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SIMフリーAndroidスマホならここから選べば間違いなし!【2024年下期のオススメ】
2024年7月1日 06:13
携帯電話メーカー各社から2024年モデルや今夏モデルとして、今年も多くの新モデルが発表、発売になっている。特にこれからの時期は夏の行楽シーズンに向け、新モデルが出揃ってから買い替えを検討している人も多いだろう。
本稿では、2024年の春以降、本稿執筆時点までに発売された最新機種の中からオススメの機種を10機種ピックアップしご紹介していく。
1万円台でも十分すぎる性能「moto g24」
安価な機種でも2万円台を超えることも珍しくない中、なんと1万円台で購入できるのが「moto g24」だ。
こんなに安くてもOSは最新のAndroid 14で、メモリ容量も8GBと大きい。5Gに非対応だったりディスプレイ解像度がフルHD以下だったりと、価格のために割り切った部分も多いが、その分価格の割にはしっかり動作する。
メインカメラも5,000万画素と高画素でデジタルズームでも十分に撮影できるため、2台目のスマートフォンとして買い増しするのにも丁度いいだろう。
moto g24 | |
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CPU | MediaTek Helio G85 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 720×1,612ドット、約6.6型 |
カメラ | 背面:5,000万画素広角+200万画素マクロ 前面:800万画素 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約181g |
長く使えるAI機能搭載ミドルレンジ「OPPO Reno11 A」
ミドルレンジモデルとして、おサイフケータイなどにも対応するスマートフォンの定番となったOPPO Reno Aシリーズの最新モデルが「OPPO Reno11 A」だ。
長期使用でもパフォーマンス劣化が起きにくいよう最適化を行なうトリニティエンジン搭載で、4年後も安定動作することを謳っている。
約6,400万画素と高画素のメインカメラは画質だけでなく、7月のアップデートで「AI消しゴム」にも対応予定で、ベストショットを残しやすくなるなど、カメラ機能の進化にも注目の1台だ。
OPPO Reno11 A | |
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CPU | MediaTek Dimensity 7050 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 1,080×2,412ドット、約6.7型 |
カメラ | 背面:約6,400万画素広角+約800万画素超広角+約200万画素マクロ 前面:約3,200万画素 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約177g |
PANTONEカラーでスタイリッシュな「motorola edge 40 neo」
色見本を手がけるPANTONEの「PANTONEカラー」をあしらったスタイリッシュなボディが特徴の「motorola edge 40 neo」も今夏注目の1台だ。
約6.55型の有機ELディスプレイは144Hzと高速なリフレッシュレートに対応しているため、ゲームや動画の表示が5万円前後の機種の中では特になめらかだ。
5,000mAhと大容量のバッテリを搭載し、さらに68Wの急速充電にも対応しているためバッテリ切れの心配がない点もうれしい。
motorola edge 40 neo | |
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CPU | MediaTek Dimensity 7030 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 1,080×2,400ドット、約6.55型 |
カメラ | 背面:約5,000万画素広角+約1,300万画素超広角 前面:約3,200万画素 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 170~172g |
シースルーボディが印象的な「Nothing Phone(2a)」
特徴的なシースルーボディに注目を集めたNothingからお手頃価格で登場したのが「Nothing Phone(2a)」だ。
メモリ・ストレージの容量の組み合わせがいくつか用意されているが、最も安価な8GBメモリ+128GBストレージのモデルであれば5万円を切る価格は魅力的だ。
もちろん安価であってもシースルーボディはそのままに、さらにおサイフケータイ(FeliCa)に対応するなど、より日本国内での使い勝手が改善されている点も見逃せない。
Nothig Phone(2a) | |
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CPU | MediaTek Dimensity 7200 Pro |
メモリ | 8GB/12GB |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 1,084×2,412ドット、約6.7型 |
カメラ | 背面:約5,000万画素広角+約5,000万画素超広角 前面:約3,200万画素 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約190g |
豊富なAI機能が便利な「Google Pixel 8a」
高機能なGoogleのAIを活用するスマートフォン、Google Pixelのスタンダードモデルが「Google Pixel 8a」だ。
CPUにはGoogle Pixel 8/8 Proと同じTensor G3を搭載し、生成AIの「Gemini Nano」を利用できる。まだ対応言語は英語だけだが、ネット接続のない状況でも音声からの文字起こしが行なえるようになるなど、Google Pixel 8aを通じてのAI利用が更に便利に利用できる。
もちろん基本性能も向上し、ディスプレイも上位モデルと同じ「Actuaディスプレイ」を搭載するなど廉価版とは思えないほど充実した内容になっている。
Google Pixel 8a | |
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CPU | Google Tensor G3 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 1,080×2,400ドット、約6.1型 |
カメラ | 背面:約6,400万画素広角+約1,300万画素超広角 前面:約1,300万画素 |
バッテリ | 4,492mAh |
重量 | 約189g |
7万円台で買えるフォルダブル「nubia Flip 5G」
フォルダブルスマートフォンとして価格が魅力的なのが「nubia Flip 5G」だ。
10万円を超える価格も珍しくないフォルダブルスマートフォンの中で、なんとnubia Flip 5Gは実売価格で8万円以下とかなり安くなっている。
安くても性能に妥協はなく、チップセットにQualcomm Snapdragon 7 Gen 1、8GBのメモリに256GBのストレージ、おサイフケータイ(FeliCa)も搭載している。
ミドルレンジの価格帯で、ミドルレンジ性能のフォルダブルスマートフォンを選べるようになったのも今夏のSIMフリースマートフォン市場の変化だ。
nubia Flip 5G | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 内側:1,188×2,790ドット、約6.9型 外側:466×466ドット、約1.43型 |
カメラ | 背面:約5,000万画素広角+約200万画素深度 前面:約1,600万画素 |
バッテリ | 4,310mAh |
重量 | 約214g |
定番のハイエンド。7年間のアップデートも安心な「Galaxy S24」
高性能スマートフォンの代名詞ともいえるサムスンGalaxyシリーズの最新モデル「Galaxy S24」もメーカー直販でSIMフリーモデルを選ぶことができる。
ハイエンドモデルだけあってチップセットには最新のQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を搭載し動作は軽快だ。カメラやAI機能が充実しているのはもちろんのこと、最大で7世代のOSバージョンアップと7年間のセキュリティアップデートが行なわれる点も性能に余裕のあるモデルならではだろう。
執筆時の価格は10万円を超えるため安くはないが、OSバージョンアップ期間が長く使える期間も長いと考えると意外とお買得な1台といえるだろう。
Galaxy S24 | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
ディスプレイ | 1,080×2,340ドット、約6.2型 |
カメラ | 背面:約5,000万画素広角+約1,200万画素超広角+約1,000万画素望遠 前面:約1,200万画素 |
バッテリ | 4,000mAh |
重量 | 約167g |
ヘビーゲーマーに打って付けなゲーミングスマホ「ROG Phone 8」
SIMフリースマートフォンの中でも特徴的であり人気のジャンルがゲーミングスマートフォンだ。その中から最新モデルとなるのがASUSの「ROG Phone 8」シリーズだ。
ゲーミングスマートフォンらしく基本性能はとにかく高い。チップセットも最新のQualcomm Snapdragon 8 Gen 3にメインメモリ容量も16GB、最上位のPro Edition(限定モデル)では24GB搭載のモデルも用意されている。ディスプレイも最大165Hzの高リフレッシュレートに対応している。
さらに今回からはおサイフケータイにも対応している。ゲームだけでなく普段使いも1台でこなせるように進化している。
ROG Phone 8 | ROG Phone 8 Pro | ROG 8 Phone Pro Edition | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 | ||
メモリ | 16GB | 16GB | 24GB |
ストレージ | 256GB | 512GB | 1TB |
ディスプレイ | 1,080×2,400ドット、約6.78型 | ||
カメラ | 背面:約5,000万画素広角+約1,300万画素超広角+約3,200万画素望遠 前面:約3,200万画素 | ||
バッテリ | 5,500mAh | ||
重量 | 225g |
ライカと実現した最高峰のカメラ性能「Xiaomi 14 Ultra」
スマートフォンの機能の中でもカメラを重視する人は多いだろう。今、最もカメラ機能に富んだスマートフォンといえば「Xiaomi 14 Ultra」を真っ先に挙げたい。
ライカ監修のカメラは写りのよさだけでなく、可変絞りや複数の焦点距離のカメラを搭載することで本格的な撮影を楽しむことができる。さらに専用アクセサリの「Photography Kit」を組み合わせることで、デジカメ然としたスタイルで撮影を行なうことも可能だ。
もちろん高画質な写真撮影や編集のため、基本性能も高くスマートフォンとして快適に動作する点も見逃せない。
Xiaomi 14 Ultra | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 1,400×3,200ドット、約6.73型 |
カメラ | 背面:約5,000万画素広角+約5,000万画素超広角+約5,000万画素望遠+約5,000万画素超望遠 前面:約3,200万画素 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 219.8g |
高性能はそのままに使いやすくなった「Xperia 1 VI」
今夏モデルの中でも注目度の高い1台がソニーの「Xperia 1 VI」だ。
Xperia 1シリーズといえば「21:9のディスプレイ」や本格的な写真・動画撮影を売りにした専用アプリがあったが、Xperia 1 VIでは「19.5:9」と一般的なスマートフォンと同等のアスペクト比のディスプレイや、カメラアプリもスマートフォンのカメラとして使い勝手のいいアプリに改められるなど「高性能を普通に使う」に重点を置いた進化を果たしている。
新素材を採用したバッテリは3年後でも80%の残量を残すような工夫が施され、冷却にもベイパーチャンバーを採用するなど、高性能を長期間に渡り安心して使い倒せる作りになっている点もオススメできるポイントだ。
Xperia 1 VI | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
ディスプレイ | 1,080×2,340ドット、約6.5型 |
カメラ | 背面:約4,800万画素広角+約1,200万画素超広角+約1,200万画素望遠 前面:約1,200万画素 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約192g |