春は曙、夏は長袖

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春は曙、夏は長袖

バリスタ

去年の秋頃買ったMUJI Laboの長袖カットソーばかり着ている。

ボーダー好きなサブカルッ子の私だが、珍しく真っ白のボートネックを買ってみたのだ。

小さい子供がいる家庭の場合、黒いファッションはなかなかに危険度が高い。

米粒が目立つのだ。

思っている以上に米粒は付く。もうほんと知らん間に米粒は付く。

肘とかに。

なんなら直前のご飯で米は出ていないのに米粒は付く。

その点、真っ白だと米粒も保護色に溶け込み付着発覚の遅延が可能である。しかし今度はトマトケチャップの脅威に怯えることになる。

いかなる布も素材も子供とのご飯の前には敗れ去るのだ。

とはえいどちらかと言えば米粒の方が脅威なので僕はよく白を着ている。

40も手前になってくると夏の日差しはキツい。初夏と言われている今でもうキツいのだ、真夏となるとドロドロに溶けるしかない。

直射日光をそのまま受けるよりかは、一旦布で受けるくらいのほうが最終的に蓄積するダメージが少ない。職場のクーラーも肌に直撃はキツい。

日焼けしてシミだらけになるのが嫌なわけじゃなくて、次の日キツいから長袖。

クーラー寒いから長袖。

やや薄手、綿100。

品質と機能とデザインのバランスよし。

それがMUJI Labo。

米粒の保護色、日差しのカット、すべてが必然のように折り重なる真っ白な長袖カットソーよ。

これほどカットソーを讃える記事を書いておいてなんだけども、洗い替えが欲しいこのタイミングで長袖が売ってない。それがMUJI Labo。

春は曙、夏は長袖。

秋には買うし。冬は嫌いだ。寒いから。

文:シンタロヲフレッシュ

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