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ブルーレイの耐久性について

所さんの目がテン!という番組によると、ブルーレイは指紋5個で再生不可能になるそうですが、本当ですか?(まあ、ふけばいいのですが)
http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/10/03/ …
あと、BD-RとBD-ROMの耐久性は同じですか?
あと、BD-RとDVD-Rではどちらのほうが寿命が長いですか?
よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

Q/ブルーレイは指紋5個で再生不可能になるそうですが、本当ですか?



A/技術的な回答をすれば、その通りです。

ただし、耐久性に影響するのは目が点の資料とは別の問題でして、ピット(穴を意味するPit)の大きさよりも、記録面から0.1mmのところにある記録層との距離の方が影響し、指紋で読み込めなくなる可能性が高くなるのです。その問題があり、HD DVDとBDという二つのメディアが2008年までは熾烈な次世代DVD争いをしたのです。

BDは元々傷やほこりに弱い傾向があり、第一世代のBDZ-S77(ソニー製品)で採用されたBD-REメディア(23,3GB)は専用のカートリッジに収まったメディアでした。この製品は2003年4月に出荷されていますが、当初のBDがカットリッジ式だったことは知らない人の方が多いはずです。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030402/zoom …

このメディアがカットリッジに収まっていた理由はメディアそのものが極めてほこりに弱く、ピックアップからメディアまでの距離がDVDの6分の一以下という至近距離で尚かつ、記録面から記録層までの距離がさらに0.1mmと極めて近い距離にあったことが起因しています。
ピックアップの浮遊距離が近いと言うことは、ちょっとした衝撃でピックアップがメディアと衝突する危険があると言うことを意味し、当時はジャンボジェット機を地上から1mの距離で飛ばすほどの技術が必要とされるほど難しい技術でした。(現在の製品はジャイロセンサーと高度なディスク偏心管理システムで制御されています)

さらに、メディアの記録層が近いと言うことは、照射された光の入射角が極めてきつい角度であるため、ほこりや傷などちょっとした汚れで記録層への光到達量が減少し、正しい記録情報を得られなくなることを意味していました。

そのため、当時はNECと東芝が開発していたHD DVDが優勢とされていました。(HD DVDは同じ405nmレーザー波長を使いDVDと同じ0.6mmディスク2枚貼り合わせとなり、記録層までの距離は0.6mmとなり、入射角が浅くなっています。それ故に傷やほこりの影響はDVDよりは大きいですが、それほど問題になることはありませんでした。ただ、容量が少なくなりました)

現在のBDに至る技術は2004年にTDKがBDAに参画し発表したハードコート技術DURABIS(デュラビス)の登場によって一転します。これまで、カートリッジが必要だったBDに対して、傷と指紋ほこりをほとんど残さない技術として開発されたのがDURABISです。
これによって、指紋やほこりはほとんど付かなくなり、実用上意図的にそれらを残そうと努力しない限りは、影響を受けることはなくなりました。

それが、今のBDとなっています。

Q/あと、BD-RとBD-ROMの耐久性は同じですか?

A/BD-ROMの方が高くなります。次いでBD-R、BD-RE、そして耐久性が低いのがBD-R LTHとなります。書き込み対応のBDはLTHを除いてDVDとは異なり、無機系の記録素材を使いますから、DVDに比べてもR/REメディアは比較的高精度な記録保持性を有しています。ただし、LTHはDVDと同じ有機素材を使うため、長期保存には好ましくありません。価格は安いですけどね。

Q/あと、BD-RとDVD-Rではどちらのほうが寿命が長いですか?

A/同じハードコート技術であるDURABISを使っていれば、DVDの方が長持ちする可能性があります。ただし、有機色素系メディアであるため、無機系に比べると常温での変化特性が強い場合があり、それを考慮した場合、LTHではないBD-RはDVDより長持ちする可能性もあります。尚、BDは傷に弱く表面のハードコートが剥げれば長くは持ちません。(間違ってもDVDのように表面を研磨するディスク研磨クリーナーは使ってはいけません)その反面、素材の耐光性は長くなるように設計されています。
BD-R LTHでなく、表面に傷が付かないという前提であれば、BDはDVDよりむらが少なく長期保存が可能な媒体も多い可能性がありますが、DVD並には持つように一応設計はされています。

まあ、BDは後発ですからまだメディアの粗悪品も少ないですから、全体平均ではBDが今は特性がリードしているはです。ただし、将来的にDVDのような粗悪メディアが大量に出回れば、大して変わらないか、容量が多いだけに評価が悪くなる可能性があります。

即ちLHTではないBD-RメディアならDVDと大差はないということになります。ただし、傷と汚れには弱いので気を付けてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/20 01:14

指紋など汚れに対する耐性はDVDの方が強いです。


代わりにBDはハードコートが標準でゴシゴシ拭いても
傷が付きにくい様になってます。

DVDはTDKの超硬シリーズがハードコートが
かかってる位で他は直ぐに傷が付きます。

RとROMは基本的にROMの方が上
BD-RとDVD-RはBD-Rの方が上かもってレベルです。
ただLTHは除きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうごさいます。

お礼日時:2010/06/19 20:01

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