非エンジニアが Cursorを使ってPythonで議事録生成アプリを開発するまで
はじめに
リンクに飛んでいただきありがとうございます!大斗(ひろと)と申します!
現在、大学4年生で生成AIを使った様々なことに取り組んでいます。
Xでの投稿・情報発信もしているのでぜひフォローよろしくお願いします!
生成AIにプログラミングの質問をできるようになり、コードを書くのが楽になった一方で、イメージ通りのものや完璧なコードが返ってくるかと言ったらそれは別物。
生成AIの限界も、自分のAIを使いこなす限界も感じている方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コードをろくに書けない、読めない自分がPythonで議事録生成アプリを開発するまでの過程をnoteにしました。
初心者がどのようにアプリなどの開発に向き合っていくべきか、その参考になればと思います。
この記事でわかることは以下の通りです。
アプリ開発初心者がどのような手順で開発に取り組むべきか
開発を行う上での注意点と落とし穴
仮想環境の構築の仕方
Pythonをappファイル化するための方法
⚠︎この記事はあくまで開発過程を記したものであり、実際のアプリは以下にも示す別記事にあります。
開発したアプリの動作動画はこちら↓
実際に開発したアプリを利用できるGithubのリンクがある記事はこちら↓
この記事では実際のアプリを利用できるGithubのリンクを公開しています。
ぜひ利用してみてください!!
また、今回はmacのアプリ作成の経験をもとにしていますが、webページを作る際にも、モバイルアプリを作る時にも、色々なところに共通してくる思考なはずです。
コードは書けないけれど何か作ってみたい。
プログラミングを始めたいけど、難しそうでどうやっていけばいいかわからない。
そんな方はぜひ読んでみてください!
皆さんのはじめの一歩を踏み出すお手伝いができたら光栄です。
目次
0. 前提 (これまでの開発経験)
前提として、私のこれまでのAI活用経験や、開発経験をお伝えします。
現在大学4年生ですが、高校まではド文系だったため、大学で多少プログラミングの初歩的な授業を受けたことはあるものの、その程度でした。
大学3年時には3ヶ月間のプログラミングスクール(大学生に教えてもらうもの)に通ったことがあり、Swiftでiosアプリを開発したことはありましたが、まるで何をしているのかわからず、コードは全くと言っていいほど理解できませんでした。
そして大学4年時の8月から学生インターンとしてAIを使うようになりました。
これまでのAI活用経験としてはChatGPTを多少利用したことがあるくらいです。
学生インターンとして生成AIを活用したツール開発などを行うようになり、GAS×Geminiの議事録作成ツールを開発したり、RunwayやMidjourneyでのクリエイティブ面でのAI活用をしてきました。
ただ、しっかりとしたデスクトップアプリ・webアプリの開発経験や自力での開発経験はありません。
このnoteを読んでくださっている方の中にも、同じような経験・レベル感の方は多いのではないでしょうか?
これを踏まえて、この後の内容を読んでいっていただけたらと思います。
もし良ければ自己紹介noteもご覧ください↓
1. 作りたいアプリを言語化していく
まずやっていく作業は、作りたいアプリの特徴などを言語化していくことです。
ここはとても大事な工程です。
どんな前提で、どんな環境で使って、どんな人がターゲットで、どんな機能があって。
そういったことを考えていきます。
既存のアプリの不満を挙げる→こんなアプリ・機能が欲しいというふうに考えていくのもいいと思います。
自分の議事録アプリはこんな感じでした。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?