良い会社の見分け方の例:「現役プログラマとしても一流として通用する人間が会社の取締役or執行役員or経営会議での大きな発言権を持っている。」「設計とコーディングの2つに職務を分けてない。」
良い会社の具体例:http://www.klab.org/(CTOとCOO(どちらも取締役)が現役プログラマとしても一流として通用する)、http://www.techfirm.co.jp/(副社長が一流の技術者)、http://www.appresso.com/(代表取締役が一流のプログラマとして通用する)、http://www.hatena.ne.jp/(CTOが一流のプログラマ)
ダメ
駄目な会社の典型例:http://d.hatena.ne.jp/kagamihoge/20080602/1212412174
日本のソフト産業は90%そのようなことは期待できないと思った方がいいでしょいう。なので、優秀なプログラマは海外へ出て行ってしまいます。今まではアメリカが多かったですが、これからはもうアメリカは世界の経済中心大国ではなくなったので、アメリカである必然性はまったくありませんが。なので、貴方のような願いを叶えたければ、海外に移住することをお勧め致します。私も時期を見計らって移住するつもりでいます。(45歳 プログラマ)
日本だと、90%はダメソフト会社ですか。orz
だとしたら、日本で無理して探すより、海外で探した方が良さそうですね。
私がまともにしゃべれるのは日本語と英語だけですので、海外と言っても、英語圏ぐらいしか選択肢がないですが。orz
ずばり給料でしょう。厚生施設、設備があるか。管理職に登用可能か。
「給料の良い会社」=「プログラマが自分の技術力を活かして働くことができ、スキルアップでき、風通しがよく気分良く働ける会社」なわけですか?
なるほど。それは存じ上げませんでした。
厚生施設、設備も、やはりプログラマが自分の技術力を活かせるかどうかと関係があるんですかね?
私の場合は、とりたてて管理職に登用されたいとは思いません。ただし、自分の思い通りにプログラミングできる環境となると、必然的にプログラマ兼管理職のような、ようは、プレイングマネージャーにならざるを得ないのだろうな、とは、なんとなく思っております。
ソフト系に限らず一般的に・・・ということで話しますが、
「自分が動いて社内を変えていくことが出来る会社」
がいい会社なんじゃないかな? と思います。
つまり質問に対応させて言うと
・自分の技術を生かす分野を社内に用意する様に活動し、
・自分で(回りも巻き込んで)スキルアップし、
・風通しが良くなるように自分と周りを巻き込んで社内を変えられる
という会社が良いのでは無いかと。
逆に駄目な会社ってのは
・過去のやり方にとらわれる
・上司のやり方だけを信じてる
・会社の目指すべき方向性が不明
という感じでしょうか?
(個人的に会社の目指す方向性が無い ってのが最悪ですが)
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この場合、「自分で起業する」ってのが一番良い選択肢だと思いますが、
それ以外の場合だと
・既に特定分野での成長は遂げている
・業務の拡大を模索している
という会社に可能性があるのかな~・・・と思います。
まぁ、ちょっと質問で要求された具体例がぱっと思い浮かばなかったのですが、
参考になれば。
なるほど。
起業以外の方法だと、会社があまり固まってなくて、裁量権が大きい会社だといい、という感じですか。
具体的には、どうやってそういう会社を探すか、ですね。
2.の方と少しかぶりますが、
英語など他国語を覚えるのは有力です。
ただし海外に必ずいかなければ成らないというわけではなく、
外資系の会社で仕事をするのも手だと思います。
外資系に勤めて、海外の同僚と話が出来る事はとても刺激的で、
自分のスキルアップにつながるケースがただあると思います。
ただ外資系は国内よりも厳しく、自分の力しかなく、
国内企業のような、力が無い人でもそれなりに使って行くという考え方は無いので、注意が必要ですが。
国内も国外も一つの会社で一生働くことは難しいかもしれませんね。
なるほど。
わざわざ海外で職探ししなくても、国内で外資に転職すればいい、ということですね。
たしかに。
そんなに国内企業ってダメなんですかね~。orz
>>自分の思い通りにプログラミングできる環境
を重視されていると思いますが、具体的に何について思い通りになればよいのでしょうか?
ちょっと勘違いしていると思うのですが、プログラマーは一連の開発業務における職業ではなくて役割です。自由な発想を
求めているのであれば、それはプログラマーである必要はありませんし、プログラマーであってはいけません。
あくまで仕様書に基づいてコーディングする前提で、その実現方法について、どれを選択するのかの議論をしたいというな
らわかります。(あなたの作るモジュールの性能がよくバグも少なければ、そのうちだれも文句言わなくなります。)しか
し、単に何もかも自由にやりたいというのであれば、組織に属して開発をするべきではありません。どの程度の規模のソフ
トウェアを開発したことがあるのか分かりませんが、誰かが自分の思い通りにプログラミングしても他の人が作ったものと
の整合性に何の影響も与えないというのは、今時ほとんどないと思いますし、あるとしても全部一人でできちゃうレベルの
ものでしかありません。
あなたが例に挙げた会社で言えば、経営者としての見識があったからこそプログラマーでも役員になれたわけで、プログラ
マーが役員な訳ではありません。役員たる人材がたまたまプログラマーやっていた解釈すべきです。(まぁ、一流の基準に
もよりますが、はっきり言って携帯アプリの下請け会社のプログラマーに一流もクソもないと思います。仕様どおり書くだ
けなので。)彼らは一流(かどうか誰が決めたか知りませんが)のプログラマーだから役員になったわけではなく、役員と
しての資質があったから役員になったのです。プログラマーと役員は全く関係ありません。
また、おおよそ顧客やマーケットと隔絶したプログラマーが経営会議で強い影響力を持つと言うのは、会社としては完全に
間違っており近いうちに潰れます。繰り返しますが、彼らはプログラマーの役員なのではなく、プログラムも出来る役員で
あり、それ以前に、クリエーターなのです。一流のプログラマーなどいません。いるのは一流のクリーエーターです。プロ
グラムはその道具でしかありません。
ただ、あなたが示した会社のいずれもまだまだ一流の会社ではないです。(目立っているのと実力が=ではないのはわかる
と思います。)
もし自由にプログラミングがしたければ、それは自分で企画し、設計し、開発責任者になったものだけです。それはどうい
うことかというと、自社ブランドのパッケージソフトを次々と開発している会社でなければありません。あなたが挙げた会
社は、一応はオリジナルのソフトを出しているようですが、実質的には全部下請け中小会社ですので、そこに入ったとして
も望むような環境にはないと思います。
そもそも、すべての根源はあなたが「プログラマー」以外の部分でどれほどの才能を発揮するかしないかによります。
日本で、全くゼロから企画してかつ自由に開発できる環境など、零細ゲーム会社くらいしかありません。(それですら時間
との戦いで、真の自由とは程遠いです。)逆の意味で仕様も設計もあいまいでプログラマーが創造性を発揮しないとできな
いという場合もありますが。
逆に、プログラマが自分の技術力を活かさない(=コーディングしないプログラマ)で働ける会社があったら教えて欲しい
ぐらいです。そして、スキルアップするかしないかは、会社の教育制度以前に本人の向上心次第です、そして風通しが良い
か悪いかは、会社よりもそのチームをまとめる上司によるところが大きいです。
以上の点を踏まえて就活することをお勧めします。
> はっきり言って携帯アプリの下請け会社のプログラマーに一流もクソもないと思います。仕様どおり書くだけなので。
なるほど。
つまり、上記でURLを上げたような会社は、ろくに技術力がないわけですね。
そういう会社では、ろくにスキルアップなどできそうにないので、就職しない方がよさそうですね。
一口にIT業界と言ってもSIerは単なるドカタなので気をつけてください。
ものづくりをしたいならSIerは避けましょう。
それだけでだいぶ会社はしぼれると思いますよ。
なるほど。
とりあえず、SIerだけはやめておく、と。
根拠もありませんし、経験則でもありません。思いっきり主観です。
1. ブログやメーリングリストなどで良い発言を沢山している人がいる会社は良さそう。
2. 本を幾らでも買ってくれる会社は良さそう。
3. 面接をするような部屋にも技術書やちょっとした遊び心がある会社は良さそう。絵画とか壷とか飾ってある会社はダメそう。神棚は微妙。
4. 定期的な(技術系の)勉強会がある会社は良さそう。その勉強会が(社員限定でなく)オープンな勉強会ならばなお良さそう。
5. 服装自由な会社は良さそう。スーツ基本はダメそう。ヅラ基本は面白そう。
6. 勤務時間や休憩時間がきっちり決まっている会社はダメそう。
7. ベンチャーは良さそう。大企業はダメそう。大企業の子会社はもっとダメそう。
8. 「御社が使っているソースコード管理システムを教えてください」と聞かれて答えられない社員や経営陣がいる会社はダメそう。
9. 英語できる社員の割合が高い会社は良さそう。外国人の割合が高い会社も良さそう。
10. 私がいる会社は(私がいるから)ダメそう。
10を除けば、いままでの回答のなかで、一番納得感のある回答でした。
どうもありがとうございました!
6.自分の回答に対して、「そんなに国内企業ってダメなんですかね」に対しての補足です(偏見があるかもしれません)。
国内の企業の多くはトヨタ方式を見習おうとしています。
IT大手とよばる企業にNTTが入っている事も要因かもしれません。
QCという言葉を聴いたことがあると思いますが、これはグループで問題を解決しようとする試みです。
日本の企業は個人の力よりもグループの力を大切にする気質があります。
これは、常に何時でも安定したシステム作りに力を入れている事が要因だと思います。安定していれば、多少古臭い考え方でも取り入れてしまうかもしれません。
日本国内で良い会社はQCをちゃんとしている会社ということになると思います。悪い会社は逆になりますね。
自分の技術アップをしたいのなら、QCの会社は悪い会社ということになります、良い会社はベンチャーや外資系という事になります。
> 自分の技術アップをしたいのなら、QCの会社は悪い会社ということになります
なるほど。
QCを重視する会社だと、個人の技術力が軽視されてしまう傾向にある、ということですね。
僕自身、この4月まで就職活動をしていたのですが、良さそうな会社と駄目そうな会社はそれぞれ特徴が出ていると感じました。
良さそうな特徴:
・技術者の評価方法がよく考えられていて、きちんと説明してくれる
・技術者による面接がある
・技術面を問う筆記、面接試験がある
駄目そうな特徴:
・経験者と未経験者、技術職希望と事務職希望を区別しない採用プロセス
・文系でも未経験者でも研修で一人前になれるという説明がなされる
判定方法は色々と考えて、技術者が出てきたとき、こちらから質問できる時間に「今までプログラマとして成長してきた中で、一番役に立った書籍、Webページ、誰かの言葉は何ですか?」と聞いていた。ここで「CODE COMPLETE」や「達人プログラマー」などの上級者向けのものが答えとして返ってくれば、技術力が活かせてスキルアップできる会社という点では問題なさそうという判定です。
良い会社の具体例:
株式会社プリファードインフラストラクチャー http://preferred.jp/
ほとんどのメンバーがIPAの未踏プロジェクトに携わっていたり、ACM/ICPC世界大会で活躍しているという会社。
PHPのフレームワークEthnaを作っているGREEの藤本さんも注目の超技術系の会社です。
GREEも良い会社です。
具体例2:
http://www.cpnic.co.jp/index.html
会社説明会で、「プログラマにクリエイティビティは求めない」「デザイナーは適性をみて採用するが、プログラマは適性をみない。プログラムは誰が作っても同じものが出来上がるから」と言っていた。
駄目な会社の具体例:
具体名を挙げると名誉毀損で訴えられるんじゃないかとビビッて書けません。
別の情報として、IPAにITスペシャリストコミュニティ
http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/activity/ITS_com.html
なるものがあります。こういうのが求めている情報なんでしょうか?
最後にアドバイス:
良い会社を探したいのであれば、最近は無料で参加できる開発者向けのイベントや勉強会がたくさんありますので、実際に参加してみて企業で働いているエンジニアと直接話してみるのが一番良いと思います。
また、エンジニアにとって良い会社、悪い会社を考えるにあたって、「ピープルウエア」などを読んでおいたほうがいいです。
なるほど。
参考にさせていただきます。