妻が熱帯魚を買いはじめた。写真を撮るのが楽しくなってきて、マクロレンズが欲しくなってきた。
GEX のAQUA-Uという水槽キットを使っていて、ポンプが外付けされ、四角いボックスに入っているおかげで、見た目がかなりすっきり。リビングに置いても悪目立ちしない感じ。
見ていて飽きないし、写真を撮りたくなる。
背面に細工してみたり。
背景に色紙を差し込むだけでも雰囲気が変わって面白い。
一匹だけ、背骨が曲がってるような気がしなくもない。
ぼわっと明るいのでネオンテトラと呼びたくなるのだけど、違うらしい。
パクパクくん。水槽内に生えた苔を食べてくれるにくいやつ。
正式名 オトシンクルス。
どじょうみたいで可愛い。
エビビー。食べられないらしい。残念。
ヤマトヌマエビかミナミヌマエビだったっけなぁ・・・。妻に確認すればわかるのだけど、なんにせよこのエビは食べられない。
流木の影に隠れていて見えないことが多い。
まるで手みたいなひげ?が生えてる。
名前はまだない。
正式名は、そのうち確認しよう。
・・・
標準レンズより広角ズームレンズのほうが寄れることに気づき
ちょっと寄れるようにはなったのだけど、
大幅にトリミングしてこれなので、やはりマクロレンズが欲しいなぁと。
マクロレンズをめぐる脳内会議
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art が、手の届く価格で、かつ、絶妙すぎるスペックで悩ましい。
選択候補としては
- 純正の90mmマクロレンズ SEL90M28G
- 一時的に SEL30M35 → SEL90M28G
- SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
1 .
ワーキングディスタンス(レンズ前面から被写体までの距離)を考えると、純正の90mm SEL90M28Gかなと思うのだけど…。思うのだけど、流石にこの値段はおいそれと買うわけには、ということもあり、買うとすれば、しばらく先になってしまうのは確実なので、「今アクアリウムを撮りたい」という目的があるだけに悩ましさが募る。
2.
純正90mm購入を前提に、しばらくはトリミング前提でAPS-C用のf=35mmマクロレンズ SEL30M35を使うという手も考えたのだけど、
- この手の標準域のマクロレンズの特性としてワーキングディスタンスがなさすぎるので、という根本的問題と、
- なにより軸上色収差が気になりすぎる
ので、ないな、と。
(ぶっちゃけ、買値と売値に差が少ないので一時的に使うにはかなり都合がよく、かなり悩んだ)。
3.
70mm Artを落ち着いて検討してみる。
- 70mmArtの良い点
- 描写性能(光学性能)は、マクロ域で純正と遜色なさげ
- 焦点面の収差(色収差・歪曲収差)がないのは当然として、軸上色収差が皆無なの素敵すぎ
- マクロ域のボケ味は良い感じ。
- 描写性能(光学性能)は、マクロ域で純正と遜色なさげ
- 純正に対して機能的に足りない点
- ワーキングディスタンスが少なめ
- AF速度が比較的遅い
- (動体は厳しい雰囲気)
- インナーフォーカスでない
- (目的とする撮影倍率によって、鏡筒の長さが変わる)
- レンズ内手ぶれ補正がない
- 遠景のボケ味が硬い感じ
純正に対して劣っている点が、自分にとってデメリットかどうかが重要なので、想定される撮影用途(アクアリウムや庭の草花)を考慮して考えてみると
- ワーキングディスタンスが少なめ
- → 等倍撮影時 純正が15cm、70mmArtが12cm(推定値)
- → 問題になるか微妙なラインだけど、それほど倍率を上げない撮影(アクアリウム)なら問題はなさそう
- AF速度が比較的遅い
- → アクアリウムの撮影にAFが使えるか微妙なところだけど、MFで対応できる
- → 草花をとるならノープロブレム
- インナーフォーカスでない
- → 最長でフード先端までなので、フードをつけていればレンズ前玉をぶつけることはなさ・・・そう、ということにする
- レンズ内手ブレ補正がない
- → a7RIII本体に5軸手ブレ補正があるので困らなさそう
- 遠景のボケ味が硬い感じ
- → マクロにしか使う予定がないのでノープロブレム
改めて検討してみると、致命的なデメリットがない。
なんてものをこのタイミングで投下してくれたんだSIGMA…。
"積極的に選ばない理由"が見当たらないやないかー。うえーい。