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ゴマブックス債権者説明会での、私のメモと雑感を記しておきます。
・直接的なキッカケは、9月1日に某取次が2千万円?の売掛債権を仮差押えしたため。 ・9月7日に慌てて、民事再生を申請。スポンサーに目途がついてからの民事再生ではない。 ・弁護士さんが出版業界に詳しい人ではないらしく、「ゴマブックスは業界で信用がある」 「企画力がある」と発言する度に、債権者側の雰囲気がピリピリしたものに。 → ここ2年間の支払延期や不払い、担当者の応対の悪さに 業界内の評判は悪かったですからねえ。 ・そもそも今回担当の弁護士さんは9月2日深夜に依頼を受けたとのこと。 顧問弁護士はいなかったのだろうか……? ・経営陣は退陣せず。新刊もこれから出し続ける予定。 → 草思社さんやアスコムさんと違い、業界内での評判の問題があるので、 目論見どおり営業が続けられるかどうか…… ・出席者からの質問は、「800万円、2年間支払いが延ばされた」 「支払いを要求したら“プールされてる”と嘘の説明をされた」 「直前まで赤井編集長が倒産しないと言ってた」「前から会計担当者が全然つかまらない」 「とっとと清算したほうがいい」「金融危機の責任にするのはおかしい」 「今日の説明会では決まっていないことが多すぎる」など。 ・同じく出席していた業界関係者の声で多かったのは、「先代羽山社長死後の急拡大路線、 芸能人を使った多額の広告戦略が失敗だったのでは」と。 ・個人的な印象としては、「ずっと騙され続けた」という債権者の方が多かったように思います。 写真での模様は、前回のブログで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.10 18:29:16
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