Google MeetはZoomなどとよく利用されるオンライン会議ができるGoogleのサービスです。Googleのアカウントがあれば誰でも無料で利用可能です。ンライン会議を始めるにあたって何か専用のソフトなどをインストールする必要もなく、Chromeなどブラウザさえあればオンライン会議ができるのでとても便利です。
今回はこのGoogle Meetで使用するデータ通信量と他のビデオ通話アプリとの比較をしてきます。
目次
Google Meetの特徴・メリット
Google Meetの利用は、主催者はGoogleアカウントを持っている必要があります。
Google Meetを使用するメリットとして以下の事が挙げられます。
- ブラウザで全機能が利用できる
- 画面共有可
ブラウザで全機能が利用できる
Google MeetはPCのブラウザですべての機能を使えます。他社サービスでもブラウザだけでオンライン会議はできますが、ブラウザでの利用は一部の機能に制限がありますが、ブラウザのみで完結できるGoogle Meetは使用するハードルが一番低いと言えると思います。ただし、スマートフォンからの参加の場合はモバイルアプリが必要となります。
画面共有可能
全機能がPCのブラウザであれば使えるので、オンライン会議で必須となる画面共有ももちろん使えます。
Google Meetはネットワーク速度に応じて画質等の設定が自動調整されるようになっています。また、明るさが足りないと場合は5 秒後に動画補正が開始しされ明るさの変化に応じて自動的に調整が行われ、十分な明るさになると処理が停止します。
Google Meet の無料プランでできること
参加人数 | 100人まで可能 |
会議回数 | 制限なし |
自動字幕起こし | 画面上にリアルタイム字幕を表示が可能です。(英語のみ) |
映像と音声のプレビュー | 会議開始前に自分の画像を確認できる。すでに参加している人を確認できる。 |
画面共有 | プレゼンテーションを共有したり、ドキュメントを共同編集したりできる。 |
参加者とチャット | 会議中に参加者とチャットも可能です。 |
Google Meet とZoomの無料版の機能比較
よく利用されているZoomとGoogle Meetとの無料版の機能比較をしてみると特徴がさらに理解しやすいかとおもいますので
比較してみます。
Google Meet | Zoom | |
主催者 | Googleアカウント必須 | Zoomアカウント必須 |
参加者 | アカウントなくても参加可 | アカウントなくても参加可 |
1会議の最大参加数 | 100人 | 100人 |
複数参加での最大接続時間 | 60分 | 40分 |
2人での最大接続時間 | 無制限 | 無制限 |
主な利用環境 | ブラウザ | 専用ソフト |
画面共有 | ブラウザで可能 | 可能 ブラウザでは制限あり |
「Google Meet」で1時間ビデオ会議をした場合のデータ通信量
先日、友人たちとGoogle Meetで30分ほどビデオ会議をしました。
環境としては、通信はポケットWiFiを利用し、パソコンのChromeをつかいました。
30分で約300MBもデータ通信量を使っていました。
Google Meetでビデオ通話を行った場合1時間の利用で600MBが必要となります。
Google Meetの時間別のデータ通信量目安
時間 | データ通信量 |
30分 | 300MB |
1時間 | 600MB |
2時間 | 1.2GB |
10時間 | 6GB |
20時間 | 12GB |
30時間 | 18GB |
Google Meetで必要な通信速度は動画の画面サイズにもよりますが、必要な回線速度の目安としては以下のことが推奨されています。
参加者 1 人あたりの平均的な帯域幅
会議の種類 | 送信 | 受信 |
HD 動画 | 3.2 Mbps | 1.8 Mbps |
音声のみ | 12 Kbps | 18 Kbps |
参加者 1 人あたりの理想的な帯域幅
会議の種類 | 送信 | 受信 |
2 人での HD ビデオ会議 | 3.2 Mbps | 2.6 Mbps |
グループビデオ会議 | 3.2 Mbps | 3.2 Mbps |
Google Meetのデータ通信容量を節約する方法
Google Meetははビデオ通話を行うと、かなりのデータ通信容量を消費してしまします。スマホでGoogle Meetを利用している場合は、月々のデータ通信量の制限にかからないように注意が必要となります。
Google Meetでは設定を変更することで、データ通信容量を抑えることが可能なので、スマホなどでデータ通信容量が気になる方は設定を変更しておくのもいいと思います。
Google Meetのデータ通信容量を節約する方法については、iOS版、Android版、WEBブラウザ版によって異なりますが、まとめてありますので、御覧ください。
Google Meetのデータ通信量を減らす方法
Google Meetのビデオ通話のデータ通信量をZoomと比較
Google MeetとZoomではどれぐらい違いのか、データを比較してみると以下のようになります。
1時間使用した場合のデータ容量の比較
1時間のデータ使用量 | Google Meet | Zoom |
ビデオ通話 | 400MB-800MB | 400MB~900MB |
Google Meetは通信回線の状態によって自動的に画質などを調整してくれるため、通信回線の環境によってデータ通信量がすくなくなります。
ビデオ通話ができる人気サービスの1時間あたりデータ使用量
アプリ名 | データ容量(1時間) |
ZOOM | 600MB |
Google Meet | 600MB |
Skype | 240MB |
LINE | 600MB |
FBメッセンジャー | 360MB |
現状、人気のビデオ通話が出来るサービスでは、Skypeがもっともデータ容量を使いません。
もし、データ容量を気にされる方はSkypeを利用してみるのもいいのではないかと思います。
Skypeを1時間使用した場合のデータ通信量/必要な通信速度 Zoomとの比較
ビデオ会議や通話にはレンタルのポケットWi-Fiでも問題なく使える
ポケットWiFiでGoogle MeetやZoomなどでビデオ会議ができるのかという質問を受けることがありますが、ポケットWi-fiでも通信速度は10Mbps前後でて、データ容量も月間50GB以上というサービスが多いため、毎日ビデオ会議を1時間程度行い、通常のオフィスワークをこなすのであれば、ポケットWi-Fiでも全く問題なくビデオ会議もできますし、仕事もこなせます。
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