ARCTURUS(アークタウラス)電動ガンレビュー
ARCTURUS CentaurB
2018年に香港で誕生した新しいエアガンメーカー、ARCTURUS(アークタウラス)の電動ガン「CentaurB」についてご紹介。
ARCTURUS CentaurBはスロベニアAREX社のAK系ライフル、REX AKB-15をモデルアップした電動ガン。REX AKB-15は実銃としては2016年に発表され、AKクローンであるZastava M70を現代的にモディファイしたライフル。
レシーバー後端まで伸びたTOPレールやMASADA(ブッシュマスターACR)のストックを採用しているのが特徴で、近代と現代が融合した独特の雰囲気を持っている。
ARCTURUS CentaurBではマグプルタイプのマガジン、グリップを採用しており、AKベースとしながらもAKらしさが残るのはロアフレーム程度となる。AKのフォルムを保ちつつもあらゆるパーツを革新的なものに変更しており、現代的な装備が合うタクティカルな電動ガンに仕上がっている。
ARCTURUS CentaurBのスペックや構成パーツの特徴
・全長:890mm
・重量:3650g
レシーバー
ロアレシーバーはAKらしいスチールプレス製のフレームとなるが、アッパーはハンドガードまで一体となったアルミ製となっており、CentaurBを現代的にイメージづける大きなパーツとなっている。AKファンだけでなく、ミリタリーや民間系など現用装備好きのプレイヤーにもマッチするデザインである。
セレクターにはグリップに近い部分にプレートが追加されており、グリップを握りながら人差し指でもセレクター操作ができるようになっており、従来のAKよりも操作系の改善が施されている。
バッテリーはアッパーレシーバーを外し本体上部に収める形となる。
ハンドガード
M-LOKを備えたREX AKB-15を再現したアルミ製ハンドガード。上下パーツでバレルとガスチューブを挟む形になっている。上側はアッパーフレームと一体構造、下側はビスによって固定されていて剛性感は非常に高い。12時と6時方向は20mmレール、3時と9時方向はM-LOK、を備え、オプションパーツなどでの拡張性の高さも申し分ない。20mmレールはレシーバー上部まで伸びており、光学機器などを載せるのにも従来のAKより扱いやすくなっている。
グリップ
マグプルMOEタイプのグリップを装着し、電動ガンの構えやすさに貢献したパーツがチョイスされている。
プラスチックパーツの作りも非常に高品質で見栄えも良く、こちらもタクティカルなイメージを印象付けるパーツの1つと言える。
ストック
ARCTURUS CentaurBの最大の特徴とも言えるのがストック。MASADA(ブッシュマスターACR)タイプのフォールディングストックを備え、同じくマグプルタイプのポリマー製のグリップやマガジンとのマッチングが非常に良い。
ストック長とチークパッドの高さを調整可能。
付属品
マガジンはエアガンとしては珍しく、スタンダードマガジンと多弾マガジンの2本が付属する。
デザインはマグプルタイプで、スタンダードはリアルカウント30発と120発フルチャージの切り替えが可能。多弾マガジンはゼンマイ式の300発装弾となる。
AKタイプの電動ガンだが、TOPレールを備えたアッパーレシーバーのため、マグプルMBUSタイプのアイアンサイトが付属する。折り畳み時も使用できるオリジナル形状にアレンジされていて、よく考えられたデザインだ。
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