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英語辞典(自作)の中身

こんにちは。
今回は前に軽く触れた僕が長い歳月をかけて構築してきた英語データベースについてのお話。先に前記事を読んでもらうのがいいかも↓

英語を勉強していると必然的に単語をまとめる作業をすることになるだろう。フラッシュカードを作ったり、大学ノートに書き込んだり、Ankiを使ったりetc…手段は色々ある中僕はノートアプリをメインで使っている。ノートアプリを使うメリットに関しては前記事で語っているので見てね。

今まで数多くのノートアプリを試し、これじゃないあれじゃないを繰り返してきた。
OneNote、Evernote、Goodnotes、Google Keep、Notion、Nebo、Roam…と試し、最終的にたどり着いたのはObsidian。どのアプリも一長一短で悩ましいが、Obsidianはマークダウン記法が使える、タグが便利、動作軽め、検索精度が高いといった点でバランスよく優れており、個人的に惹かれた点は「タグ」と「PCのファイル管理と同じ要領で整理できる」というところ。
ノートに単語/フレーズをまとめる上で最も重視していたのは、「求めている表現へのアクセスのしやすさ」だった。で、それを達成するにはカテゴリー分けが一番かなと思った。そうなるとやはりタグ機能やPCのフォルダのように断層化できるという点は絶対条件かな〜と。

僕はObsidianの売りの1つでもあるノートとノートをつなぎ合わせる「内部リンク」といった機能は特に使っていない。プラグインも殆ど活用していない。
なんか以前に「Obsidianはカテゴリー分けに悩まず取り敢えず知識やアイディアを管理するのにベスト」と言ってる人がいたので、僕はその逆を突き進んでいることになるが、人力でカテゴリー分けするにも個人的にはObsidianが一番使いやすいんだよね〜。特に高度なことはしてない。

まず、カテゴリーはこんな感じで大まかに設定している。この断層が一番広いカテゴリーなのだが、ここで既に見えてない範囲も合わせて33個のカテゴリーがある。
一番細分化されているのは「抽象的」という欄。ここを開くと…

見やすいよう横に並べてみた

カオス。「思考」の欄↓

「感情」の欄とかは直感的に分かりやすいほうかな↓

まあ一見カオスなのは否めないが、流石に僕自身はカテゴリーを全て把握してるので新しい単語/フレーズを振り分ける時もそこまで問題ない。
完全にはカバーしきれていないからカテゴリーに突っ込む際に「どこが一番適切かな…」と迷うことあるけど、あらかた網羅は出来ていると思う。マジでどのカテゴリーにも属さなかったら「未分類」という救済措置も用意してるので。
2つ以上のカテゴリーに属する!というパターンも出てくるが、その時は該当するカテゴリー全てにぶっ込む。
自分だけが見る前提だし「自分さえ分かればいいや」って感じなので雑な部分もあるとはいえ、このまとめ方が一番しっくりきているかな。

肝心の単語/フレーズをまとめているページはどうなっているかというと…↓

「思考」の「恣意的」というカテゴリーに入っている単語達。こんな感じで、1つの見出し語に対して意味と例文といった風にまとめている。品詞は分けておらず、例文には日本語訳つけていない。
まあ一昔前までは律儀に訳していたのでその頃に追加した単語/フレーズの例文には日本語訳も付いているが、最近は長文を引っ張り出してくることも多くなり面倒くさくなったってのもあり、日本語訳を載せるのはやめた。
よく言われる「英語を英語のまま理解する」ってのは確かに大事なことで、対話している時とかいちいち日本語に変換している時間ないし。

では、タグはどのように使用しているか〜だが、タグは主に例文をまとめているページで使用している。
やはりこれだけ多くの単語/フレーズを書き留めていると、過去に追加したフレーズはどんどん地下深くに埋もれていっちゃうんだよね。記憶に留めるには「繰り返し見る」という行為が重要なので、例文はAnkiにも追加してObsidianと併用しており、Obsidianではカテゴリー分けをしている。
↓はクィアのコミュニティを眺めていた時に追加した例文達。このフォルダーに入ってるノートは基本追加順に並んでるので、過去ノートを遡ると「あ〜この時は〇〇に興味があって調べてたんだな」ってのも分かって面白い。

画像①
画像➁

画像①のように各例文に関係するカテゴリーを割り当てることで、画像➁のようにタグ一覧からアクセス出来るようにしている。
もちろんタグ欄から以外でも、例文上のタグをクリックすると、同じタグが付いた例文を検索結果に一覧表示してくれる。こうすることによって、あるトピックで頻出しがちな表現をひと目で確認出来るようにしているよ。

正直な話、これよりもっと効率的で直感的に整理整頓する術はあると思うけど、自分の技量ではこれが限界。
母国語でも自分の専門外な分野だったり、未知のことに関して話すってのは不可能なので、少しずつ語彙力を付けて「話せるトピックを増やす」ってのは大事だと思う。語学力が上がるのもそうだが、なにより人としての成長にも繋がる。
僕自信、英語を勉強してなかったらこんなこと知らなかっただろうな〜って思う瞬間はたくさんあって、そんな学びが詰まっているデータベースでもある。一生大事にしていきたい。


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