お題:窓
ルール:140文字以内
一回答に5作まで。
ならない参考
http://q.hatena.ne.jp/1292854692
さっさと支度してもうエレベータ来てるわよウチ24階だから下まで時間かかっちゃうでしょもうタクシーも来てるんだし急いでちょっと啓太も連れてきてあんたお姉ちゃんでしょもう下に行ったって嘘おっしゃいさっきまでベビーベッドで寝てたじゃないなに急いで下に行かせたってどこから?
あめ。雨だ。このほほを濡らすのは。目の前の壁には暖かい窓。部屋の中には君が。届かない思い。いっそ。芽生えなければ良かったのに。
確かめてみたい君の心。触れてみたい君のその手。闇の中にぽつり。窓。部屋の中には君が。この手でたたき割ってさらっていこうか。彼方へ。この雨の彼方へと。
開けても開けても外には薄暗い淡色の世界が広がっているだけだ。次は幾つ目か。窓枠を伝ってたどり着いた天井近くのを開けると外にはみっしりと闇が詰まっていた。闇の向うから吹いてくる生暖かく湿った潮風が顔にまとわりつく。徐々に強くなる生臭い匂いに、終止符を打つ者のことを想像して射精した。
ジ・ジ・ジッ。
いつもの時間。
ぼくの部屋に窓が浮かび上がる。
こんばんは。
遠い星にいる友達の顔がのぞく。
ごめんね。
何だか地球が大変なことになっているってパパやママが騒いでた。
せんそうってよく分からないけど、
しばらく話せなくなるかも。
窓の向こうの友達のまぶたが無い目がさみしそうだった。
やあ僕だよ。この窓を開けて中に入れてよ。約束どおり戻ってきたんだ。
家中の明かりを消して息を潜めているんだね。けれど君がいるのはわかっている。
君の心臓の鼓動が聞こえる。ずいぶん早く打っているね。
ほんのわずかな隙間でいいから開けてくれないか。
そして君の細い頸に触らせておくれよ。
死の床で老人は息子に話しかけた。「…窓を…」息子は泣きじゃくりながら聞く。「お父さん何だって?」「…窓を閉めてくれ…人生の最後にこれでは悲しすぎる…」息子は不思議そうに言った。「窓? 閉まってるじゃないか。ああお父さん、幻覚が」老人は息子の耳元で叫んだ。「…社会のだ馬鹿たれ!」
さっさと支度してもうエレベータ来てるわよウチ24階だから下まで時間かかっちゃうでしょもうタクシーも来てるんだし急いでちょっと啓太も連れてきてあんたお姉ちゃんでしょもう下に行ったって嘘おっしゃいさっきまでベビーベッドで寝てたじゃないなに急いで下に行かせたってどこから?
BAありがとうございます!! かきつばた関連は苦手でめったに参加しないので、もらえてうれしいです!!
言うべきか、言わざるべきか、それが問題だ。
なんと言っても相手はあの部長だからな、不用意な一言が致命傷になりかねん。
いや、しかし、見て見ぬ振りをしたことが後日発覚して何と言い訳するんだ?
どうすれば、どうすればいい?
「ん。中沢君、どうしたのかね?」
「あの、部長、社会の窓が」
わっ先越されてた!
すみません。
「開けてくれ」
背後から声。仕事中。何を開けるんだって?
ああ、窓。窓なら私の後ろに。
「開けてくれ」
なんだか女性。窓ふきか。最近は女性もガテン系だね。遅くまで大変だ。何時だっけ?2時か。そう2時。ん?2:00って
丑三つ時
ここは13階。
後ろは、カーテンの無い窓。
「開けてくれ」
到着まであと一分だ。ホームに降りたらトイレに駆け込み、列車が消えてからさりげなく乗り換えるんだ。これで、俺のアリバイは完璧だ。ここは、特急の停車駅じゃなくて、時間調整だけだからな。さあ止まったぞ。窓を開け
開け
はめ殺しだ。開かないじゃないか。クソッ。アリバイが 俺の未来が
「開けてくれ。」
信号で停車していると、交差点が目もくらむ明るさにな
「浮いてる」
隣で妻がささやく。眼下にはスカイツリーの輪郭が遠ざかって行く。
「高い」
上空は何かに覆われていた。
開かない窓越しに、日本列島の輪郭が浮かび上がっている。
「世界一の夜景ね」
妻の声を背に、私は戻るために窓を叩く
「開けてくれ」
キミ、誰なの?
「ボクだよ」
どうして、ここに来たの?
「キミに、伝えたいことがあるんだ」
なに?
「ココロを、トウメイにしてちゃダメだよ」
ココロ?
「うん、暗いカオしたらダメ。周りも暗くなっちゃうよ。カラダは薄くても、ココロは明るくなきゃダメだよ」
…。
「じゃあね、明るいカオでいてね。ボク」
「ウワァ、今日は天気いいね!」とご機嫌な妻。
「公園に散歩に行こうよ。桜が綺麗だよ。」とオレを誘う。
(心にもないこと言いやがって。アンタの目当ては途中にあるお団子屋でしょ)
本とは
穴
ム
心
だけどね・・・
画面を流れる数字の奔流を見ながら、僕らはチューニングを続ける。
「四つの次元係数が一致しないとダメなんだ」
ケンの呟きに、僕らは頷く。
キーをたたく音だけが響く。
あ
ケンの小さな叫びで、僕ら3人も顔を上げる。
数字の奔流に隙間ができてきた。
「開くぞ、夏への窓」
僕らは未来への窓を開けた。
行きつけの温泉宿は、私の場合は数年ごとに変わる。
別嬪さんに惚れ込んで通い詰めるようなもんで、秋が来ることもある。
その宿には広い浴室に大浴槽があった。
テラスからは遠い山並みが見通せた。
火照った身体をテラスの寝椅子で冷ますのが私のお気に入りだった。
浴室のサウナには山並みを見晴るかす「窓」があった。
ゆっくりと汗をかきながら、ときおり窓の景色を眺めるのは無上の快楽だった。
宿の客には年寄りが多い。
年寄りにはテレビの好きな人が多い。
サウナの窓をテレビに置き換える方が良い・・という人が多かったらしい。
至高の窓は遮られて、五月蠅い音が鳴り響くテレビの小部屋になった。
私は嘆き悲しみ、以降はその宿には行かなくなった。
あとのことは知らない。
山中の温泉宿がどうなるか、マーケティングの面からの興味は今でも持っている。
ごめん。
一気に書き上げたのは良いけど、140字を越えているような・・数えていない・・天上天下唯我独尊・・だな。
文字数カウント
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
を、重宝してます。
上の文章は350字です。ご参考まで。
近くをかすめているに違いない。
根拠はないが、それはわかる。探っている場所からほんの少しそれたところに、求める答えがある。ぴったりの言葉さえ見つかれば、ネットの海から正解が、クジラのように浮上するだろう。
なけなしの語彙を総動員して、これはと思う単語を検索窓に打ち込む。
今度こそ。
窓を開けて座り新聞を読む。これが私の日課だ。読む新聞の内容は政治・経済・スポーツだ。外から学校に登校する生徒の声が聞こえる。私もそろそろ行かなければ。そこを立ち去った所には便の臭いがした。
ある秋の日、私は光り輝いている池に出会った。
光は池の底から差し込んでいるようだった。
私は池に顔を浸けてみた。
何と、息ができる。
しかし、何か変だ。
家が一軒もないし、空気の味が違う。
私は慌てて顔を引き抜いた。
池の光は消えていた。
あれは何だったんだろう。
異世界への窓だったのだろうか。
窓を開ければ雲。ドアを開ければ雨。きびすを返し冷たい雨の音を聞く。
君の方から僕の所へTelephone。予想違わす別れの言葉紡ぎ出す。
Ah君の心は分かってはいるけれど。どうしても。どうしても。君に逢いたい。
だ。け。ど。
窓を開ければ雲。ドアを開ければ雨。きびすを返し冷たい雨の音を聞く。
BAありがとうございます!! かきつばた関連は苦手でめったに参加しないので、もらえてうれしいです!!
2014/05/16 00:39:33