スマートフォンが普及する中、通話料金なども下がり固定電話を利用されている方は減少傾向にあります。総務省が発表しているデータでも、固定電話の利用が減少していることがわかります。
2009年には4334万件あった固定電話の契約件数が2019年では1846万件という半数以下まで減少しています。固定電話は今後、2024年に終了することになります。
目次
2024年に現在の形態での固定電話は終了し仕組みが新しくなる
2024年に現在の形態での固定電話は全国的なネットワークの内部が変更になり、IP電話となって存続します。だからといって、家庭にある電話機が使えなくなることはなく、そのまま使えますし、新しい工事をしなければならいということもありません。IP電話となることで、料金が安くなります。場合によっては一部のアナログモデムが使えなくなるなどの問題が起きる程度はありますが、NTTの局から家庭への部分は従来通りで、変更になるのは、NTTの局からほかの局へ接続する部分をIPに交換されるだけです。
なぜ、固定電話は終了になるのか?
前述にもある通り、固定電話は10年で半数以下の利用にまで減少してきています。固定電話を使っての通信回数や、通話時間は、それ以上に減少してきています。この契約数の減少と利用の減少が続いていることによっって、固定電話網(PSTN)に不可欠なNTT東西の中継交換機をこれからもずっと維持することは、困難になることが要因で、固定電話を終了し、NTT側が音声専用のネットワークを維持せずに、フレッツサービスなどと共通のIP通信システムに統一してコスト抑えるために、固定電話網やめIP化をしていきます。
固定電話が終了になっても何もしなくても継続して使える
2011年7月、地上波アナログ放送が終了し、地上デジタル放送へ移行しました。地デジを観るためにアンテナ設置のための手続きと工事、そして地デジチューナー内蔵テレビの購入または地デジチューナーの購入が必要でした。固定電話においてもアナログからデジタルへ切り替わるのですが、地デジの時と異なります。
固定電話がデジタルへの移行はに関する手続き・工事・電話機の交換・費用は全て不要です。
何もしなくても、勝手に切り替わるります。電話機もそのままで使えます。切り替えにはお金も一切かかりません。
このことを覚えておきましょう。
固定電話が終了に便乗した詐欺まがいのビジネス
固定電話からIP電話への切り替えは、何もかも全てNTT東西が行ってくれます。固定電話をご利用の方は、何もしなくてもNTTがおこなってくるので、待っておくだけで大丈夫です。
しかしながら、
「2024年1月から順次、今使っている電話機が使えなくなりますので、新しい電話機の購入はいかがですか?」というような勧誘があるということをあるそうです。
また、「固定電話からIP電話への切り替え工事」を促す勧誘もあるそうです。
前述もしていますが、NTTが自動的に無料で対応してくれることなので、固定電話を利用者している人はなにもしなくてもかまいません。
これまで形態での固定電話はIP電話に自動で切り替わる
これまでの形態での固定電話は終了しますが、IP電話にNTT側が勝手に切り替えてくれて、工事も、新しい電話も必要なく今のまま使えます。
今後も、固定電話を利用される場合は、そのまま利用してください。
もし、固定電話がデジタル化する際に、見直すなら、どれぐらいの頻度で利用しているのか把握して、ほとんど利用してないのに、契約を続けている場合は、料金をやすくすることを考えてはいかがでしょうか?
スマホなどの携帯電話があれば、十分な人も多いと思います。見直すなら経済的な面を改善するだけでいいと思います。
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