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映画日記 NO.14

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お砂糖もごく少量、
バターを使わずほんの少しのキャノーラ油で作った
ヘルシーキャラメルシフォンケーキ。
(でも、たっぷりの生クリームとキャラメルソースでヘルシーさ台無し・・・(T_T)





春ですからね。
もうコートで隠せませんからね(涙)
本格的な薄着のシーズンがやって来る前に
プニプニした二の腕や、なんとなく丸くなってきたような気がする肩のあたり、
なんとかしなくてはいけません!
ちょっと前に効果があった朝バナナダイエットを復活させようか
それとも家族揃って、誰も続いていないwii fit(笑)
もう一回本気で始めようかとアレコレ真剣に思い巡らす。
(でも決して『おやつをやめよう!』とは思えない我が身が悲しい・・・)



では、映画日記です♪



1作目・・・『時をかける少女』
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原田知世が主演した『時をかける少女』を映画館で見たのは
高校生のときでした。
友達と一緒に、
『原田知世の演技ヘター!』とか
『髪型、変!!』とか騒いでばかりいて
ちゃんと映画をみてなかったんですね・・・
(ごめんなさいm(__)m)
内容がまったく記憶に残っていません(汗)

あれから27年(!)
時をかける少女がスクリーンに帰ってきました。
映画のオープニングに流れるのは
懐かしの主題歌!
曲を聞いたとたん、甦ってくる高校時代のワタシ。
この時点ですでにジ~ンとしつつ
いきものがかりの歌う『時をかける少女』に聞き入っていました。

あのとき原田知世が演じた芳山和子は
素敵なお母さんになっていて(安田成美が演じています)
今時の女子高生である娘(仲里依紗)がいて・・・
すごく不思議な気持ちでふと横を見れば
そこには当時のワタシの年齢をとっくに過ぎた娘(ぴよちゃん)がいて。
ワタシの頭の中では物語が始まる前からすでに
時がグルグルとかけめぐっていたのでした。

芳山和子の娘、あかりは
タイムトラベルの薬をついに開発した母の願いをかなえるために
1972年4月の理科実験室へタイムリープしようとして失敗。
間違って1974年2月へ飛んでしまいます。

そこで出会った映画監督を夢見る大学生(中尾明慶)の助けを借りて
1974年という時を体験するのですが
あかりに言わせるとそこは
『リアル・神田川』の世界(笑)
今の若者よりずっと純粋で、真っ直ぐに生きているようにみえる当時の若者と
茶髪に超ミニスカートで、携帯をいじくりまわすあかりは
出会った頃こそまったく不釣り合いにみえますが
一緒に時間を過ごすうち
同じ時間を過ごしていることに、なんの違和感も感じなくなってきます。
『今の若者は・・・』なんていうけれど
当時も今も、青春まっ盛りの時間を過ごしている気持ちに
変わりなんてないのかもしれません。

映画の内容が70年代だからというわけでもないのでしょうが
今時のテンポの速い展開と
矢継ぎ早の会話に慣れた身には
ちょっとスローにも感じる流れ。
ところがところが、
物語がクライマックスに近づくにつれ
そのスローな展開がジワジワと心に染みてくるのです。
もう・・・ひたすら切ない!
『たとえ記憶を消されようとも人を愛する思いまでは消せない』
・・・という27年前から引き継いだテーマが
心をキュンキュンさせるのです。

前作をまったく知らないぴよちゃんはどうなんだ?と
隣を見てみれば
そこには号泣するぴよちゃんの姿が(笑)

どんな世代の人が見ても楽しめる
いい映画だと思います。
ぜひ映画館でどうぞ♪








2作目・・・『幸せの隠れ場所』
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見終わったあと、
心がポカポカと温かくなる映画でした。
ホームレス同然の生活をしていた黒人の少年が
裕福なセレブ家庭に救われて
生まれて初めて自分の居場所を見つけるというお話。
この話、実話なんですが
アメリカでは超有名なアメフト選手の話なんですね。
(私は知らなかったけれど・・・)
そう、彼は自分の居場所を得ただけではなく
貧しさの中に埋もれてしまっていた才能までも
この一家に受け入られることで花開くことができたのです。
この話、『ただの金持ちの道楽』という批判もあるようですが
見ず知らずの他人を
家族として受け入れ、愛情を注ぎ続けることは
なかなかできることではないでしょう。

そしてなんと言っても主演のサンドラ・ブロックが本当に素敵!
インテリアコーディネーターが職業のセレブ主婦という設定なので
家の中のインテリアは隅々まで素敵だし
全身ブランドで固めたサンドラが、BMWを颯爽と乗り回すシーンなんて
もうウットリでした。
で、そんなサンドラのサバサバとした演技が
何かと笑いを誘い、
映画館の中は笑い声が絶えませんでした。
彼女、コメディエンヌとしての才能もありますね~。

一方的に少年ばかりが施しを受けているようで
実はそれと同じくらい大切なものを
少年から教えてもらっていたこの一家。
エンドロールでモデルになった実在の家族の写真がたくさん登場し
楽しませてくれますよ。
おススメです♪





3作目・・・『縞模様のパジャマの少年』(DVDで鑑賞)
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感動しただとか、傑作だとか、いい映画だとか
そんな賛辞の言葉を軽く超越してしまう映画でした。
あえて言うならば、『見るべき映画』『見なくてはいけない映画』です。

主人公のブルーノは8歳の少年。
彼の父はナチスの将校で、出世した父の転勤先には
『大きな農場』があり、そこで暮らす人々は全員
なぜか昼でも『縞模様のパジャマ』を着ているのです。
引っ越して友人がいなくなってしまったブルーノは
決して近づいてはいけないと言われている『農場』で
自分と同じ歳のユダヤ人の少年と出会います。

『農場』がどんなところかわかっていない二人の少年は
大人たちの目を盗んで
金網越しの友情を作り上げていきます。

8歳の目で語られる戦争には
激しい戦闘シーンも、恐ろしい虐殺シーンも出ては来ません。
それでも戦争のおぞましさや
人が人を差別する愚かさが
今まで見たどの戦争映画よりも胸にせまってきました。

衝撃的なラストを前に
『時間よ止まれ!』と祈らずにはいられませんでした。
ぜひぜひぜひ、この映画見てみて下さい。






4作目・・・『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』(DVDで鑑賞)
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旭山動物園の話はすでにTVのドキュメンタリー番組や
ドラマで何度も取り上げられていたので
『わざわざ映画で見なくてもなぁ~』と思いつつ
でもやっぱり可愛い動物たちを見たさにDVDを借りました。

(以下感想)
・可愛い動物の姿が見たければドキュメンタリーの方がたくさん見られる。
・園長を演じた西田敏行は、何を演じても西田敏行だ。
・長門裕之、岸部一徳、柄本明、塩見三省、笹野高史と
 ものすごい俳優さんばかりだが、みんなオジサンだ。
・そんなにすごいオジサンたちがたくさん出ているのに、
 一番いい演技をしていたのは 若手の中村靖日君だった。
・あとは特になし。







5作目・・・『クヌート』(DVDで鑑賞)
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で、可愛い動物の姿が見たい方には
こちらが断然おススメです!
『この世で一番可愛い生き物』と言われている北極ぐまの赤ちゃん。
その成長していく姿をたっぷりと楽しむことができます。

ドイツのベルリン動物園で生まれたクヌートは
母親の育児放棄によって飼育員に育てられることに。
可愛いクスートの姿は大人気となり
地球温暖化ストップの象徴として利用しようとしたり
シロクマの人工哺育は自然の法則に反するからと
安楽死を主張する動物愛護団体が出てきたり。。。
クヌートの命は、ただ純粋に命なのにねぇ。





6作目・・・『P.S.アイラヴユー』(DVDで鑑賞)
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突然夫が脳腫瘍で亡くなってしまい、
毎日泣き暮らす妻の元に
死んだ夫から手紙が届き始めます。
自分が死んだあとの妻を案じて夫が書いた手紙に励まされ
人生をまた歩き始めようとする妻・・・
と、ストーリーを聞いただけで
思わず涙が出そうになるのですが
まったく出ませんでした。一粒も。。。
なんだか見ている間中、なんともいえない違和感を感じ続け
見終わって思ったのは
『これは日米文化の差なのか?!』ということ。

夫を亡くしたばかりの主人公に対して周りが
これでもかと次の恋の相手を見つけさせようとするんです。
当の夫までもが手紙で自分の親友と出会わせようとしたりして・・・。
日本だったらまだ夫の一周忌も明けないうちに、
新しい恋人なんかできちゃったりしたら
『あら、早っ!!』ってやっぱり思われるんじゃなかろうか。
っていうか、毎日泣き暮らすほど夫が好きなのに
他の男性に心ときめかせようというのがよくわからん。
『ゴースト』みたいに
亡くなってからも愛し合ってる夫婦ーみたいなのを期待してたんだけどなー。







7作目・・・『少年メリケンサック』(DVDで鑑賞)
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う~ん。。。
面白くなかったわけではないのだが
どうもイマイチ生理的に受け付けないというか。。。(笑)
もともと宮藤官九郎の笑いが好きではないので
好みの問題なんでようね。
主演が宮崎あおいちゃん、でもって共演が大好きな佐藤浩一
しかも佐藤浩一は伝説のパンクロッカー役なのだ!
(でもちっともカッコよくない(T-T))
下品で凶暴で不潔な佐藤浩一っていうのも
なかなか見られないと思うので
貴重と言えば貴重な作品かもしれません(笑)
Commented by カビゴンパパ at 2010-04-04 08:50
おはようございます。皆さん、カビです。
 この度は小生の新たな旅立ちにあたりご厚情を賜り心から
感謝申し上げます。
 只今、週末婚のため帰省しワンコズあるいは妻との愛を確認
しているところでございます。
お陰様でご推察のとおりこの短期間で家事全般に精通し人間
「やればできる」ことを確信いたしました。
 次に望むのは愛犬+愛妻の来訪であり、地方の初夏を楽しみ
たいと思っております。
 ネット環境を整備中であり今暫くはクイックレスができませんが、
皆様方のご声援を楽しみにしております。
Commented by nyanko4116 at 2010-04-05 16:51
>カビゴンパパさま
久しぶりのワンコとの感激の対面、
何よりでございました。
毎週末帰ってくるぞ!
と張り切っておられましたが、
そんなに毎週帰ってきたら
交通費が大変・・・じゃなくて
身体が大変だと思うので
お気づかいなく。
しっかり稼いできてね~♪
Commented by みも at 2010-04-06 12:16
にゃんこさん、こんにちは^^

キャハハ o(>▽<o)(o>▽<)o キャハハ
もう、カビゴンパパさんのコメといい、にゃんこさんのレスといい
とっても素敵なご夫婦だわ^^
確かに週末婚だわね(爆)
カビゴンパパさん、今度の週末までお仕事頑張ってくださいね~。

映画・・・どれも見てないなぁ。。。
『幸せの隠れ場所』 見てみたいな^^
にゃんこさんの映画日記、いつも参考になって嬉しいです。
ありがとう~♪
Commented by rioryu at 2010-04-06 17:30
本当にカビゴンパパさんは 
にゃんこさんが好きで好きで仕方がないのですね~♪
文章からガッツリ伝わってきますわ(笑)
なかなか言えないですよ、文章とは言え、『妻との愛』って。
こっちがテレちゃいました(笑)
しあわせですね、にゃ~んこさん(^0^)/

『縞模様のパジャマの少年』を見たいと思いました。
今までも、ナチス系のお話はいろいろみましたが
どれもこれも言葉にならない胸にせまるものがあり
シンドラーのリストなんかはエンドロールが終わっても
席を立てずにいたりしました。
この映画もそんな感じでしょうか・・・借りてみようと思います。

Commented by nyanko4116 at 2010-04-06 20:37
>みもさま
週末婚(?)を、とてつもなく快適に感じてしまう
今日この頃です(笑)
家にいる間中、カビゴンパパはずっと
うれしそうにニコニコしていて
子どもたちに不気味がられていました。
パパはやっぱり時々帰ってくるぐらいが
ちょうどいいのかも♪
(・・・なんて思っちゃいけないわ)

『幸せの隠れ場所』、おすすめです。
この映画でサンドラ・ブロックは
アカデミー賞、主演女優賞受賞しましたね♪/
Commented by nyanko4116 at 2010-04-06 20:47
>rioryuさま
ったく、ねぇ。。。
『妻との愛』とか言ってる暇があったら
皿の一枚でも洗ってほしいわ。

しかもワタクシ、残念なことに
そういうことを絶対口に出さないタイプの人が好きなんですよ。
ほんと、世の中うまくいかないものです(笑)

『縞模様のパジャマの少年』、
ぜひぜひぜひ見て下さい。
『シンドラーのリスト』で受けた
口もきけなくなるくらい打ちのめされた衝撃とは違い
もっと静かな深い悲しみです。
ずっと子ども目線で戦争を描いているので
シンドラーと違って残虐なシーンは出てこないのですが
心に訴えてくるものは
強かったです。
見たらぜひ、感想を聞かせて下さいね♪
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by nyanko4116 | 2010-04-02 17:38 | 映画日記 | Comments(6)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ