見出し画像

今日からできる!スプレッドシート × Gemini の連携術で、スマートなデータ活用

こんにちは、Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。

本 noteでは、Gemini と連携して、より使いやすくなった Google の Workspace アプリをサービス別に紹介していきます。

今回は「Google スプレッドシート」での活用法です。Google スプレッドシートと Gemini を連携させることで、シート内のデータを使った分析の効率化が可能になりました。それだけではなく、データを活用したレポート作成の自動化、ゼロイチからのコンテンツ作成、翻訳や質問なども Gemini がサポートします。さらには、Gemini と会話しながら業務を進めていくことで、自分では考えつかなかった新しいヒントを得られるかもしれません。

本 note では、Google スプレッドシートの画面内で使える「Gemini サイドパネル」をフル活用し、ビジネスシーンで役立つ Gemini 連携のアイデアをご紹介します。スプレッドシートの可能性を最大限に引き出し、ビジネスを加速させる Gemini の力を体感してください!


Google スプレッドシートで Gemini を使ってみよう

Google スプレッドシートで Gemini を使う際にとても重宝するのが「Gemini サイドパネル」です。Gemini サイドパネルは、対象となる Google Workspace、または Google One AI プレミアム プランのサブスクリプションに加入されている方がご利用いただけます。

Gemini サイドパネル を利用すると、例えば「テンプレートの表を作成する」、「既存データをスプレッドシートに変換する」といったの作業も、瞬く間にこなしてくれます。

また、 対象となる Google Workspace をお使いの方は、セルやシートを指定して、右クリックのメニューから「Gemini で分析」を利用することができます。

このように、Google スプレッドシートの作業を効率化するだけでなく、シートの内容を分析することで、新たなアイデアが生まれるかもしれません。ぜひ、Gemini サイドパネルを活用してみてください。

Google スプレッドシートを便利にする Gemini の活用法 6 選

ここからは実践編として、Gemini サイドパネルを使った実際の活用法をご紹介していきます。
例えば、「業務における複数のデータを比較・参照する」、「家計簿をもとに月ごとの支出傾向を確認する」など、ビジネスからプライベートまで、皆さんの毎日を便利にしてくれます。

数式の作成から書式統一まで Gemini におまかせ

1. テンプレートを使って、ゼロイチから簡単に表を作成
Gemini サイドパネルの便利な機能のひとつが、「表作成サポート」機能です。新規のスプレッドシートで、「挿入」から「表」を選択すると、下記のように「表作成サポート」メニューがサイドパネルに表示されます。様々なシーンでのテンプレートが用意されていますので、目的に合ったものを選べば、即時で表が完成します。

今回は、この機能を使って、イベントのタスクからスケジュール、ゲストリスト、ベンダーリスト、予算までの表を、Gemini に作成してもらい、ひとつのファイルにまとめました。この表をベースにして、自分の業務にあわせてカスタマイズしていきましょう。

他にも、表作成サポートメニューでは以下のような表が用意されています。

  • 顧客対応:お客様の連絡先、案件

  • プロジェクト管理:プロジェクトのタスク、リソース、オフィスアワー

  • 在庫管理:在庫トラッカー、ベンダーリスト、注文書、販売注文

  • 求人:応募者、募集職種、採用予算

  • マーケティング:コンテンツやキャンペーンのトラッカー、キャンペーン結果

  • 旅行日程表:旅行プラン、予算、移動手段

ぜひ、用途にあわせて活用してみてください!

2. 自分のアイデアからオリジナルの表を作成
テンプレート以外でも、自分のアイデアやキーワードをもとにオリジナルの表を一からつくることも可能です。

よりイメージに近い表をつくるには、以下の点に注意してプロンプトをつくってみてください。

  • 表に含める列と行の種類を明確に示す

  • 表にどのようなデータを入力したいのかを具体的に説明する

  • 適用したい特定の書式があれば、書式の説明も明記する

新商品の販売実績を集計したい。購入者の年代、性別、購入日時、曜日、個数などから傾向を分析したい。毎日の販売実績を記録できる表のテンプレートをつくって

3.必要な数式をつくってもらう
Gemini を使って、スプレッドシートの数式を生成してもらうことができます。
「この計算には、どんな数式を使うといいんだろう」と迷ったときは、Gemini サイドパネルで相談してみましょう。 
例えば、「先月より売り上げが上がった店舗の数を知りたい」、「電子マネーで支払った人の数と割合を知りたい」といった場合でも、迅速に数式を教えてくれるので、いちいち検索して調べる手間も省け、業務の効率化にも役立ちます。

2025年3月時点で、先月より売り上げが上がった店舗の数を知りたい。数式を教えて

さらに、この数式について詳しく知りたい場合は、「その関数について、わかりやすく文章で解説して」と追加で質問すると、Gemini が関数や数式の意味をくわしく教えてくれます。

Gemini を使って表の分析や可視化を行う

1.シートからユーザーの傾向を分析する
ビジネスにおいて、顧客の行動や特性を理解することは非常に重要です。しかし、顧客データは膨大で複雑な場合が多く、手作業で分析するのは困難です。そこで Gemini に顧客データを分析してもらい、どの顧客層に力を入れるべきか、具体的なアドバイスを提供してもらいましょう。

このデータから客層を、年齢、性別、目的などの属性で分析して。さらに、どの層に力を入れればいいのかアドバイスして。

2.分析の方法を Gemini にアドバイスしてもらう
「データはあるものの、このデータを使ってどんな分析を行えばよいのか」と、様々なデータをもてあましていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。データ分析の専門知識がなくても、Gemini に相談することで、適切な分析方法を見つけ、多角的な視点から分析のヒントを得られます。迷ったら Gemini に相談して、分析の効率化と、より深い分析につなげていきましょう。

このシートを使用してどんな分析ができる?

3.アンケートの自由記入欄を分析し報告書を作成
顧客の声を直接聞けるアンケートの自由記入欄は、サービス改善や新商品開発のための貴重な情報源です。アンケートの結果を最大限活用するために、Gemini を使って、サービスの改善点や課題を明確化します。

※Gemini アプリの場合は、ファイルを指定する

自由記入欄のコメントについて、ポジティブなもの、ネガティブなものに分けてまとめて

さらに、このアンケートについての報告書の下書きを Gemini に依頼することも可能です。その際、「良い点と改善点、その他の3部構成にして」「示唆やアクションを提示して」「簡潔に表にまとめて」といった細かい指定をすることで、より自分の求める形で報告書を作成できます。

アンケートをもとに報告書を作成して
・良い点と改善点、その他の3部構成にして
・そこから得られる示唆や取るべきアクションも提案して
・簡潔に表にまとめて

一歩先のスプレッドシートの使い方を身に着けよう

Gemini × スプレッドシートの連携によって、データ活用の可能性が大きく広がりました。
「どうやったら、データ分析をできるだろう」とお考えの方は、まずは Gemini に相談してみてください。例えば、サイドパネルから「Google スプレッドシートでは、 Gemini はどんなことができるの?」と尋ねることで、Gemini ができることを教えてくれます。
Gemini によってデータ分析もより身近になり、例えば顧客データから、これまで気づかなかった傾向が見えてきて、新たなビジネスチャンスを発見できるかもしれません。
一歩先のスプレッドシートの使い方を身に着け、Gemini と共に、よりスマートな働き方を実現しましょう。

Google スプレッドシートで Gemini を活用する方法は、以下のヘルプページにも詳しく掲載しております。
Gmail ヘルプ「Gemini in Google スプレッドシート を活用する」


これらの活用例が皆さんのお役に立てれば幸いです。

また、Google スプレッドシートで「Gemini サイドパネル」を使ってみたいと思われた方は、Google Workspaceや 有料プランの Google One AI プレミアム プランのサブスクリプション登録を、ぜひご検討ください。いずれも無料でお試しいただける期間がありますので、お気軽にご登録ください。

今後も、Google の Workspace アプリと Gemini は連携を強化していきます。日本語版に対応した新機能が追加され次第、新しい活用法をご紹介していきますので、お楽しみに。


Gemini x Workspace シリーズ