硬鉄の森

ブログ更新は少ないですが、今後も気が向けば書きます。

旧車のオーナーさんはチャレンジャーが多くて、、、

カワサキZ2のシリンダースタンドボルトを折ってしまい

何とかしようとドリルを使ったり、逆タップ等でなんとか

しようとしてタップまで折ったり、、、

チャレンジするも木っ端微塵！になり、、、

お気の毒様、、、、。

このような修理は定期的に入ってきますが、、、

毎回激しい常態が多いので、、、

今回も元の形が分からず、、、たぶんこんな形状かと

思い仕上げました。

でもチャレンジャーは、、、好きです〜。。。

1952年 ハーレーWRのMTギア修復再生修理、、、。

歯が完全に粉砕と数ヶ所に破損カケが見られますね。

修復作業としては、、、、

破損部の生し→肉盛り(630)→整形加工→油締め(焼き)→

研磨等の作業写真等は、全てタイミングと時間勝負なので

一人での作業では、両手がふさがり写真撮影が出来ず！

その為、作業途中の写真は御座いません。

破損状態、、、、、。。。。。

修復再生後、、、、、。。。。。

※4年ぶりのブログ更新です、、、。。。

数年前より、当方一人で細々と作業を行っておりますので

納期の厳しい作業は、お受け出来ない場合も御座います。

ご理解の程、宜しくお願い致します。、、、m(_ _)m

クランクシャフト、コンロッド、ピストン等の内燃機関部品など

毎日の作業が多く慌ただしくて、、、仕事が途切れることがない。

本当に有り難いです。ブログを書く暇が無い位が自分に取っては
丁度良いのかもしれませんね。

今回のハーレーも手作りワンオフ！！！のオンパレードな車両と
なりましたが、硬鉄は昔も現在も将来も、ショーカーは作りません。

カスタムであっても普通のバイクですから、いつでもどこへでも
長距離も気持ち良く走れる！当たり前なバイク作りをしていきます。

毎回自分の勝手な拘りが、入り混じって、コレまた1ヶ月程の納期を
伸ばしてもらった車両です。

ほんの一部、少しだけですが、ご紹介をさせて頂きますと、、、
このワンオフマフラーは、シンプルなサウンド、上品な音色で
これぞ！大人の男前なハーレーらしい音質です、、、。

実用性最優先の硬鉄としては、キッチリとヒートガードも
板から板金仕上げで、綺麗に取り付ける。

ハーレーに時々見られる下品な爆音て、何とかなりませんか？
「ハーレーは許される」時代は、とっくに終わってるんですよ。
昔に「硬鉄のマフラー音て、静かでイケて無い」と知人が言った。
彼のハーレーは爆音でしたが、爆音マフラーは簡単に作れるけど
音量を抑えつつも音質に拘るマフラーて、内部の構造が大変で
コストがかかることを、わかっていない、、、悲しい現実です。

キャブレターは、SUでもS&Sでも無くて、ミクニのHSRで
そこにブラス材で、ワンオフの削り出しショートファンネル！

取り付けのフィッティングもワンオフ！でっす。

もはや硬鉄定番デザインの削る出しワンオフペグも、ブラスで製作！

グリップは、木製とブラスのコラボで、写真の写りは悪いですが
実物はかなりイケてる！ほんと良い出来映えで、私は好きです。



硬鉄定番の手作りミラー「雅」は、マニアのみの受けが良い！
一般ユーザー受けはしない！けど、拘りを感じるレアな一品です。

テールランプは、今回既製品ですが、あまりにも安っぽいので
一工夫してブラスでランプ台座を作ってみたら、コレが意外と
良い感じになりました。

チタンの削り出しワンオフ十字架キートップは、焼き入れ仕様。

既製品パーツのてんこ盛りカスタムてどうなんでしょうか？
既製品にも一工夫の手を加えてこそ、プロの味付け！と思います。

シンプルカスタムこそが硬鉄流で、バイクは走ってこそ価値ありと
考える私は、長距離も余裕で走れる！ハーレーは、旅が似合う、、、
ハーレーで、旅に出てみて下さい！ハーレーがもっともっと
好きになりますから、、、。。。

毎度！のオイル・タンクです。


治具に取り付けて溶接するので車体へは、、、ポン付けで、、、。


サンプルに合わせて製作するのですが


一度の製作で数が多いと、、、ほんと！有りがたいです。