
- 出版社/メーカー: エニックス
- 発売日: 1999/12/22
- メディア: Video Game
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大学時代、トライエースが大好きな親友がハマっていて、めちゃめちゃやってみたかったけど、やる機会がなく、いつの間にか自分の視界から消えていったゲーム。
スマホ版を見つけてしまったのが運の尽き。
買うかどうか悩んだのだけど、4gamersの下記レビュー(なのか?)記事にめちゃめちゃ背中を推された。この記事、ヴァルキリープロファイルへの愛が溢れすぎていて凄い。(最高)
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プレイ時間:200時間
最初は、ノーマルモードで、攻略サイトをなるべく見ずに、丹念にダンジョンを探索しつくし、クリア(約100時間)。
これだけで結構すぎるボリュームだったので、ここでやめるか悩んだのだけど、親友に、「ハードモードをクリアするか悩んでいる。」と深夜にLINEで相談したところ
『ハードモードをクリアしないと、ヴァルハラにいけないよ。』(意訳)
と返事が帰ってきたので、覚悟を決めてハードモードに突入。
ハードモードでは、基本的に攻略サイトを参照、戦闘を回避できるアクセサリを装備して、最高効率でサクサク進めたにもかかわらず、さらに80時間くらいかかった。
ハードモード限定の高難易度ダンジョンと、ノーマルモードでは語られないストーリーがガッツリ展開されたのが要因だろうか。
重厚なストーリーがめちゃめちゃ良かった。
「ハードモードで2周目からが本番です。」という感じだったので、2周目にも関わらずプレイ中、テンションが爆上がりだった。
やってよかったハードモード。
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昔のゲーム(90年代の)なので、説明が十分になかったり(ヒントが足りてなかったり)で、ストーリーを進めるために試行錯誤が必要とされるのだけど、
いや、それにしてもマゾいどころではないレベルで、「攻略サイトないと、自分はわからんわ/詰むわ」って箇所が見受けられた。
今回、攻略サイトを見ながらのプレイにも関わらず、ダンジョンの進め方がわからなくなり、Youtubeの攻略動画を見たうえで、試行錯誤を繰り返してようやく進められる、なんてことがあり、
当時、攻略本なしでクリアしていた(試行錯誤していた)友人たちの精神力は半端ネェなと20年という歳月を経て改めて思った。
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ところで、近年、「ロリ王女キャラの性格は高慢」と相場が決まっているのは、この作品が影響しているのだろうか。
ちょっとこの手のキャラクターの原点が気になったのだけど、もっと前から、この手のキャラっておるのかな…。それっぽいのといえば、元祖はプリンセスメーカー (初出1990?年)かなぁ。
閑話休題。
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ゲームの話に戻ると、クリア後の隠しダンジョン『セラフィックゲート』を10周した。
この手の周回は個人的には眠くなるのだけど、
本編で使い所のなかったキャラをとっかえひっかえ使ってみたり、隠しキャラを使って戦ってみたり、
ダンジョンの移動がアクションゲームのそれなので、いかに最短手数で素早く周回するかを考えて実践するを繰り返しているうちに、サーキット的な感覚が生まれてきて楽しくなってしまった。
周数を重ねるごとに、アクション操作がうまくなってくるわ、戦闘ではコンボもどんどん決まるようになるわで、自分のゲームスキルの上昇が手に取るように感じられ、楽しすぎた。
セラフィックゲート10周を記念してスクショ。
おまけ要素のはずのセラフィックゲートだけで約20-30時間遊べた。
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ノーマルモードでBエンドを見てからの、ハードモードでAエンド、さらにセラフィックゲート の流れだと、重複要素が少ない&操作に慣れてからのハードなので難易度上がってもサクサク進めてかなり良かった。
セラフィックゲートの周回要素は絶妙な難易度設定で、やればやるほど楽しくなってヤバかった。
トータル200時間、とても濃い時間を過ごせた。
神話がモチーフなだけに神作品だったといえよう。やってよかったヴァルキリープロファイル。そしてハードモードをプッシュしてくれた親友には最大限の感謝しかない。
2019.4 - 2019.5