THE W2025の勝ち残りノックアウトシステムを考察しよう!

この記事はTHE W2025のネタバレしかしていないので、今ネタバレされたくない人は絶対に見ないでください。中身がバレすぎてその場でヌイてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • まえがき

ということで、勝ち残りノックアウトシステムとかいう、こっちが考察しないと順位がわからないシステムを考察する記事ですけども、想像を絶するルーズさにより2024、2025同時リリースとさせていただきました。この一年間この考察をやる人がいなかった(いたのかな?いたらスンマーソングライター)のであれば、THE W2024の審査員ごとの審査の順位は誰にも明かされなかったということになるんですよね、どんな賞レースだよ。

あと〜、あの〜、新審査員の件は…触れないわけには行かんよねえ………

私は、正解は一年後で面白かったところを見た上で、その後シンパイ賞をかしことしたとかなんとか言い出したところで、粗品に一喜一憂するのはやめてアンチになろうと決め込みました。審査自体は極めて的確だったと思うんですけど、粗品ってあまりに協調性がないんよなあ、と改めて。「1秒も面白くなかった」とか「賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やった」とか思っても絶対言わないほうがいいじゃないですか。それこそ友近みたいにどうにかこうにか言葉選んで言うべきじゃないですか。そういうのが本当にない直球で言って………まあ若いのがああいう直球でズバズバな言動にハマる心理自体はわかるけども、言葉を選ぶとか協調して一番良い結果を出そうとするとかそういうことできるのが一番すごい人ですからね、やりたいことやってる人よりもTVの制約の中でしっかり笑い取ってる人のほうが芸人としてカッコいいですよ。その意味で「短めにしゃべっていいですか?」(哲夫)とか、「もう黙れよお前」(森田)とかどんな空気からも笑いを取りに行けているあの姿勢こそ真の芸人ですよ。粗品は………もうYouTuberでしょ。ああやって対立煽るようなこと言って炎上させて、議論巻き起こさせて再生数分の金は稼ぐ。特にエルフに「普段からシャバい客の前でやってるから…」なんて言ったら、エルフの単独ライブ行こうとした人が(シャバい客なんかな…)って思っちゃうだろとかそういう乗っかり方するシャバい粗品の囲いがネットにいっぱい出てくるだろとかそういうこと考えてないんでしょうか?いやむしろ、考えているからああなんでしょうけど。考えているからああなうえで、「真意はYouTubeで」じゃないんだよバーーーーーーカ。そんなんで再生して粗品の血となり肉となってたまるかバーーーーーーカ。やってることN党とか参政党とか悪質なまとめサイトとかと一緒だろバーーーーーーカ。

まあ、Twitter改めXもそういうのが拡散しやすく、そういう対立煽りで銭を稼ぎやすいSNSになっちょりますけども。そんな話長くしても仕方ないか、粗品の審査コメントじゃないんだからっつってね。ということで、ひとしきりコントも終わったところで感想と考察を書いていきますか。あの、これコントなんでね。個人の意見とかじゃなくてコントなんで。

 

 

ということで、各ブロックの感想書きつつパズルもやっていきますか。まあ、パズルの回数は去年にも増して減りましたけどね。いや、審査員コメントに尺食わすために決勝を1ブロック減らすってどういうつもり!?

 

  • Aブロック

トップバッターはもめんとのコント。正直訪問販売の女性を急に招き入れ出したときに何が起きたかよく分からなかったんですよね。そこが良かった。THE Wってわざわざ括られた中で何見たいかってこういう「女子・女性にしかわからない感情」を描いたコントですよ。とはいえ、手数の少なさは否めない。対する電気ジュースは…「テセウスの船」もそうだけど、「p.s.水が怖いときある?」とかツッコミがもう少し説明してもいいのではと思う部分がちょいちょい。両者有望株ではありますが、まだ有望株でしかない状態で「賞レース決勝進出」としてしまって良いのでしょうか?これはこの2組以外でも出てくる、THE Wの至上命題なのではないでしょうか?まさかそこの解決を粗品任せにしてみたのか????でも、あれNSCとかオーディションとかでやるならともかくゴールデンタイムのTVの見世物ではなくないか????

粗品はさておき、3組目は「とんでもあや」。自分で芸名に「とんでも」と入れることによるハードルをゆうに超えてとんでもでしたねえ……いや、これ以上のコメントないですけども。これ以上コメントできるほどの人間じゃないんですよ私は。そんな、Aブロックは最後の最後に紺野ぶるまがかっ攫う!「わかりやすく笑いどころを見せる力」が頭抜けてましたね。演技がしっかりしてるからこそ、何で落語家と付き合ってるのに春風亭昇太知らないんだよ、みたいな設定との矛盾・粗さが、ちゃんとツッコミどころというか笑いどころになるっていう。2本目はR-1の占いのネタのような一言ネタから再現コントへ進んでいくので一粒で2度美味しい。「実はめちゃくちゃ面白い人なのでは?」ってネタ中で言っちゃダメじゃないかと思う一方で、無個性を突き詰めた結果面白くなるという何らかの哲学を感じました。あと、紺野ぶるまのネタのオチあるある、一つだけあります。横になりがち、です。

そんなAブロックの結果は以下の表の通り。

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リンゴ、川島、哲夫、友近、森田の審査が重複しているのでただでさえ少ないパズルがさらに減ります。そんな5名の審査結果を見ながら説明しましょう。

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まず、2回の審査で「もめんと」を高く評価したことから、「電気ジュース、とんでもあや<もめんと」という不等式が得られる。ただし、このときに電気ジュースととんでもあやの優劣が確定しないこともわかる。そして、最後で「もめんと<紺野ぶるま」となることから、一位が紺野ぶるまであることは確定する。こんな感じで行きます。次は、田中審査員。

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2回目の審査でもめんとではなくとんでもあやを選んだことが特色といえる田中審査。その結果、1位が「もめんととの比較でしかないので確定しない」という結果になります。もめんと3位で電気ジュース4位なんすね。そんなとこばっかり暴いてどうすれば良いのでしょうか私は。

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続いて粗品審査員。3回の審査すべてで「もめんとではない方」を選んでいるため、本当にもめんとの最下位しか確定しません。どうなってんだよ。これに関しては粗品の落ち度ではないですが。

 

  • Bブロック

4年連続THE W決勝進出のエルフ、今年はいよいよネタに行き詰まりを感じましたねえ。ギャルネタしかない中でギャルの見せ方を色々変えてきたコンビというイメージはありますが、今年は結構捻りなしで「ギャルが彼氏の実家に行く」漫才コントでしたねえ。2本目はシュールでもないのにベタでもない変なネタ。THE Wってこういう変なネタ摂取するために見る番組みたいなとこありますよね。なかったらすいません。

対するパンツ万博は、あるいは漫才コントではありがちなトリックを多用した漫才コント。かまいたちがキングオブコント優勝したときのコントもある種この技なんですよね。それほどの大技とボケの大胆さがあって、それが大技に見えないっていうのは、見せ方の部分なのか…だからこそ田中や粗品の審査コメントは極めて的確と言わざるを得ないところです。Bブロックで正規の*1勝ち抜けをしたのはニッチェ。謝罪で持ってきた道具が多い、という流れから、さらに謝罪内容への二段構え。こうなると、100万円の謝罪は楽しみに……「夫と関係持った」とか安直な過激さじゃないのが本当によかったですね。2本目はにちようチャップリンで見たことあるネタ。それでも笑ってしまう。まず台本が面白いという前提で、台本以外でも強引にでも笑いをもぎ取るのはニッチェの十八番ですよ。改めて凄い。ヤメピはボケツッコミ両者からアトランダムに面白い言葉がでる感覚がたまらない。というかそもそも面白いボケツッコミの精度が高い。「がんばった大賞なのでは」「図工の成績280」など。「手作りのお札持ってないですか」に対して「人はそんなに暇じゃないですよ」なんかツッコミもだいぶ変で素晴らしいですよ。まず違法なのに。外してるところもあったけど有望株でしょう、ここも。

そんなBブロックの結果がこちら。

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リンゴ、友近、哲夫で重複。川島、田中、森田で重複。粗品は常に独自路線を行く。そんなわけでまずはリンゴ、友近、哲夫審査員の審査から。

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2度エルフを勝たせていることから分かるように、エルフ1位は確定です。パンツ万博の序列だけ確定しない。続いて、川島、田中、森田審査員の審査。

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1回目の審査で「パンツ万博<エルフ」2回目の審査で「エルフ<ニッチェ」となることから「パンツ万博<エルフ<ニッチェ」という、こちらも幹のような不等式が得られる。実は粗品もここまでは同様。ヤメピは一位であるニッチェに負けたので順位定まらず。もちろん、3人の中で順位が重複しているかいないかも確定できず。

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粗品審査員は最後にニッチェ<ヤメピとしたことで順位が確定。ヤメピ一位かい。先ほどは不確定だった粗品審査ですが、こちらはきっちり全順位を確定させた。

 

2ブロックで終わりなので、これでパズルはおしまい。これを元に表を作ると、以下のようになる。

 

Aブロックは紺野ぶるまが5〜7票を取って勝利、間違いないと言える。問題はBブロックである。3VS3VS1では?これって決選投票すべき案件では?そう思いBブロックの粗品の審査を見返すと第2位はニッチェにしている。よかった〜あぶね〜。順当にニッチェ優勝でいいっぽい〜。あと、今年から新設された視聴者投票枠でエルフ勝たせていたのも思った以上に妥当っぽい〜。よかった〜。

 

ということで、よかったので来年の予想も吐かんと終わります。ありがとうございました。

(おしまい)

 

*1:視聴者投票を非正規というのもアレですが

THE Wの勝ち残りノックアウトシステムを考察しよう2024

この記事はTHE W2024のネタバレのみで構成されています。ネタバレされたくない人は避けろ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • まえがき

実はもう4回目となりました、THE W2024の勝ち残りノックアウト方式の考察記事です。何と、想像を絶するルーズさにより丸々1年サボっていたのですが、1年前の自分が感想は書いていたため、パズル部分さえ加筆すれば世に出せる状態になっていました。ということで、今更ながら結果を考察させていただきます。なお、今年の分はこちらです。

https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2025/12/16/005800

勝ち残りノックアウト方式とは、THE Wが取っている審査方式のこと。1人目がネタ披露した直後に2人目がネタ披露、その後に1人目と2人目が戦い、勝った方が3人目と戦い………の繰り返しで戦うスタイルである。点数が出ないということもあり、各審査員が誰を1位としているかが不明瞭であり、過去には優勝者が実際の一位と乖離していることが分かったこともあるなど、欠陥の多いシステムである割にはもう4回も採用している。するなよ。ということで今回もどの審査員が誰を優勝としているかを考察していく。

 

 

  • Aブロック

とにかくよく喋る女性を演じた「やました」の一人コントから始まった大会。THE Wって一決勝に一本くらい変なオチのネタがぶち込まれるイメージがあるのですが、それがまさかトップバッターとは。いや、それで言うと世にも奇妙な物語のような、もじゃも変なオチだったな……そんな変なオチに始まり、変なオチに終わったAブロック。ぼる塾の、田辺さんに頼りすぎず、でも終盤はグルテンフリーの力技で押し切る丁寧なコントもよかったが、にぼしいわしが素晴らしかった。「標準語でお惣菜英語でデリ」と早口で補足してでも「シャネルのおばんざい」と言いたいのが伝わってくる設定からめちゃくちゃ好きだったが、「ほうれん草がシャネルのロゴだった」などの強い大喜利のみならず、中盤で漫才コントにシフトする構成面も素晴らしい。

そんな、Aブロックの結果がこちら。

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森田、哲夫、田中の3名以外で重複はないということで、5回ほど論理パズルを解きます。腕が鳴るぜ!

ということで、まずルール説明しつつ、森田、哲夫、田中から考察しよう。

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まず、1回目のノックアウトから、ぼる塾<やました、2回目のノックアウトから、やました<にぼしいわし という不等式が得られるので、「ぼる塾<やました<にぼしいわし」まではわかる。

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しかし、3回目のノックアウトから得られる、もじゃ<にぼしいわしという不等式からわかる事実は1位がにぼしいわしだったということだけであり、もじゃがどれほど低いかは不明である。もちろん、3人の審査結果が重複したとはいうが、この状態では3人の中でのもじゃの立ち位置が同じである保証もない。

以降こんな感じで進む、次は野田審査員。

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やました<ぼる塾、と、もじゃ<にぼしいわし 、という2つの不等式が得られるのだが、この2つを繋げる手がかりがない。つまり、「やました<ぼる塾<もじゃ<にぼしいわし 」なのか「もじゃ<にぼしいわし <やました<ぼる塾」なのかわからない。もっと言えば「もじゃ<やました<にぼしいわし<ぼる塾」などのように2つの不等式が入り乱れているパターンも考えられる。悪いのはシステムであって審査員ではないのだが、この徒労っぷりを味わうの二年ぶりだな…。一位も最下位も確定しないぞ。

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一方、全てのノックアウトの結果をつなげるだけで順位が確定する審査をしてくださったのがTHE W優勝者という肩書きを持つ江里子審査員。非常にわかりやすいのがいいですね。しかも非常にわかりやすく、もじゃが一位確定という結果が出るのが本当にいいですね。

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続いて、川島審査員。そういえば、やましたを高く評価してたな、と思ったのですが、パズルを組むともう案の定も案の定でした。THE W2024のAブロックの審査、実は大荒れなのでは?一年越しに言われても困ると思いますが。

 

最後は視聴者。もじゃが視聴者の思考をショートさせたため、最下位だけが確定しました。最下位だけが確定するのも勝ち抜きノックアウト方式の名物ですよね

 

  • Bブロック

「ねえ今鉛筆って言った?」、「どうしてまだ捕まってないの?」など聞き覚えあるセリフは多いが、とはいえ「鉛筆を飼ってる」という設定と展開しかたには将来性を感じざるを得ないレモンコマドリに対するは、元となったモデルもシステムも分かりやすいコントをぶつけてきた「おかずクラブ」、最終盤で「噛んだわね、マキさん」にはテレビスターゆえの余裕を感じる。Bブロック勝者は紺野ぶるまだったが、結婚出産を経て帰ってきたら、切れた発想や設定ではなく、丁寧な所作と表情で持っていく芸人になっていてちょっと驚いちゃった。あと、「周富徳」、「充電したてのN501」、「タウンページ」、「FFやったあとのPS2」など、おばさんが言いそうな古いフレーズが、本当に通じるようになっている自分にも驚いちゃった。私事ですが、今年の2月で30歳になりましたのでね。ただ、おかずクラブに勝った瞬間にMCの後藤に押し寄って「触っていいですか?」と聞いたシーンは「乳首の色を聞いてたんです」*1のときから変わってなくて嬉しくなりましたねえ。キンタロー。はねえ…全部見たことあるネタだった+各々に合わせて扮装した方が面白いに決まっている、ということでどうしても低評価になっちゃうかなあ。本当に本当にどうしても優勝したいなら、ネタを出し惜しまないといけないと思います。もちろん、そのために出し惜しもうとしないところがキンタロー。の良いところだと思いますが。

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江里子、哲夫、田中審査員で重複しているほか、野田、川島審査員でも重複している。ということで解くべきパズルは4問となる。

まず、江里子、哲夫、田中審査員の結果から。

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案の定と言いますか、Aブロックでもあったパターンですが「おかずクラブ<レモンコマドリ」「キンタロー。<紺野ぶるま」という不等式が得られ、その優劣は不明。紺野ぶるまが一位と審査したか、レモンコマドリが一位と審査したか、どちらを信じるかはあなた次第です。

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一方で、非常にわかりやすいパターンが野田、川島審査員のパターン。順位が丸見えである。キンタロー。1位なんだ、ちょい意外。ということで、次は森田審査員の審査。

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おかずクラブを高く評価しており、レモンコマドリ以外は順位が確定。最後は視聴者。

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「レモンコマドリ<おかずクラブ」、「紺野ぶるま<キンタロー。」まではわかるがその先は…と思いきや、「紺野ぶるま<おかずクラブ」があるので2つの不等式の優劣はつく。ただし、「紺野ぶるま<キンタロー。<レモンコマドリ<おかずクラブ」ではなく「紺野ぶるま<レモンコマドリ<キンタロー。<おかずクラブ」や「レモンコマドリ<紺野ぶるま<キンタロー。<おかずクラブ」などの可能性もある。一位がおかずクラブなのは確定。あとは混迷。

 

 

  • Cブロック

国会の答弁という設定でテンポ良く次々展開していく「忠犬立ハチ高」。「え〜怖い〜!」「こんな人が国を支えてるんですよ!」で(科学担当大臣だと思うと余計に)めちゃくちゃツボに入ってしまい、引っかかる展開がなかった*2のに「いつ潤」まで話が移っていっているなど展開が多くて濃いコントだった。2本目も含めて個人的には優勝でしたねえ。ヘタクソな官能小説って確かに見たことない。だから、「本題の部分がヘタクソすぎる」というよくあるロジックでも光って見えたしめちゃくちゃ笑いましたね。エルフも、はるが鳩役になるという奇策と、「振り返り」という伏線回収*3が出やすい設定で勝ちに行っていたと思う…………正直好みは忠犬立ハチ公だったけどエルフが勝ちそうと思っちゃったな……。足腰げんき教室は個人的にはあまりハマれず、ネタ終わりコメントの「おもしろ人間」とかの方が笑ったなあ。河邑ミク、「答弁に職業のクセが出る人」というコントはベタっちゃベタなんですが、個人的には裁判長が明らかにテレビ好きすぎて、そっちも面白かったですね。「爪痕残そうとしてる?」「それはそれでヤリに行ってるように見える」って裁判長が言うわけないだろ!どうでもいいけど、前にTHE W決勝来た時もオチで攫われてなかった?カンニングのコントで。

そんなCブロックの結果がこちら。

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「忠犬立ハチ公」を「忠太立ハチ公」と書き間違えかけるなど気が抜けています。気が抜けた状態で論理パズルをするな、とお叱りの声が届くのは至極真っ当ですが、忠犬立ハチ公が2度満票を取るようでは、気も抜けるってもんです。とはいえ、足腰げんき教室は書き間違えませんでしたけども。緊張感もありながらですからね。

ということでまずは森田、野田、江里子、哲夫、田中審査員から

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まあ、忠犬立ハチ公に3回入れているのでこれ以外の情報が出ようがないという。こんなに圧勝していたんですね。続いて、川島審査員と視聴者投票。

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はじめエルフに投票するも、その後2回は忠犬立ハチ公に投票。そのため、「あの凄い忠犬立ハチ公よりさらに凄いエルフ」という形の結果になります。審査員はそういう仕事なので良いですが、私のような素人がこんな比較の文脈で芸人を褒めてはいけませんな。

 

以上が審査結果となるが、ここから各審査員の中での一位を表にすると以下のようになる。

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ここからさらに整理しないとCブロック以外は混迷を極めている。「各審査員の中での一位」が確定しない審査員が多数いるためだ(何度でも言うが審査員が悪いのではなくシステムが悪い)。

まず、Aブロックは「にぼしいわし」は7名中3名から支持を集めている。一方、不確定要素であるぼる塾ともじゃの票数はともに最大2票である。よって、Aブロックの1位がにぼしいわしであることは揺るがないと言って良い。

一方のBブロックは、実は歴代トップクラスのカオスである。まず、「レモンコマドリor紺野ぶるま」が最大勢力なのでどちらが3票とって勝ち上がる運命だったかが確定しない。もちろん、3票が同じ芸人になる保証はないが、そうなるとレモンコマドリか紺野ぶるまのどちらかが2票を取ることになる。この場合2票を取った芸人は、「おかずクラブVSキンタロー。VS当該芸人」という三つ巴の決戦投票が行われることになる。そうなると、考察した結果、Bブロックからは誰もが勝ち上がりうるというもっとも徒労な結果が出てくる。そうなると最終決戦の結果も変わってたりして…ね…ハハハ…。

Cブロックは見ての通りである。まあ、にぼしいわしと忠犬立ハチ公の最終決戦進出は確定だったわけで、そう思えば、にぼしいわしの優勝は揺るがないはずでしょう。うん。

そういえば、と、2023年の考察記事を見返したところ「優勝するのはBブロックのトップバッター」と予想していた。そんな発言がBブロックをこんなに混乱させてしまったのかもしれない。下手な予想は打たないようにしよう。1年越しにそう反省したのであった。

(おしまい)

 

 

*1:R-1グランプリ2018より。紺野ぶるまが濱田祐太郎のとなりで結果発表だったときに、濱田祐太郎に耳打ちしていた言葉

*2:厳密にいうと「2位じゃダメなんですか?」って言う方が白いスーツじゃないとダメじゃない?とだけ引っかかったがもうそんなことどうでも良くなった

*3:と、便宜上呼ぶしかない、天丼だけど天丼でもないらへんのやつ

令和7年、千葉寺にて、ヤバすぎる店を発見する

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千葉寺、千葉中央駅から一駅先にある京成線の駅。JRの場合は千葉駅で京成線に乗り換えれば2駅で着く。と、いえば近い駅に思えるだろう。しかし、千葉中央駅から先は線路が単線になり、10分に1本走る京成線の電車の本数は半分になる。そんな近くて遠い場所、それが千葉寺である。

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駅舎の外見は新幹線の駅かと思うほど綺麗なデザインであり、使われない逆側のホームはこの路線の複線化をいつまでも待ち続けている。それが千葉寺駅だ。

私はこのたび、野暮用があって千葉寺駅に降り立った。野暮用が何なのかは言えないが、青葉の森公園に用があったわけではないことだけは言っておこう。千葉市民は小中学校のスポーツ大会とか遠足とかで青葉の森公園に行くが、その後自主的に青葉の森公園に行くことはない*1。

そんな、千葉寺という街である店を見つけた私は吸い込まれるように入っていった。

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リサイクルショップレインボーである。先ほどの写真には写り込んでいないが、私を吸い込んだのはこの看板。

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そう、コストコでは箱で売っている商品をバラ売りしているのである。いいのか、そんなことして。…でも、よく考えたら普通のスーパーも問屋で買ったものを転売しているので別に悪いことではないか。たまたま仕入れ先が問屋じゃなくてコストコだっただけのことだもんな。それって転売ヤーの常套句では?と思うかもしれないが、店内ではサンホイル(アルミホイル)が1箱60円で売られていた。洗剤も明らかに相場より安かった。つまり、転売ヤーと違って不当に値段を釣り上げているわけではない。そうなるといよいよ悪いことはないのかもしれない。少なくともそういった指摘ができる隙を私は見つけられなかった。ただ、それでも、コストコ側が「やめろ〜!」といったらやめなくてはならないと思うが。

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店内はこんな感じ。もちろん、オーブントースター屋さんではないので冷蔵庫、将棋盤(駒なし)、禁煙パイポ、ズボンプレッサー、ダービースタリオンなどの初代PSソフト、幼稚園のお楽しみ会で使うようなスポンジ製でカラフルなサイコロなど様々な商品が売られていた。昨今のコンビニエンスストアの品揃えやサービスの拡充には目を見張るものがあり、その分だけアルバイトに対する負荷も大きくなっていると聞く。しかし、そんなにもアルバイトが頑張っているコンビニエンスストアに冷蔵庫が、将棋盤(駒なし)が、禁煙パイポが、ズボンプレッサーが、ダービースタリオンが、そして幼稚園のお楽しみ会で使うようなスポンジ製でカラフルなサイコロがあるだろうか?コンビニには日々の生活を満足させ、なおもありあまるほどの品揃えがあるが、この店には日々の生活に必要なく、それゆえに見失っていたものが沢山ある。私はそう思った。

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先ほどの写真で奥に映り込んでいるのがこの部分。そう、オーブントースターを載せているラック自体もまた「レンジラック」という商品だったのである。このラックはリサイクルショップで第二の人生を始めようとしている間にすでに第二の人生が始まっている。陳列されながら消費されている。

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このポップの古さも、この店を語る上で外せない。いや、この方が古いっていうんじゃないですよ?ただ、この方本人も、もうこの服装でこのギャグをやっていないんじゃないでしょうか?そういう古さです。じゃあこの方が今どういう服装で何やっているかというと……………ややラフな服装でまどマギを見てます。

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そんな店内で見つけたのが、ごちうさのジグソーパズルである。500円。吸い込まれるようにこの店に入った私は、吸い込まれるように「買おう」と思ってしまった。

ごちうさ(ご注文はうさぎですか?)は、見ていた時期こそあるが、今は見れていない。というかここ数年あるいはそれ以上の間、見れていない。他に見たいコンテンツ(バラエティ番組)が多すぎるためだ。だから、ごちうさが嫌いになったわけではない。ただ、今の自分がごちうさのファンかっていうとそれも違う。明らかに違う。

それなのに、いやそれだからこそ、私は「買おう」と思ってしまった。妙な雰囲気の店でごちうさのジグソーパズルを500円で買う、めちゃくちゃ面白い。どうですか?面白いと思わなかったら、特にその思いを私にぶつけないで静かにこのブログを閉じてください。このとき、私は面白いと思ってしまったのだ。

家に誰かが来て、「あれ?ごちうさのパズルじゃん?こんなの持ってたの?」と聞かれて、答えが「千葉寺でコストコの日用品バラ売りしてるってリサイクルショップがあってさ……そこで見つけてさ、なんか買っちゃったんだよ。500円だったし」という会話ができる。これは、同じごちうさのジグソーパズルでも秋葉原のアニメイトに仕入れられたごちうさのジグソーパズルにはない機能だ。そう思うと500円ってめちゃくちゃ安いし、あのジグソーパズルもめちゃくちゃ面白くなってきた。絵に線が入ってるのすら面白くなってきた。いいぞいいぞ。あと何でマヤいねえんだよ。

ただ、家に来る誰かとは誰なのか、そんな予定はあるのか。ないのである。ないから私はブログに書いているのである。

ごちうさのジグソーパズルをレジへ持って行く。店員さんは500円を支払う。このとき、撮影許可とかネット掲載許可とかもらうべきだったのだが言い出せなかった。店員さんは、何らかの帳簿にチェックをつけていた。じゃあツラ割れてんじゃねえか。あのごちうさのジグソーパズル、俺で最後だったけど、売れすぎて最後なんじゃなくて最初で最後のやつだろうから。陳列され方からしておそらくそうだったから。ツラが割れているから大丈夫とかそういうことでもない気はするが、とにかくツラは割れている。

そんなわけでごちうさのジグソーパズルを持ってリサイクルショップをあとにすると、野晒しのワゴンで10円のガラス食器が売られていた。

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10円のガラス食器が野晒して。しかも、中にはなぜか定期的にTwitterでバズる「人を殺すための灰皿」も売られていた。うーむ。

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うーむ、そういえばこの店では酒も売られていた*2。ということはこの食器にテキーラを入れて飲むほうが面白かったかもな……うーむ……

 

 

いや、違うな。

 

 

吸い込まれるように入ったこの店で、俺がやりたいユーモアは、「ネットで定期的にバズる」とか「灰皿も食器なのかよ」とか「今更になって古の芸能ニュースをイジる」とかそういう先人たちの方程式に則ったユーモアじゃないんだよな。もっと、純粋な無意味なんだよな。あと、「職場の給湯室で誰のでもない公共のコップ使うんじゃなくて自分のコップ使ったほうがいいんだろうな、公共のコップだと思ったら誰かの名前が思いっきり書いてあってビビるときあるしな…」という悩みを10円で解決できるのだが、そういう実用的なことしたい店ではないんだよな…いや、コストコで売っている日用品のバラ売りをやっている店なのでそういう使い方をしている人々を否定するわけではありませんが…。ガラス食器が10円(陶器は30円)で買いたい人にはオススメです。

ちなみに、「ガラス食器が野晒しで10円」という状況は面白い。ただ、私が10円でガラス食器を買って持ち帰ってしまうとその面白はなくなってしまう。他にも色々なものがあったが、俺の中でこの店で買いたくなった面白商品は「ごちうさのジグソーパズル」であった。色々物色したが、そうなった。「けいおん!の秋山澪の腕時計」もあったが、最後は「ごちうさのジグソーパズル」だった。腕時計はわずかに実用的だったのが惜敗の原因かもしれない。

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かくして、ごちうさのジグソーパズルが我が家にやってきた。「やってきたんじゃなくてお前が買ったんだろ」とみんなが思うだろう。しかし、私がこの写真を撮った時に間違いなく「やってきた」と思っていた。めちゃくちゃデカくてめちゃくちゃピースが多い。ああ、私はごちうさが好きでもないのに、ごちうさのジグソーパズルの所有者になってしまった。石炭や石油や鉄鉱石など、地球上のあらゆる資源、物質は有限である。それはごちうさのジグソーパズルにおいても同様である。それなのに、私はごちうさのジグソーパズルの所有者の一人になってしまった。まさか、これ限定100枚とかでプレミアついていたりしないだろうか。世の中にはこれを5万10万で買いたい人がいるとかそんな、純粋無垢な出発点から無自覚にせどることにならないだろうか。もし、これを5万10万で買いたい人がいたら、私はその人に売るだろう。なぜなら、こんな面白で買った人が持っているより、これを5万10万出すほどに価値を思っている人が持っていたほうが絶対健全な状態だからだ。あれ?でも店員さん「そのごちうさのジグソーパズルは絶対に誰にも売らないでくださいね。売ったらとんでもないことになりますから」とか言ってたっけな。言ってないか。言ってるわけないよな、そんな黒ィ店員さんじゃなかっただろ!いい加減なこと言うな!ツラ割れてるんだから!

 

そんなわけで、ごちうさのジグソーパズルを買った日が終わった。私がブログを更新するのはTwitterに収まらないと思ったこと書くときである。それで言うとこの記事は「千葉寺で妙な雰囲気のリサイクルショップを見つけて、ごちうさのジグソーパズルを買った」というだけ、Twitterに収まる話である。しかし、それだけなのにそれだけでない何かがリサイクルショップレインボーにはあったのである。皆さんもぜひこういうリサイクルショップに行ってみてください。見つからなかったら千葉寺まで足を運んでみてください。

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:個人の偏見です

*2:酒を飲めない人がなんらかの理由でもらった酒を手放すために中古の酒を買い取るという概念はこの店に限らず存在する

嵐ファンよ、札幌近辺の宿を増やそう

どうも、オルソンです。

 

 

今回はタイトルの通り「嵐札幌ライブ北大後期と日程被り問題」についての記事を書く。

 

「嵐札幌ライブ北大後期日程被り問題」

嵐の札幌ドームでの解散ライブツアーが2025年3月13日、北大後期の日程が2025年3月12日であるため、後期受験生が泊まる枠がないくらいホテルがパンクする見込みとなっている問題のこと

 

事故と言ってしまえば事故、仕方ないといえば仕方ない。しかし、未来ある受験生や嵐の最後を見届けたいファンに対して「仕方ない」で済ましていいものではない。そこで私が考えた策が「札幌近辺に宿を増やす」という策である。そもそも宿のキャパが狭いのがいけない!悪いのは北大でも嵐でもない!札幌市の都市開発がダメなんだ!

 

では、どうやって宿を増やすのか?今からホテルを建ててもらうという唯物論的な考え方では、4ヶ月後に間に合わないのはいうまでもない。そこでここはひとつ「宿だと思うものを広げることで宿が増える」という観念論的なアプローチで考えていきたい。

 

ということで、私なりの札幌近辺の宿を上げていきますので嵐ファンの皆さんはぜひ参考にしてみてください。ちなみに、ある事情により北大後期受験生向けの情報はほぼありません。

 

  • å¿«æ´»CLUB

ということで、まずはベタに私がホテルとして愛用している快活CLUB。オルソンは職場都合でGWとお盆しか旅行に行けないうえに、ダイナミックプライシングの強火アンチなのでよく使わせてもらっている*1。なお先に言っておくが、18歳未満*2はネカフェに泊まることはできない。

ということで、札幌近辺にある快活CLUBは以下の通り

快活CLUB札幌駅南口店

快活CLUB札幌大谷地店(★)

快活CLUB札幌狸小路店(◯)

快活CLUB札幌狸小路2号店(★)

快活CLUB札幌清田店(★)

快活CLUB札幌西岡店(★)

快活CLUB札幌環状通東店(★)

快活CLUB北42条店

快活CLUBすすきの店(★)

快活CLUB厚別東店(★)

 

★→鍵付完全個室がある

◯→鍵付完全個室はないがカラオケはある

無印→鍵付完全個室もカラオケもない

すべてが札幌駅が最寄駅と言うわけではないが、地下鉄もあるし、「札幌近辺」範囲を広げることで宿の枯渇と宿泊費の高騰から逃れる、という技があることは快活CLUBとは無関係に覚えておきたい遠征の小技である。だからといって快活CLUB北見店とか釧路木場店とかから札幌は列車で5時間くらいかかるので北海道の広さを甘く見ないのも大事だが。

「鍵付完全」個室という言葉は、鍵なしで不完全な個室があって初めて生まれる言葉(レトロニム)なので、鍵付完全個室ではないブースがどういうことかはまあなんとなく察してほしい。扉はありますが、天井はトイレ個室と同じ構造です。イビキとか筒抜け!(鍵付完全個室の防音はしっかりしている)

鍵付完全個室であれブースであれ、個室にパソコンがあるので、USB端子はあるしそれと別にコンセントもある。床にそのまま寝れる「フルフラット」はもちろん、「リクライニング」でも90°近く傾くので意外とそちらでも有用性は高い。

さらに、鍵付完全個室はWebで2ヶ月前から予約が可能。1月12日に予約できるのでスマホのカレンダー機能にでも入れておこう。ブース予約はできないが、カラオケブースは電話で予約可能。何日前とかはわからないが予約可能。カラオケのコンセントを抜いて、個室で堂々と寝よう!

なお、ここにある通り身分証明書がないと泊まれないので要注意!!!

 

 

快活CLUBと並ぶネカフェの二大巨頭…と呼ぶには快活がデカくなり過ぎている感あるが何はともあれ二大巨頭!

自遊空間SELF札幌北光店(★)

自遊空間SELF手稲前田店(★)

自遊空間SELF恵庭住吉店(★)

自遊空間苫小牧店(★)

 

★→鍵付完全個室がある

そんなわけで北海道内に5店舗、うち使えそうなのは4店舗*3。札幌にある2店舗も中心街とは言いがたく、恵庭とかいうニッチな出店まである始末。設備の快適性や清潔感、メンテナス度も快活CLUBより劣るが、料金もその分安くなるので、ぜひ視野に入れたいところ。こちらも2ヶ月前から予約が可能(しかも鍵付完全個室以外も予約できる)。なお、18歳未満宿泊禁止、宿泊時に身分証明書が必要なのも同様。

 

カラオケボックスは本来カラオケする場所であるが、よく考えると個室であるし、長い椅子もあるので横になって眠れる。カラオケの機械のスイッチは大体本体の右にあるらしいがわからなかったら、最悪コンセント抜けば止まるんじゃないですかね。まあ、嵐ファンとしてここで嵐の曲入れると嵐に数円程度印税が入るが。なお、カラオケボックスだったら18歳未満でも宿泊できるかというとそんなことはないらしい。

使えそうなカラオケボックスは以下の通り

カラオケ館札幌駅前店(△)

ジャンカラ札幌駅前店

カラオケまねきねこ札幌駅前店

カラオケマッシュさっぽろナナイロ店(△)

ジャンカラすすきの店(△)

ジャンカラすすきの2号店

カラオケまねきねこ札幌すすきの南5条店(△)

カラオケまねきねこ札幌すすきの南6条店(△)

カラオケまねきねこ新札幌駅前店(△)

カラオケBanBan白石店(△)

カラオケまねきねこ札幌白石店(△)

カラオケまねきねこ札幌白石2号店(△)

カラオケBanBan平岸店(△)

カラオケビッグエコー澄川駅前店(△)

カラオケまねきねこ札幌澄川店(△)

カラオケまねきねこ大麻駅前店(△)

 

△→午前5時あるいは6時閉店

最近は物価高でカラオケも高くなっており、格安な宿として使えるのはまねきねこがせいぜいどうかくらいのものだが、快活や自遊空間も枯渇したら視野には入ると言わざるを得ないだろう。なお、1人だと時間制限がかかるため、自分が青森のまねきねこに泊まったときは、明け方に締め出されてしまい青森駅に入ることもできずイートインのないファミマに2時間くらい居座った記憶があるため、事前に約束して相部屋を組んでおくことをオススメしたい。また、料金差が結構デカい業種なので、そこは自分で調べてください。

 

個室はないかもしれないが、風呂があって横になれてご飯も食べれる施設、それがスーパー銭湯である。ただし、すべてのスーパー銭湯が24時間営業ではない。札幌近辺の使えそうなスーパー銭湯は以下の通り

ていね温泉ほのか

こみちの湯ほのか

新千歳空港温泉

 

(注:こみちの湯ほのかは全館女性限定)

(注:新千歳空港温泉は10時開店翌日9時閉店の23時間営業)

(注:「湯の郷絢ほのか」「たまゆらの杜」は駅から遠すぎる立地のため除外)

これらのスーパー銭湯は深夜特別料金を取るのが主流なため、快活CLUBなどより大幅にお値打ちになることはないことは念頭に料金などを調べよう。コンセントは延長コードとマルチタップが地を這うシステムで不均等なことが多い。

ちなみに、未成年の宿泊は法的に禁止されているわけではないが、店のルールにより禁止されていた。そもそも店が禁じてないからって高校生にスーパー銭湯泊を勧めるなよって話ではある。

ところで、11月24日午後10時ごろまでこの次の章には新千歳空港のターミナルビルに泊まるという作戦が書いてあったのですが、新千歳空港温泉とホテル以外は23時30分に閉鎖されるらしいです、大変申し訳ございませんでした。

 

  • ファミレス

ファミレスも24時間営業することが多いので宿泊場所として使えるが、オルソン史上2番目に過酷な宿泊であり、到底オススメはできない。なにしろ、宿でありながら横になると店員に注意されるのである。さらに減光や消灯もなくBGM音量ダウンもない。宿としての自覚があるのか疑わしいレベルである。また、最近は働き方改革の波により24時間営業の店が減っているという事実もある。そんな中で使えそうな宿がこちらである。

ガスト札幌狸小路店(△)

味噌ラーメン山岡家すすきの店

ラーメン山岡家すすきの店

餃子の山岡家すすきの店

ラーメン山岡家新道店

ラーメン山岡家月寒店

ラーメン山岡家大谷池店

ラーメン山岡家太平店

ラーメン山岡家手稲店

 

△→午前5時閉店

北海道は山岡家のお膝元であるため、24時間営業の山岡家はやたら多い。そのため泊まれるラーメン屋は多いようだ。なお、高校生がラーメン屋に泊まってはいけないという法律や条例は存在しない。逆にね。

なお、マクドナルドはGoogle Map上では24時間営業となっていても「深夜帯はウーバーのみ営業」の店舗が多いらしいので当てにしてはいけない。

 

  • 番外編:野外泊は危ない

オルソン史上2番目に過酷だった宿泊はファミレス泊であるが、1番過酷だった宿泊体験が野外である。これは、9月の函館で行った。当時はあった寝台急行はまなすを函館で降り、3時ごろには駅舎からも追い出されて決行することになったのがベンチ泊である。明け方に起きると身体が芯まで冷え切っており、慌てて駅前のファミマでホットレモンを購入。ホットレモンの一気飲みを成功させた。人は体温が冷えすぎるとホットレモンを一気飲みできるということを身をもって学んだのであった。

9月でこの有様なので、3月の北海道での野外泊は絶対にやめましょう(装備がガチガチであれば別)。

 

  • 結論

どうか、受験生のためにホテルを譲ってあげてください!!!!お願いします!!!!

 

*1:なお快活CLUBもイベント合わせダイナミックプライシングをしないわけではないらしいので注意!

*2:厳密には「18歳未満(高校生含む)」なので18歳になっていても高校生はこのルールが適用される。以下、快活以外も同様とする

*3:残り1店舗は室蘭

チャーハン大捜査線、伏線とか考察とか備忘録

この記事は、チャーハン大捜査線のネタバレしかしないので、ネタバレNGの人はブラウザバックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • まえがき

ということで、内通者は山本浩司だったわけですけども、チャーハン大捜査線というのはラヴィット!内のドラマ(?)コーナーでして、最終回を前にドラマパートが一挙配信された。

そこでこの記事では山本浩司が内通者であることを前提に見ることで、ドラマパートに伏線とかあったのかを検証する記事である。

 

  • 第1話

動画時間4分、うち2分以上オープニング*1とエンディングという回だが、それでも張り込みのシーンで関は炒飯を食べているのに、山本はアンパンを食べているうえに、あの名台詞「室井さん!チャーハンが止まりません!」に対して(何言ってんだこいつは…)と呆れ顔を見せているという尺の割に伏線が濃密な回でもある。オープニングでは川のほとりで物憂げに立つ山本浩司も見れるぞ。

 

  • 第2話

動画尺が4分から5分*2になったが、内容はほぼ同様。タイトルが「新人刑事岩崎大昇」だが、ドラマパートには岩崎大昇は未登場で、そういう方法で再生数を吊り上げる手法みたいになっちゃっている。

あとこれもどうでもいいのだが…違法チャーハンに使われている塩をかけたチャーハンは違法チャーハンじゃない?関刑事バクバク食ってたけど大丈夫?「チャーハンが止まりません!」って違法だからじゃない?

 

  • 第3話

この回からドラマパートが10分と2桁の大台に乗る。ドラマパートとしては岩崎大昇初登場回にして、内藤フーズ社長に撃たれる回。

なお、岩崎大昇は胸にラードを入れていたおかげで助かるのだが、助かったことを知った山本があまり嬉しそうにしていないように見える。さらに、一度は3人で笑うのに「この炒飯お見舞いですか?」と岩崎が質問した瞬間、山本の顔は一気に曇るのである。

また、この回はチャーハンFBIはケンタサカイ初登場回でもある。ケンタサカイの口からICBS(Ilegal Chaofan Brokers Syndicate)の名が出たのもこの回である。

 

  • 第4話

田村真子乃さんが関刑事をビンタするという鮮烈なデビューを果たした回。なお、この回以降、オープニングで毎回真子乃さんが関刑事をビンタする映像が流れるため、視聴者の中には真子乃さんが何度も関刑事を引っ叩いているという印象を持っている方もいるかもしれないが、真子乃さんが関刑事をビンタしたのは後にも先にもこの一回のみである。

なお、その一部始終はなぜかチャーハン課の部屋にいたチャーハンFBIケンタサカイに全て見られていた。こんなセキュリティの甘さでは、そりゃあ焦げた米粒の1つや2つくらい入るだろと思わざるを得ない。

この回でケンタサカイは真子乃さんに頼んで、岩崎大昇の身柄をチャーハン刑事に引き渡す。そして、山本が岩崎を消しに病室に向かったところ、いなくなっていたため慌てて関刑事へ電話をする。病室に現れた関と山本を出迎えるように現れたケンタサカイは岩崎刑事について質問されても「さぁてね」などとはぐらかし、山本が「こんな奴に構ってても埒が明かないですよ」と提案し関とともに病室から退散する。それを見届けたケンタサカイはなぜか爆笑する。………もしや、ケンタサカイは、山本が内通者であることを見抜いていたのではないか?確証はなくとも何らかの理由でその可能性に辿り着くくらいはしていて、だから岩崎の身柄について何も言わなかったのではないだろうか?

なお、ドラマパートにこれらの展開を詰め込んだ結果、VTRで未公開となった中華料理店の住所と電話番号がエンドロールで晒されるという事態が発生。この回以降、紹介するチャーハン店が2軒から1軒となる。ドラマパートを削るのではなく、チャーハン店を削るという解決策。

また、第3話が2024年9月4日放送、第4話が2024年10月30日放送であり、岩崎大昇主演ミュージカル「ニュージーズ」の公演が2024年10月9日〜10月29日に行われ、11月上旬には兵庫や福岡でも公演されているが、これは岩崎刑事消失事件とはなんら関係ないものと思われる。

 

  • 第5話

老兵「たっつぁん」と情報屋「モグラ」の初登場回。なお、モグラは電話の声のみの出演でその正体は第6話へ持ち越し。

たっつぁんはすでに「ICBSからのネズミが紛れ込んでいる」ことを感知しているが、それをモグラに報告する途中で、ICBS特有の赤いチャーシューで襲撃されてしまう。のちに犯人は、内藤フーズ社長と判明するが………まだ伏線のあるシーンとは言いがたい。

ただし、この回辺りからパネラー席へ相関図の配布が行われる。この相関図は、パネラー席へ配布→コンセプトショップへの展示を経て、最終的にチャーハン大捜査線がOAされるたびに、ラヴィット!公式アカウントが画像を配信するようになったが、山本の説明文は「しばしば隠れてラーメンを食べている」である。

 

  • 第6話

かおたんで「チャーハン定食」というかおたんのメニューにない*3ものを頼み、「弱火でじっくり」というチャーハンとしてそんなわけない焼き方を頼むと、裏チャーハン社会の情報交換が行われるバーへ行けることが判明した回。なぜチャーハンFBIがモグラを消しにきたのかがわからないが、この回以降モグラは出演しなくなる。なお、ケンタサカイは、岩崎大昇の身柄をチャーハンFBIに預けさせるよう依頼したときも「タイショウイワサキを消して欲しい」と言っていたため、モグラに対しての「消す」がどのような意味かは掴みかねる。

 

  • 第7話

たっつぁんの名台詞、「焦げた米粒が混ざってるみてえだ」の初登場回。このシーンでも、山本の顔は驚いているというより強張っており、探りを入れるためか推理を逸らすためか「何かの間違いじゃないですか?」とすかさず質問をする。

また、この回は南後すみれ子刑事初登場回でもあり、「関くん、何か隠してない?」と鋭い勘を見せ、関より大幅に強く山本を叩くことから、すみれ子さんは山本が焦げた米粒であることに勘づいている可能性もなくはない。なにしろ、のちの展開でICBS関係者と判明しますからね、すみれ子さんも。

また、すみれ子さん初登場シーンではすみれ子さんもチャーハンを食べており、関刑事も考え事をしながらチャーハンを食べているが、ここでも山本はチャーハンを食べておらず、山本がチャーハンを食べるシーンは全編にわたっても一つもない*4。警視庁チャーハン課という職務中のチャーハンが常態化している奇妙な世界においては、むしろ「チャーハンを食べていない」山本の方こそが異常者である、という巧妙な伏線であると言える。

 

  • 第8話

すみれ子さんを襲撃しようとした尾関高文容疑者が取り調べされるシーンから始まる回。山本が取り調べ室へ尾関の身元を調べた資料を持ってくるが、10年前に商社を辞めて以降フリーターをしているとだけ話し、最も肝心なICBSに関する情報を隠している。このあと、関の方から自然と山本と尾関を2人きりにしてしまったが、警視庁への不法侵入を得意とするケンタサカイにより「尾関のICBSに関する情報は聞き出せたのか?」「クックック…あんたのすぐ近くにいるのかもな内通者が」と言われてしまう。この頃にはケンタサカイは全てをお見通しであると見て間違いないだろう。

なお、関が違法チャーハンに家族をめちゃくちゃにされていることが初めて発覚するのはこの回である。

 

  • 第9話

室井さんの指揮により逮捕された尾関容疑者が、検死するまでもないほどの即死をした回。

この回で、室井さんは警視庁からICBSへの内通者が赤坂サカス署チャーハン課にいることを疑っていることまで話す。なんでも、赤坂サカス署の通信記録が不自然なほど全て消されていたらしいのだ。そして、室井さんは「覚悟しておいてほしい、仲間を撃つことになるかもしれない覚悟を」と関へ言い残す。なお、室井さんが関へこれらの話をしたのは、「関を信頼している」かららしいが、だとしたらなぜ2人きりで喋らないのだろうか?関の後ろに山本がいることに気づいてないのかな?そんなはずないけども。

また、最終話で明らかになるが、通信記録を抹消したタイミングは尾関が立てこもり事件を起こしたときであり、そもそも立てこもり事件も山本が尾関をそそのかして起こさせたものであった。山本は立てこもり事件の現場に来ておらず、そのときに通信記録を全て消したのであった。

 

  • 第10話

尾関を狙撃した犯人を探す回。 岩崎大昇の身柄がチャーハンFBIから還され、その理由が説明されたということは、山本と岩崎を近づけるリスクよりも、自分を撃った犯人を見ている岩崎刑事が捜査に参加することによる事件解決の早期化を優先したものであろう。実際、山本にずっと操作させていても見つからないだろうし、何なら隠蔽されるまであるし。

 

  • 第11話

尾関を狙撃した犯人の正体が内藤剛士社長であることを突き止めた回。突き止めた関は、真っ先に山本に報告するという、真相を全て知ってから見ると最悪でしかないムーブをし、関刑事は大量の内藤フーズ社員に襲われ、内通者に銃口を向けられることとなってしまった。

 

  • 第12話

最終回。ドラマパートのみ切り抜きが行われていないが、目視で計測すると前半が8分33秒、後半が19分16秒、合計27分49秒がドラマパートになっている。これは第11話(18分41秒)の1.5倍近い長さであり、第10話以前が13分前後であることを考えると異常なボリュームである。

この回で山本が独白したことを時系列順に並び替えて構成したこともあり、最終話で話すことはあまりない。ただ、ラストシーンで山本が帰ってきたかのような描写があったが、作中で山本が3兄弟であったこと、うち兄の浩一は交通事故で死んでいることを考えると、浩三がチャーハン課に配属されたと考えるのが自然だろう。

また、最後にもうひと考察。第3話にあった「胸にラードを入れていたおかげで銃弾を防げた」という描写が最終回でもう一度伏線として回収された。ラードとは豚の脂肪分である。…ということは、この世界では豚は銃で撃たれても死なないのだろうか?

 

  • 結論

豚は拳銃で撃たれても死なない。

 

*1:「炒飯」ってエコーがかかるアレ。あと、Rhythm and Policeに合わせて盛られるチャーハンの映像好きです。音MADみたいで。

*2:まあTVerの分数表示って切り上げなんですけども。

*3:かおたんでは「定食」ではなく「セット」と呼ぶ。それでも公式サイト上にチャーハンセットはないようだが

*4:ドラマパートのみならず、ロケパートでも山本がチャーハンを食べるシーンがカットされているという徹底した作り込みも有名な話である

2日間で笑点を3本真面目に見た話

  • まえがき

笑点、というと皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか。国民的アニメとされる「ドラえもん」や「サザエさん」をも超える長寿番組であり、日曜の夕方という放送時間も相まって非常に緩い番組として、その緩さがウケている番組である、と言ったイメージではないでしょうか?夕飯を食べながら、あるいは夕飯の支度をしながら、ながら見する方も少なくないのではないでしょうか?

笑点は「大喜利」をやっている番組です。大喜利というのは、面白さによって入った得点を競うものです。そういった意味では笑点は「お笑い賞レース」なのですが、IPPONグランプリとは似て非なる空気です。先述のようにまず緩いのです。IPPONグランプリや座王、そしてこれは大喜利ではないですがつい先日のキングオブコントのように、結果を気にして見ているか?というとそんな方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?いたらすみません。

そんな番組である「笑点」を2025年10月19日〜2025年10月20日にかけて私は真剣に3本見ました。笑点を週に2本以上見るというのもしたことなかった(普通0あるいは1だから)私がなぜそんなことをするようになったのか、今回はその記録でございます。

 

  • 2025å¹´10月19æ—¥

この日私は、午前中はオモコロ展に行き*1、午後は以下の企画に参加させていただいておりました。

[TwiPla] 【合法】芸能バカオフラインカジノ https://twipla.jp/events/693003

以前、2度参加させていただいている「芸能バカクイズ」主催者であるうっらいさんが主催した企画「芸能バカオフラインカジノ」です。会場であるティアラこうとうの地下へ下り、(いや〜やっぱりカジノって地下だよな〜)と思っていると看板(?)に「オフラインのやつ」と書かれていて笑ってしまいましたね。地下で秘密裏に行われるカジノ、って設定は男心くすぐるよな〜〜っ!!!*2

そんなわけで「 オンラインカジノができない今、時代はオフラインカジノだ!」(上記のTwiplaより引用)という罪の本質を理解していないコンセプトの会ですが、「お金を出すのは禁止」「ボールペンや小さい金に交換できない」といった本質的なルールも引かれスタート。「令和ロマンチーム」、「ダンビラムーチョチーム」、「ダイタクチーム」など何らかの共通点を感じるチームわけ。ちなみに私、オルソンは「とろサーモンチーム」でした。……………あれ?

ルールは、ゲームを行う→勝つとポイントがもらえる→そのポイントを賭ける(カジノフェーズ)→一番ポイントが多い人が優勝、というもの。ゲームもカジノもうっらいさん考案のもの。珍名の芸人コンビの名字を挙げる「M-1グランプリ」*3や、スライドに名前が出た芸能人にガヤを入れまくって、ガヤを聞いた一人がその芸能人を当てる「二代目藤本敏史オーディション」や、ポイントを積み上げるフェーズなのに完全運ゲーな「STAR5ゲーム」などを楽しませていただきました。

そして、積み上げたポイントを賭けるカジノフェーズの最終ゲームは「笑点カジノ」。笑点で誰が座布団をもらうかを一問ごとに賭けるというもの。一本の笑点で大喜利が3題出るので、笑点を2本分つまり6回カジノをやりました。不思議なもので、別に換金できるわけでもないポイントでも自分たちで考えて賭けると笑点の視聴にも体重が乗っかるし、思った通り勝てると脳汁が出るというものです。笑点でもなんでも「賭ける」という行為が挟まると、真剣に結果を凝視してしまいます。いや〜、カジノって楽しいですね〜。

なお、我々とろサーモンチームは最終問題で一之輔師匠にほぼ全ベット。他チームが一之輔師匠に賭けないので一之輔師匠だけ勝てば優勝じゃい!!!と思ったら、座布団の移動一切なし。最後の最後で一之輔が春風亭昇太の悪口を言い、提供バックでヌルッと座布団2枚剥奪。我々とろサーモンチームも−2300ポイントという大破産に至りました。カジノって怖いですね。なお、優勝は全ベットせず10ポイントだけ残すというハックをした「令和ロマンチーム」でした。やっぱり令和ロマンチームが優勝するんかい。

 

 

この日も私は休みだったので、芸能バカオフラインカジノ参加後、食事にも参加させていただきそこそこしっかり疲れていたにも関わらず8時に起床してラヴィット!を実況。CM中にTLを追っていると以下のツイートを発見した。

ツイートというか火元ですけども。エバースが見たことないネタを笑点にかけてるとは当日聞いていたのですが、まさかそれきっかけで炎上するとは。いねえって、笑点で新ネタやって炎上する芸人。

ただ、どのようなネタなのか見ずに批判することはできないということで笑点を真剣に見ることにしました。エバースのネタの主題は「好きな食べ物」。その中で町田の発言である「女性は体温が高いから寿司握ると寿司があったまっちゃう」という発言はその主題と関係なく、この部分なくてもいいのではないか?と思いきやそこが伏線として効いているので迂闊に「それを切ればいいのに」とも言えない。ネタ本体も非常に良い。無人島に一つだけ…ならともかく、好きな食べ物でその着眼点はなかなかね…「俺の方が女に撒かれちゃうから」「それはもうどっちが失礼かわからない」など細やかなツッコミもさすがでした。

笑点での観客のリアクション見る限り、「女性は体温が高いから寿司を握ると寿司があったまっちゃう」という俗説を信じてしまう方も多いようですし、一概に「ネタに本気になるな」とは言えません。しかし、その件が後半の展開に必要であることや、その俗説の真偽そのものはネタと関係ないことを考えれば、このような判断は炎上させるためのキリトリと言わざるを得ないのではないでしょうか。さらに言えば、上記のツイートをした方は漫画家であるようです。私は不勉強ゆえせきやてつじ先生の漫画を読んだことはありませんが、せきやてつじ先生の漫画には本当に炎上させる解釈をする隙がないのでしょうか?もちろんせきやてつじ先生は「炎上させるために書いてない」とおっしゃるかもしれませんが、それはエバース側も同様なわけです。クリエイター側でありながらキリトリを行うということは自身もそのように評価を受ける覚悟があるとしか思えません。また、この日の大喜利でも一之輔師匠は「万引き」「食中毒」などと言った回答を繰り返した挙句、3問目で春風亭昇太の本名と悪口を言って座布団を2枚剥奪されていました。これらについて特にせきやてつじ先生が言及せずエバースだけキリトリを行い炎上させるのも私に言わせれば非常に不可解です。年下だからですか?年下だと断定できたからですか?

とにかく、お笑いに限らずコンテンツというものは受け手によって多様な解釈が生まれえます。「一之輔師匠のお笑いの方がよっぽど人を傷つけているように見えるし、人を破産に追い込んでいる!」という解釈だってあっておかしくないわけです。 「年下だからですか?年下だと断定できたからですか?」もその一例ですからね。日付は10月21日に変わってしまいましたが、今からでもブックオフか快活CLUBに行って、悪意のあるキリトリと解釈で彼を追い込んでやろうか。

………いや、そんな悪趣味なことはやめましょう。なにしろこの前日に参加した「芸能バカオフラインカジノ」でもキリトリ方によっては悪い発言が多数ありましたし、それを言ったり聞いたりしてゲラゲラ笑っていたのですから…「実力不足か。」、「誰だコイツ!」、「Fuckですよね〜」、「タバコ!」、「おっぱいが大きい!」、「おっぱい…」、「虚言癖!」、「セクシーじゃない」、「もうあいつは信用ならない」

ということで芸能バカオフラインカジノのレポもあまり丁寧には書かないでおきます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったのですが、あのままだと悪質キリトリだけが残るのであの部分以外で好きだったシーンを切り取った良質キリトリも書いておきます。「タカハシィ!!!???」「あ、でもはしごだかなんで…」、「おぼんこぼんには無限の可能性があるんだ!」、「馬場添」、「上智大学!」「ラランドサーヤ!」、「SakuSakuで屋根の上にいた人!」、「あの頃はぁ♪」「ハッ!」、「SMAPローラースルー作戦」、「これかこれをやってください」、「3答でマイナス4」、「一之輔、最高〜!」

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:今のうちに言っておきますが、ただ行ったというだけで何の伏線でもないです

*2:一応今のうち言っておきますが女性参加者もいらっしゃいました

*3:https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2020/10/13/122216ツイートもしたが5年前に拙ブログでやったこの記事を彷彿とせずにはいられない、俺だけは………。もちろん企画中にもこの記事の記憶をたどりにたどる。

君たちはラマダン後のトンカツパーティのイラストの真意に気づいているか?

どうも、オルソンです。今日はこのイラストの話をします。

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このイラストを見て皆さんはどう思うでしょうか?「郷に入ったら郷に従え」という意味では正しいという考えもあるでしょう、「多文化共生を名乗って押し付けるなよ」という考えもあるでしょう。その辺の考えの是非は今言及しないことにします。怖いので。

「このイラスト触れといて、その辺の考えに言及しないことある!?」と思う方もいると思いますが、落ち着いてください。この絵に描かれている中立的事実を皆さんは汲めているのか?そういう話をします。

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これは例のイラストの真ん中のドアップです。これを見ると机の中央に置かれている大皿は切られているが、真ん中の(おそらく)日本人の手前に置かれている揚げ物は切られていないのです。

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そして、見返すと切られている揚げ物は(おそらく)日本人から最も近い中央の大皿のみで、他の皿には切られていない揚げ物があるのです。この差は何なのか?考察をしてみた結果私はある結論に辿り着きました。それは………

 

 

 

 

 

切られていない方の揚げ物、コロッケなんじゃない?

 

 

 

 

ということです。普通、トンカツってのは切られた状態で提供されます。松の家でも持ち帰りのトンカツは切るか切らないかを選んで買うことができます。このオプションはコロッケには適用できません。これがこの結論に至った理由です。

全人類、多様性を理解し受容しなくていいから差別はするなということをぎょうざの満洲から学ぶべき

https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2025/07/08/235500

多文化共生に対する私の考えはこちらの文にも拙いながら書かせていただいていますが、改めて言うと、多様な選択肢があること+多様な選択肢のどれを選ぶことも尊重されること、と考えています。ムスリムの「トンカツを食べない」という選択肢を迫害するためのトンカツパーティも許されなければ、わざわざ来日して日本のトンカツ屋を迫害するムスリム*1も許されない、という考えです。

この考えに「コロッケの出るトンカツパーティ」は合っているのではないでしょうか?そういった意味で描かれたイラストであるとしたら、私はあのイラストへ賛同を表明するほかありません。多文化共生は、お互いの文化を潰さずに実現できることなはずなのです。

 

 

 

  • よくある質問一選

Q、わざわざイスラム教徒の目の前でトンカツ食べることなくない?唐揚げパーティとかケバブパーティとかでよくない?

A、確かに。

(おしまい)

 

*1:寺社仏閣にそういうのするムスリムはいるらしいっすね。そういうのはふん捕まえて祖国に帰せ。