前回はこちら。先に読んでも後で読んでもいいぞ。
皆さんにはこのような体験はないだろうか。
月がやけに明るい夜のこと。カメラの性能のせいでそうは見えないかもしれないが、あまりにも美しい夜空だったので、ふと足を止めてしばらく眺めていた。
ややっ、流れ星ではないか。
Wish upon a star.
どうか……どうか……
なんだ……?
セブンの、安くてめっちゃ美味いファイバーのやつ……?
セブンの、安くてめっちゃ美味いファイバーのやつが、夜空に?
……消えた。なんだったんだ。
まあ、99%俺の見間違いか気のせいだろう。そう処理しないとおかしくなりそうだ。
だとしても今、何かしらは見たよな……。何かを見たというのは確かだ。
しかしこんな話を誰かにしたところでな。でも一人で抱えておくのもモヤモヤするぜ……。
こんなの。こんな体験。
さっきのエピソードはただの作り話だが、世の中にはこんな感じで誰にも語られることなく埋まっている「99%見間違いか勘違いの怪奇・不思議エピソード」がめちゃめちゃある。
どうでもいい話と怪談の間の地味怖い微ホラー。
それらを集めて、紹介して、モヤモヤする。それの四回目だ。帰ってきました。
めちゃめちゃ送ってきてくれてありがとう。全部読ませていただいてるけど、量が量なので全部は紹介できないことをご了承くださいね。
さあ、たぶん違うけど何かはあった。ホラー未満の話でモヤモヤしていこうぜ!!
なんか見ちゃった話編。
野口
小学校入らないくらいの頃、廊下に野口英世がいました。
廊下の片隅にぼーっと浮かんでいて、とりあえず母に「のぐちひでおがいる……」と報告しました。
1000円札の人だなあくらいの知識だったし、その頃は特に何も気にしていませんでした。ですが去年、「昔野口英世が廊下に立ってるって話したよね?」と確認したら、母は「え?あんた『知らないおじさんの生首が浮かんでる……』って言ってたよ」と返されました。間違っていたのは、私か母か。
rauniot
野口英世の全身と知らんおじさんの生首は大違いだからな……どっちにしても忘れなさそうなインパクトだからこそ、食い違ってるのが不気味だ。
血
園児のころ友達と弟と3人夕暮れの保育園で遊んでいたときに友達のつっぺ(鼻血を止めるティッシュの栓)がとれた。
そこまでは普通にある光景だけど、そのつっぺは赤ではなく濃い青色をしていた。小さいころの話なので記憶違いか夕陽がうまいこと反射した見間違いなのかもしれないけど、弟も確かに青色だったと今でも話すのでもしかしたら友達は宇宙人だったのかもしれない…
いぬ
病気や薬の副作用で血液が青くなる症例は一応あるらしいけど、そんな感じではなさそうだしな。確認しようにも「ちょっと血を見せろ」って言うわけにもいかないしな……。
生首
新潟県の山奥にキャンプに行った帰りの出来事です。山道のとある集落の道を車で走っていて、助手席でヒマは自分はぼーっと外を眺めていました。
すると木が生い茂っている緩やかな斜面に、白髪で緩いパーマのおばあさんの頭がぽつんと生えてました。目を瞑っていて、生きている感じではない白い顔色でした。
同乗者に「おばあさんの生首が生えてる」って言ったら大層バカにされましたが、キャンプの疲れかなんかだったのかもしれません。怖くはなかったけどすごく精巧な顔でした。
ニャゴスチン
マネキンの生首をカカシにするような事はあるけど、書き方からすると地面から直接頭が出てるって感じだろうしな。キャンプの疲れだとしても「疲れてお婆さんの生首を見るって何?」だよな……。
エレベーター
幼稚園からの帰りにマンションのエレベーターを待ってて、ドアが開き乗り込もうと顔をあげたら黒い空間に赤い何かがあり驚いて目を閉じたら次に見たときはいつものエレベーターだった。
一緒にいた父に聞いても何も見えなかったと言われた。そのせいで未だにエレベーターが苦手。
ピラ二タルーム
不明瞭すぎて怖い。
コークスクリュージャンプ
小学校低学年の頃の夏休みに車で家族旅行をしていた。2泊3日の旅を終え、夜も更け、車を運転する父親に「もうすぐ家に着くよー」なんて声をかけられたその瞬間、車の外から大音量で「ガシャン!!」と音が聞こえた。
何事かと思い窓の外を見ると対向車線で車が逆さに浮いている。
いや、実際のところ浮いていたのは一瞬だろう。その車は地上から2、3メートルの高さから半回転し、何事もなかったかのように着地した。
思うに、対向車線を走っていた車が何かにぶつかるか乗り上げるなどして空中で一回転したのだろう。
これだけならばただのびっくりエピソードなのだが、問題なのはそのとき家族の誰一人、いや、車に乗っていた人や通行人すらも、起きたことを特に気に留めた様子がなかったことである。
その時の僕は大慌てで父親に「すごい音がした」、「車が一回転した」なんて訴えたのだが父親は「そうだね」なんて平然としていた。まるで車は大きな音をたてて一回転することが当然と言わんばかりに。
数年経ち、このことを掘り返して、家族に聞いてみるのだが、みんな口を揃えて「知らない」と言うし、「仮にあったとしたら覚えてそうなもの」と返された。
じゃああの時僕が見たものは?みんな忘れているだけで、僕が覚えているだけ?でもみんな大して気に留めた様子じゃなかったよね?
神崎 幽
こういう解釈であってる?
当時父親が「見てなかった」とか「事故だ」とかではなく「そうだね」って返事してるのがめちゃめちゃモヤモヤするな。物理演算がはしゃいでるオープンワールドゲームの世界とか、そんな感じなんだろうな。
カエル
小学生の夏休み、プールから友達と二人で帰っている時、道端にでかいカエルの頭が落ちていました。
田んぼの脇のコンクリートの道の上に、直径高さ共に15センチほどのカエルの頭だけが空を見上げるように落ちていました。
友達もその場で見ていたので見間違いでは無いような気がしているのですが、車に轢かれたり獣にやられたりしたには切断面がシャープで、そもそもその地域にいるカエルに対してでかすぎるので、いまだになんだったのか分かりません。
次の日の朝にはもう無くなっていました。
アキフクニンジャ
魚屋にマグロの頭置いてあるみたいな感じだ。単純に悪趣味な人の仕業だったとしても怖いな。
左手
中学生か高校生時代銭湯に行った時、湯舟に浸かっていたら隣の湯舟と仕切る背の低い壁に捕まっている左手を見た。
その時、銭湯には母と二人きりで母はこちらに背を向けて隣の湯船に浸かっていた。
わかりにくいけど私→壁 左手→母という感じ。
母の左手にしてはおかしい位置。ぎゅっと握っている感じではなく、軽く捕まってもぞもぞしていた様に思う。
私は母に声はかけない方が良いと直感的に感じた。今でもたまに行く銭湯だか、この経験をしたのは一回きり。
無記名
こういう状況になった時に声も出さずに「親指がこっちってことは左手だな〜」って冷静に考えられるのがすごいよ。
水戸黄門
小学生の時、学校からの帰り道、通学路沿いの家をふと見た時に水戸黄門の格好をしたお爺さんが縁側に立っていた。
時代劇から飛び出てきたの?と思うくらい、水戸黄門とまったく一緒の格好だった。
あまりにおかしな事なのでその時は、「あ、マネキンだ。」と、思ったほどだった。
それから通学の度にその家の前を通るけど、そんなマネキンは見てないし、ましてやお爺さんの姿も見かけなかった。
誠
コスプレお爺さんでしたってのが一番スッキリするんだけど、その後一度も見てないのが「なんだったんだよ」ポイントだ。
守護霊
小学生の頃、守護霊が見えると嘘をついて自分をキャラ付けしていた時期があった。
「〇〇ちゃんの後ろにはおばあちゃんが見えるよ、白髪で着物着てるから、ご先祖様なのかもね。」とか当たり障りのないものから、「金色の甲冑をつけたでっかい人がいる。」とか適当なことを言っていたこともあったようか気がする。
そんなことを言っていたら、ある時本当に見えた。鏡を見たら、自分の後ろに。
でもそれは人の形をした守護霊ではなく、くっそでっけぇドラミちゃんだった。
ドラミちゃんの顎が私の頭のてっぺんくらいだったと思う。
ぜったい見間違えか、当時見た夢を覚えているかだとは思う。けれど「ドラミちゃんが守護霊のはずないやん」と思って、次の日から学校で守護霊みえますでんねんキャラをやめた。実際見えてなかったし。かわいいね。
森鴎内
最高。見ちゃったものもエピソードも最高。今もまだいるかもしれないな、ドラミちゃん。
雨
晴れた空の下、特定の水たまりの上にだけ振り続ける雨を見た
△
こういう世界のバグ報告みたいなやつ好き。
ベンツ
半年くらい前の話 25時くらいにバイト終わって原付で帰る途中にあった出来事です
その日はかなり忙しくて、ヘトヘトになりながら帰ったんですけど、まぁ普通に信号で待ってたら、反対車線にあるベンツのディーラーがなんか気になって、「あれ?なんかいつもの違うな」って思ってたんですよ。
で、ちょっと気をつけて見てみたんですけど、特に何もなかったんで、ぼーっと信号を待ってたんです。
そんでまぁ交差する側の信号が黄色になって、おっそろそろ青になるなって思ったとき、またまたベンツのディーラーがチラッと目の端に写って、違和感を感じたんです。
ベンツのディーラーってのは一階建てで、ガラス張りのお店なんです。
屋上部分にでっかいベンツのマークのシンボルがあるんですけど、それがどうやら違和感の原因らしいんです。
よーく見てみると(このときには信号は完全に青だったと思います。)そのシンボルが、高速回転しているようなんですよ、まさに3枚羽の扇風機みたいな感じで。
普通だったら焦ったり自分の目を疑ったりすると思いますが、その時はひどく疲れていたんで「あぁ、回ってるな」みたいな感想しか出なかったんですよ。
しばらく目が離せなくて(怖いから、とかではなく本当になんとなく目が離せない感じ)ずーっと見てたんですけど、なんだかそのシンボルが何かを吸い込み始めてるような感覚に襲われたんです。
カーディーラーの屋上の砂やらホコリやらを巻き上げながら吸い込み、街路樹の葉っぱや小さい小石なんかを吸い込み、しまいには電柱や信号までもが吸い込まれてしまうような感覚(あくまで感覚なので実際には吸い込んでいない)
そのあたりから急に怖くなってきて、我に返りバイクを進めようと信号を見たら、青信号を通り過ぎて赤になっていたんです。
でも本当に不気味で恐ろしく感じたので、車がいないのを確認してから赤信号を無視し、全速力で帰りました。
この出来事に対する納得の行く答え(あのディーラーのあった場所には昔、〇〇があってね、、、的なやつ)は見当たらず、そもそもシンボルが回っている(ように見えた)だけなのですが、その中途半端な不気味さが逆に消化不良な感じで気持ち悪く感じました。
イキイキ
固定されてると思い込んでるだけで、案外回したら回るものなのかもしれないな、あれ。
二枚舌
小学校4年生くらいのとき、同級生から「5年の〇〇くん、舌が2枚あるらしいから見に行く?」と言われました。
とても気になったので、もちろん見に行くことにしたのですが、そのとき僕はてっきり蛇のように先が2つに分かれているのだと思い込んでいました。
しかし、実際にその子に口の中を見せてもらうと、普通の舌の根元に小さい舌が重なっていました。(のどちんこは別にありました。)
二枚舌を目撃した後も、しばらくその事が信じられず、後日もう一度お願いして見せてもらったのですがやっぱりありました。
でも、かなり前の出来事ですし、彼の他にちっさい舌がついてる人の話を聞いた事がないので何だったんだ?って思ってます。
はちみみ
案外そういう人もいるのかなと思って調べたけど、見当たらなかった。なんか知ってる人がいたら教えてください。そっちも自在に動くのならすごい発声方とかできそう。
川
子どもの頃に行った古めの旅館。部屋に到着してすぐ、窓のすぐそばを流れる川を見て「いい感じだなァ〜!」と思っていたが、そのあと温泉に入ってから部屋に戻ると川が消えていた。
すしぴ
シンプルな短い文の中でメチャクチャなことが起こっていて最高。なんだったんだ。
爆走
タクシーのダッシュボードあたりについてる電光掲示板が「空」から「爆走」に切り替わるや否やスピードを上げて走り去っていった
動体視力はないし本当に凄いスピードで行っちゃったので多分ただただ見間違い
ボヌ
たぶん見間違いなんだろうけど、猛スピードで行っちゃったことを加味するとひょっとしたらひょっとする。
女の子
小学生の頃、友人の家に泊まりに行った時に、ふと窓の外を見ると夜中なのに庭で全速力で走る女の子がいるのが見えました。
ものすごいスピードでショートヘアの女の子が走っていったのですが、私しか見てなかったこともあり、誰も信じてくれませんでした。でも絶対走ってたんです。
ちなみにその友人は、幼い頃に双子の妹を病気で亡くしていて、もしかしたらその子かなって思いました。元気になって走っててよかったです。
無記名
「その子の霊かもね」でもまあいいけど、本当にマジで知らん女の子が走ってたとしたらめちゃめちゃ怖くない? そっちの可能性の方が高いし。
動く木
中学校が山の斜面にあって、少し離れたところに砂利だけの開けた駐車場がありました。
周りは畑とかガレージばかりで見晴らしは良いところでした。
午後3時くらいに1人で家族を待っていた時に、その駐車場のど真ん中で動き回る低木をたぶん見ました。
私は駐車場と畑の間にある道路に立っていて、その低木までは10mくらいの距離があったと思います。
元々駐車場のど真ん中にまばらな植え込みがあるのですが、他の低木よりも枝の密度が物凄く高いのが気持ち悪くて、それが風で揺れるレベルじゃなく全身でのそのそ動いていました。
漫画やアニメでよくある、木のフリをして身を隠す時に葉っぱ付きの枝をかざすやつ、の全身エグい版、という印象でした。
動いているのも怖かったし何より本当に枝の密度が高くて気持ち悪かったのがキツくて、その場を離れました。見かけたのは一度きりでした。
集合体恐怖症
ギリースーツ的なので木に擬態しようとしてた人じゃないかと思ったけど、だとしても全然目立つところで普通に動きまくってたのが意味わからなくて不気味だ。森に隠れるならまだしも。
天井
一時期、部屋の天井の一部がベロっと剥がれていました。湿気などで歪んだりしているのとは違い、本当にベロンと今にも剥がれ落ちてきそうな感じでした。
自分が寝ているところの真上だったのですぐに気づいたけれど、今まで一度もそんなことはなかったので傷んできたのかな…とか思ってました。
かなり天井が高くてめちゃくちゃ高い脚立とかを使わなければ届かない高さだったので、自分や家族には直せませんでした。
なので業者に依頼して、直してもらおうと思っていたらいつのまにか天井は直っていて、それ以来剥がれているところも見ていません。
誰かが直したのかなと思いましたが、家族も何もしてないそうで、まあよかったはよかったけど不思議でした。動物とかだったら1番嫌
めっちゃトイレ行きたい
動物だったら壊しはしても直しはしないだろうからな……入れる構造なら一回天井裏に行ってみよう。怖いし。
血
大学生で一人暮らしをしていた時のエピソードです。
風呂でシャワーを浴びていたとき、ふと空のバスタブを覗くと底に血がべっとりとついていました。
怪我をしていたわけでも、生理中だったわけでもありません。戸締まりもしていたし、直近に友人を招き入れたりもしていませんでした。
怖いものや血は苦手な性分なのに、その時なぜか心が温かくなり、「ああ、なるほどね、わかったよ」と納得して血を流しました。警察は呼びませんでした。
それから不思議な現象や不審者が来るなどは特に無く、大学を卒業しアパートから引越しました。
あの血が誰のものなのか、妙な納得感や温かい気持ちがなんだったのかはもうわかりません。
寝ぼけていたのか本当のことかはわかりませんが、素敵な思い出として残っています。
お風呂はシャワー派
こういう明らかにおかしいことが起こっているけど「なんかその時は受け入れてしまった」みたいなエピソード、二重に気持ち悪くてお得感がある。全然「なるほどね」じゃないのにそう思っちゃうやつ。
忍者
小学生のとき、一人で留守番してるとベランダからドサッ!と何かが落ちてきた音がした。
猫か鳥かと思ったけど明らかにもっと重いものが落ちたような大きな音だった。
おそるおそるそっちを見ると、薄いカーテンの向こうに真っ黒な人影があった。
次の瞬間家族が帰ってきて、目を離したら影はなくなっていた。母に一生懸命この体験を説明したが、「忍者だったんじゃない?」とありえないほど雑な対応をされて終わった。
忍者だったとしてもうっかりがすぎるだろ。
くにひこ
子供が変なことを言っていても「何か見た」のは間違いないよな。マジで忍者だったらどうするんだよ。密書とか取られてるぞ。
脚とおじさん
小学生の頃に水泳教室に通っていた。
25メートルプールの奥の方に溺れているような人間の脚が見えたのでギョッとして近くまで行って見てみたけど溺れているような人はいなかった。
その事を同じ水泳教室に別の曜日で通っていた友達に話すと「私も同じのが見えたから、なにか知っていそうなおじさんに話したら『その水泳教室は昔は川で行われていて、その時に溺れて死んだ子がいたからその子の霊が見えたんじゃないかな』って言ってたよ」と言っていた。
「なにか知ってそうなおじさん」ってところが怪しくて他にもウソくさい所があってホントかなぁ???って思っていたけれども、実際溺れている脚は見えてしまったし、結局アレはなんだったんだって今になっても時々思い返す。
うんこ500円
「なにか知っていそうなおじさん」がウソくさすぎて逆に本当なんじゃないかって気がしてくるな。その辺に居るといえば居るもんな、なにか知っていそうなおじさん。
藁人形
小学生の時の話です。家族とのドライブ中、私は後部座席で外の風景を眺めていました。
変哲もない住宅街を通り抜けていると、突然電柱に括り付けられた大きな藁人形が見えました。全長100cmくらいのかなり大きな藁人形です。
ほんの一瞬だったので家族も見ていませんでした。幼い私にはかなり印象が強く、時々思い出してはアレなんだったんだろう…と首を傾げています。
でっかいミートローフ
丑の刻参りにしてももうちょっと人目をはばかれ。
聞こえちゃった話編。
声
小学校低学年の頃まで知らない大人の声が聞こえていたこと。
男女1人ずつの声が〇〇だって?と私の行動にいちいち口を出してきたことを覚えている。声はいつの間にか聞こえなくなりました……
しょうが焼き
ゲーム実況されてる主人公とかってこんな感じなんだろうか。嫌だな……。
スチャダラパー
小学校の頃の話。
友達と一緒に教室移動をしている途中、道中の渡り廊下で知らないおじさんがこちらを見ながら立っており、突然(多分私たちに向けて)「スチャダラパー」と言った。
教員だったとしても普通に怖かったので、友人と一緒に怖い怖いと言いながら逃げた。翌日になってふとそのことを思い出し、その時一緒に逃げた友人にこの話を振ると、「えっ何それ知らない…」と言われた。
その時の状況をどれほど事細かに説明しても、友人にそんな記憶はないようだった。
なんでスチャダラパーだったんだろう。
今日本語ラップにハマってるのはこれのせいかもしれない
「あのスチャダラパーおじさんなんだったんだろうね」って話が通じない絶望は凄そう。
自転車
幼稚園生くらいの時に、家の近くの空き地みたいなスペースで親と自転車の練習をしていたときの話なのですが、練習中に親がなんらかの理由で家に戻り、自分1人で練習をしていたら、急に3秒間くらいビッッッタリキレイなバランスで自転車に乗れた後、空から「あなたは出来る…」と 声が聞こえました。
戻ってきた親にこの事を伝えても一切信じてもらえませんでしたが、あれはきっと天からの啓示だったのだと思います。
ちなみに今は自転車は一切乗ってません。
トリスル
神様もがっかりだろうよ。
タッタッタ
マンションの1階の1番入口側の端の部屋に住んでいるのですが、夜中3時過ぎ頃になると誰かがタッタッタッタッと廊下を走る音がして、恐らく廊下の一番奥に突き当たったところで折り返してまたタッタッタッタッと戻ってきます。
連日夜更かしをしていた時に気づいたのですが、新聞配達の人かな? と思っていました。
しかし正体が気になるため、行きの足音が聞こえた時に、折り返してくる前に急いでドアスコープから外を確認しようとしました。
1分ほど待ちましたが誰も通ることはなく、もう通り過ぎてしまったのだと思い、部屋に戻ったところ、タッタッタッタッと足音が聞こえたのです。
あ、なんかもう正体を探るのは辞めよう!早寝早起きしよう!と思って最近は24時過ぎに寝て5時半起きしてます。
七分袖子
見よう見よう! 絶対突き止めよう! カメラ置いてでも調べよう!!
足音
住宅関係の営業をしており、その日も顧客の自宅に訪問して商談をしていました。
おばあさん一人暮らしのはずなのに、廊下からずっと誰かの足音がしていました。
八十島
確かめるほどでもないし、ほっといたら忘れそうな程度の奇妙さなんだけど、でもなんかめちゃめちゃあと引くモヤモヤ感。
回答
小学生5年生の頃、誰もいないリビングで一人、クイズミリオネアを見ていた。
100万円がかかった最後のクイズの問題を「当てたいな〜なんだろうなあ〜」と考えていたら頭の後ろから掠れた声で「B…インド…」と聞こえた。
えっ!?!?と振り向いても当然誰もいない。テレビの中では、みのさんが「おめでとう!!!」と祝福しながらBを選んで100万円ゲットした芸能人と握手してた。
誰かに言いたかったけど、誰もいなかったから言えなかった。もし私がミリオネアに出てたら答えを教えてもらって100万円もらえたのにな〜といまだに思い出す。
ぽんぽんぺいんいん
クイズ王の佐為。
録音
地方のショッピングセンターで働いています。
職場テナントの正面にガシャポンの機械が6台ほど並んでいて親子連れや中高生がよく立ち止まって回していきますが、その日も高校生くらいの男の子たち五人くらいが足を止めていました。
「お前これやれば」「うっわいらねー」
「ノブちゃん両替して」「金ない」
「鬼滅あんじゃん」
「やっぱいいわ」などと喋っていましたが、ラインナップをイジるのも飽きたのかしばらくするとゾロゾロと移動を始めました。
数分後に
「ノブちゃん両替して」
「鬼滅あんじゃん」
「やっぱいいわ」と、何故か話し声がもう一度聞こえました。
ガシャポンの前も周辺も完全に無人でした、一体あれはなんだったんでしょうか
天井のシワ
自分だけに聞こえてたにしても、実際何かの音が鳴っていたにしても怖〜〜〜〜〜〜