撫子『千石撫子、14歳。
6月3日生まれ、ふたご座、B型。
身長153センチ、体重38キロ+-。
好きな食べ物、ハンバーグ、焼きそば。
好きな漫画、80年代。
好きなゲーム、レトロ。
好きな音楽、フォークソング。
好きなお兄ちゃん、暦お兄ちゃん。
好きな人、阿良々木暦。』

「囮物語」の始まり。撫子が好きな人が試される物語ですかね。クチナワ『ああん？』

クチナワさん！暦『こっちを見ろよ、千石。殺しに来たぜ――千石。』

床下に隠れていた撫子。お社は吹っ飛ばされ、その姿があらわになり、激しい雨が打ち付けます。
こんなとき、きっといつもの阿良々木くんなら、優しく傘を差し出すでしょうが、何やら様子が違います。
様子がいつもと違うのは、阿良々木くんだけでなく、撫子も然り。撫子『暦お兄ちゃんなんて大っ嫌いだよ！』

槍のように鋭く尖らせた撫子の蛇髪は、阿良々木くんの心臓をとらえ、血肉が雨のように降りかかります。
どうしてこうなってしまったのか、物語は1000年前にさかのぼ・・・らず、クチナワさんと出会った日まで。
『ですよね、へへへへ』がめちゃくちゃ可愛かったです。なんともいえない絶妙な笑い声。扇『私は、忍野扇というんだよ！』

登校中、撫子は扇ちゃんに出会います。もう怪しすぎますね、この子は＾＾；；
それにしてもこの作画は、わざとなんでしょうかｗｗｗ

被害者の撫子。被害者面する撫子。いつまでも被害者であり続けようとする撫子。
扇ちゃんの言ったことは、普通なら重くのしかかるんでしょうね・・・・・。撫子『ぎすぎすして、もやもやして、誰も本心からの会話のできない、上辺だけが平和なクラス。』

貝木の”おまじない”が招いた憂鬱な学校生活。
表面上は学級崩壊していない、しかし壊れたクラス。
モブの表現が面白い。東宝アニメーションみたい。

蛇が見える現象に悩まされていた撫子。阿良々木くんに助けを求めます。
しかし事態は急変。誰かに北白蛇神社に呼び出されてしまいます。
クチナワ『償ってもらうぜ、撫子ちゃん。』

呼び出した張本人、張本蛇がクチナワさんだったのでした。
クチナワさんは撫子に助けてくれとお願いをします。
撫子『ちょっとだけだからね。』

まだこの段階ではそのお願いが何なのか分からないのに、撫子は了承してしまいます。撫子『暦お兄ちゃんと殺し合う未来は。刻一刻と近づいています。』

クチナワさんのお願いを聞こうが聞くまいが、未来変わらず、結果は同じだったという撫子。その理由とは。

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「囮物語」は「傾物語」と同じく4話構成。まだ1話目ですから、三行半を押すのはあまりにも早すぎます。
この物語の面白さは段々加速していくので、お楽しみにといったところです。
ただ、色々と容赦がないので、覚悟が必要かも・・・。

オープニングは「恋愛サーキュレーション」の逆回し？みたいな感じでしたね。陰と陽というか。

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