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カテゴリ:出産・育児@大連
昔はインド料理店のシェフ、今は都心のオフィス街で働くIT技術者のイメージが強い、東京のインド人・・・。
その多くが暮らすのは、都心の東側、下町とよばれる江戸川区と江東区です。最近のデータでは、江戸川区のインド出身者数は約1500名、江東区のそれは約300名といわれ、一貫して、増加傾向にあるそうです。 彼らの多くが、なぜ江戸川区と江東区を選ぶのか?その一つの理由として、インド人学校が、東京都内ではこの2区に集中していることが、挙げられます。 IIS Japan (India International School) 所在地:江東区の森下 創立:2004年8月 対象学年:幼稚園(3歳児から)、小学校、中学校、高校(グレード10)まで、 詳しいレポートはこちら GIIS Japan (Global Indian international school) 所在地:江戸川区の瑞江 創立:2006年7月 対象学年:幼稚園(3歳児から)、小学校、中学校、高校(Junior College)まで、 いま日本では、インド式教育がちょっとしたブームになっています。「インドの小学生が、2ケタと2ケタの掛け算を暗算でやってしまう」のは有名な話ですが、数学教育や論理的思考力の養成に力を入れていることや、授業のほとんどが英語で行われることが、子供を国際ビジネスの場に出させたい親御さんたちにアピールしているようです。で、そのインド式教育の、日本における中心地が、東京都の江戸川区と江東区なのです。 これらの学校は、東京在住のインド人が主体になって、設立されたものです。日本に住むインド人の多くは、いつか、家族を連れてインドに帰ることを望んでいるようですが、その際、頭の痛いのが、インドへ帰国した後の子供の教育問題です。インドは競争の厳しい学歴社会。帰国した時、日本で育った子供がインドの授業についていけるようにしたい、という親心が、インド学校設立という動きになって現れたのです。 私の知り合いのインド人の間でも、子供が幼稚園や学校に通う年頃になったら、江戸川区や江東区に引っ越す者が結構いるので、この二区のインド人コミュニティは拡大する一方です。ただ、最近はGISの新しい学校が横浜市緑区にできたり、東京都西部の三鷹市に、インド流教育を売り物にした幼稚園ができたりと、首都圏全体への広がりを見せつつあります。 ところで私の住む江東区東陽町は、IIS、GIISの、二大インド人学校に通いやすいという、(その意味では)絶好のロケーションにあります。我が娘も、来年9月には3歳になるので、幼稚園のことも考えなくてはならないのですが、そのオプションの一つとして考えられるのが、インド人学校付設の幼稚園です。 まず、その理由の一つとして、これから日本で長年暮らし、我が娘に英語を軸とした教育を施したい場合、インド人学校は、北米方式のインターナショナルスクールと比べて、学費が半分から3分の1程度で済むことがあげられます。幼稚園でも、月謝は5~6万円程度です(ただし、預かる時間が短く、一日4~5時間)。また、GIISの場合、インドはもちろん、シンガポールやマレーシアの教育機関とも、共通のカリキュラムで運営されているのが強みです。 というのも、私の仕事の関係上、将来、シンガポールに一家揃って移住、というシナリオも、可能性は決して低くないからです。また、私の妻も、一時期シンガポールに住んだことがあり、あの国なら住んでも問題ないと言っています(余談ですが、職場のインド人の友人などは、GIIS近くの江戸川区瑞江にマンションを買ったらどうかと、しきりにすすめています)。 とはいえ、今後数年は、確実に日本に住むと思いますが・・・将来のことは誰にも分かりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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