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「酔っぱらった馬の時間」DVD
重すぎて、持ち上げられない。 すべての言葉が、ここでは虚しい。 こう考えたら、別の見方ができる、といったことが通用しない。 概念を媒介せず、ただ、生きるために生きている。 子どもが荷を運び、幼児を背負った姉がローラーを引く。 手術を受けさせても、一年後には死ぬ、と医者にいわれる 先天的障害を持つ兄に手術を受けさせるため、学校を辞めた彼は来日も来日も働く。 彼らに、救いは来るのだろうか。 例えば、わたしがヒラサワの音楽を聴いて救われたようなことが。 そんなモンは、救いにもナニモなりゃしない。 音楽は、ここでは現れない。 わずかに、岩山の山肌を登るラバの隊列、その足音が民族の刻印を刻む。 婚礼の行列さえ、喜びを表わさない。 彼は笑う、ただ兄弟の顔を見るときだけ、白い歯を見せて。 彼の手は、誇らしげにロープを引く、15歳になる小さな兄を見やりながら。 彼は威厳に満ちる、学校に行かせた妹に、真新しいノートを与え。 国境の雪原を走り下る 密輸トラックで、 霙交じりの雨に降られ、 彼らは、大人の歌う歌を歌う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
初めまして。
私は映画業界の片隅で、仕事をしている者なのですが。 この「酔っ払った馬の時間」の映画がどうしても見たくて。 調べたら、レンタルがされてなくて。 動画配信もいまだされておらず。 廃盤になっているので、セルのDVDも1万円近くして。 とても購入できずに、ずっと探し続けているのですが。 もし、御相談できるのなら、たとえばお借りしたり。 安く売ってもらうこととかは出来ないでしょうか。 とてもとても、見たい作品でして。 観賞させていただければ。とても恩にきます。 突然、ぶしつけなメールですいません。 なにとぞ、御相談に乗ってもらえたらと思います。 [email protected] 宜しくお願いいたします。 (2014年05月17日 15時20分02秒) |