。
完成画像にロゴが入るということは、有料プランが存在するアプリであっても、無料のままアプリを使用している証拠になります。
音声や映像編集ソフトでも、セオリーとしてそうです。
完成物にロゴが入らないようにできて、印刷解像度で出力できる有料プランが存在するアプリの場合、有料プランに加入することが「そのアプリで作成した成果物を商品にしてもいい(商用利用可)」の条件なことが多いので、規約を確認して「商用利用可」とか「商用利用不可」の文字を探しましょう。「不可」だった場合はもちろん、そのアプリで作った画像を商品にしてはいけません。
あとは、解像度の問題です。出力物にロゴが入るようなアプリ(プラン)で出力した画像でTシャツなどの印刷物をつくると、画像が、高確率でガビガビのカクカクのボケボケになります。
加工した画像を、LINEやX(旧twitter)などのSNSに流してスマホやタブレットで見て楽しむことを目的に作られたアプリでは、印刷解像度の出力物になりません。
Web用と印刷用の解像度の違いとは?
https://www.moonfactory.co.jp/blog/2023120115.html
ちなみに自分だったら、ワゴンセールで一枚400円ならまだしも、2000円以上出して通販で届いたTシャツが画質ガビガビのボケボケだったら怒りますし、ましな解像度の商品との交換か、返金返品を要求します。
オリジナルデザインTシャツ&グッズ受注販売日本一のSuzuriが記事を出してました。
読んで勉強しましょう
アプリでTシャツデザインを簡単作成!無料・有料おすすめアプリ7選
写真は合法に自分で撮影したものだとして、アプリのロゴが入ってしまうということは、課金してない無料アプリなんでしょうね。
課金版アプリならロゴはなくなるけど、課金はしたくない、と。
とするとアプリの宣伝に協力した感じになりますから特段文句はないかもしれませんが、他の人からみると「あいつあの会社の関係者?なんで宣伝してんの?」って不愉快になるかもしれません。
また、ネットで拾った写真をTシャツにすることはアプリ関係なく肖像権や著作権の侵害になりますのでダメです。
商品券というのは商標権の間違いだとおもいますが、アプリ加工したロゴが入ってしまっている商品を売ったり買ったり展示したりするのはアプリ制作会社の商標権侵害になり得ます。Tシャツそのものを売ったりしなくても着て外を歩くことは展示に該当する怖れがあります。
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