11月13日の英検協会からの追加発表

2019年11月18日
2019年11月13日英検協会から発表がありました。
中間発表的な面が大きく、まだ何かあるのだろうなという雰囲気の発表です。

11月13日の英検協会からの追加発表




詳しくはこちらからご確認ください。

要約をしておきますと、
① 今月29日に2021年度の外部英語試験の活用方法が国立大学協会より発表される
② S-CBTはを全面的に見直して受験に使用できる環境を提供すると当時に従来の資格試験としての英検と同様に一般の資格試験としても活用していきたい
③ 今後はCBT方式の試験を中心にしていく予定である
④ キャンセルせずに受験される場合には受験料の減額を行う
⑤ 本申込の際に仮申込時に申請した級よりも上の級へ変更ができる
⑥ 受験会場が佐賀県内では佐賀市のみになる(以前の予定では唐津もあった)

順に
① これは必ず確認をしてください。国立大学の受験を目指している人は勿論、公立大学や私立大学も国立大学の傾向にならって決めていく傾向がありますので私立大学の受験を考えておられる方も参考になると思います。

②と③ 従来型の資格試験としての英検と同様に誰でも受験できるようにするということです。英検協会とすれば今後は現在行っている従来型の本会場試験(日曜日に行われる公式の試験のことです)のように一般に受験できるようにしていくようです。S-CBTについてはコンピューターの準備や仕切りの準備等があるので普通の学校での試験は難しいと思われます。また3級以上のライティング(筆記)のテストをパソコンのキーボード入力にするには高校生以下にはハードルが高いということではないかと思いますのでしばらくはS-CBTを中心に置く予定ではないでしょうか。
数年後に、従来型の英検が無くなった場合(なくなるかどうかはわかりませんが)は1次試験・2次試験という概念がなくなり合計点で合格・不合格(またはスコア)が出るようになるのではないかと推察します。1日で全ての受験ができるようになるのは助かりますね。

④ 受験する側からすればうれしい対応です。今年10月下旬から11月上旬に仮申し込みをした人に限り受験料の割引があります。

⑤ 準2級レベルの試験で対応できる大学を受験する予定であったが変更したい場合本申込時に受験級の変更ができます。

⑥ これは伊万里やその周辺に住んでいる私たちにとってはマイナスの変更です。長崎など島が多い都道府県でも会場が減っておりました。



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Posted by オープンアップイングリッシュスクール at 16:24 | Comments(0) | 英語教育のニュース

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