門左衛門（もんざえもん）というように「左」の字を発音するのに、かたや伊右衛門（いえもん）や五右衛門（ごえもん）のように、「右」の字を発音しないのには、なにか法則性ってあるんでしょうか？

ていうか

「えもん」と発音して「右衛門」「衛門」両方の意味があったのはたしかですが、「衛門」といえば「右衛門」のことだったわけではないです。
「衛門」は「右衛門」「左衛門」の両方の役所を指したはずですよ。
なぜ「右衛門」が「うえもん」ではないかというと、
当時の「えもん」の「え」の発音は〔we〕だったからだと思います。
表記は正確には「うゑもん」です。
「右衛門」を音分解すると「う・え・もん」ではなく「う・うえ・もん」だったわけです。
「ううえもん」とは発音できないので、「うえもん」です。
同じ構造の発音に「右馬頭（うまのかみ）」があります。
「伊勢物語」の業平がこの「うまのかみ」でしたが、有名な「桜狩り」の段では「右の馬頭」とわざわざ「右」と「うまのかみ」を分解して書いています。
実際区別付かなくて不便だったんだろうなと思います。
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（投稿者削除）

↑ウソ書きました。

一つ上は送信ミスです。
「表記は正確には「うゑもん」」じゃなく、
「ゑもん」です。発音が「うえもん」ていうか「ぅえもん」。すまんです。


>「えもん」と発音して「右衛門」「衛門」両方の意味があったのはたしかですが、「衛門」といえば「右衛門」のことだったわけではないです。
>「衛門」は「右衛門」「左衛門」の両方の役所を指したはずですよ。
>なぜ「右衛門」が「うえもん」ではないかというと、
>当時の「えもん」の「え」の発音は〔we〕だったからだと思います。
>表記は正確には「うゑもん」です。
>「右衛門」を音分解すると「う・え・もん」ではなく「う・うえ・もん」だったわけです。
>「ううえもん」とは発音できないので、「うえもん」です。
>同じ構造の発音に「右馬頭（うまのかみ）」があります。
>「伊勢物語」の業平がこの「うまのかみ」でしたが、有名な「桜狩り」の段では「右の馬頭」とわざわざ「右」と「うまのかみ」を分解して書いています。
>実際区別付かなくて不便だったんだろうなと思います。