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父との時間と今年の漢字一文字
2024年、年の瀬、半年ぶりに実家へ。
今回は宿泊は無し。
独り暮らしを満喫する父と、私の作った簡単料理を一緒に食べる。
ごくごく短い滞在だった。
ここのところ父と顔を合わせるたびに私は、
「ところでお父さんはどこで眠りたいの?」と、お墓の話を必ずしている。
なぜなら父は聞くたびに違うことを言うのだ。
数年前、海洋葬に始まり、色々経て、前回は自分の生まれた山深い父の両親の眠る場所へと。
2023年の私が2024年の私を決めていた?!
今年も残すところあと僅かとなった。
ここ数年次の年のやりたいことリストは、ちょうどこの季節から、思いつくままつらつらと書いている。
やりたいことリストが書けなかった私が、いつの頃からか『誰の顔色も伺わず』なぜか具体的に書けるようになった。
「なりたい自分」 なんていう大仰なものは少なく、もっと軽めの「欲」 みたいな単純なものが並んでいる。
半世紀生きてきて、ハリボテのお利口を手放し、ようや
エンディングノートの項目を1つずつ掘り下げてみる Part.3 「情報の管理」
久しぶりのエンディングノート深堀りシリーズです。
さて、あなたは遺言書を書いたことはありますか?
私が初めて遺言書なるものを書いたのは、小学5年の時でした。
「もしも私に何かあった時は、大事ものボックスに入っているサンリオグッズは全部妹にもらって欲しい。あと着たい服は、着れるようになったら着てね」
学校の課外授業で2泊3日のキャンプに出かけるにあたって、お気に入りの便せんにこう記し、
自室
手放しの最終課題とは?!
◆簡単な幸せと、簡単ではない幸せ
私はエンディングノートとの出会いや、終活という概念で、幸せに気づく人を増やしたいな、と思っている。
壮大な夢だ。
一応エンディングノートと終活セミナーの認定講師なので、任務というか、ふわっとした志みたいなものでもある。
近頃幸せについてのアンテナを立てていると、名誉もあるお金もある、そんな方でも、幸せだと感じることは、案外誰の心の内にもあるようなことな
親への終活のおススメは、まずこのカードから?!
hibiyaが販売しているエンディングノート用のシール&ガイドブックには、救急お守りカードなるものが 5枚ついてくる。
なぜ5枚?!
◆親にエンディングノートの話をしたら嫌な空気に?!
hibiyaのお客さまは、30代から60代くらいの方が多い。
そうなると、本当はまず、親にエンディングノートを勧めたい人が多いのだ。
しかし、焦らないで欲しい。
親世代にエンディングノート、終活、これら
私の幼少期と初代家族のこと
おもーい くらーい シャッターが、要塞のように窓にへばりついている、朝なのに薄暗いあの感じが、私はとにかく嫌いだ。
どんなに大好きな家でも、この色味を帯びている室内は、私の思い描く幸せとは真逆の空気を纏っている。
◆夏休みのラジオ体操が、いい思い出にならないワケ
私が幼い頃は、今みたいに朝から太陽もギラギラとうるさくなく、八月でも早朝は上着がいるくらい涼しい日が多かった。
夏休みはうちの近
義祖父母宅を実家じまいした話
10年以上前、義祖父母宅を「実家じまい」した。
施設に入っていた義祖父母が1ヶ月の間に相次いで亡くなった。2人とも高齢ではあったが持病を抱えていたわけではなく予期せぬことだった。しかもほぼ同時期に。手配や連絡、事務手続きに追われて悲しみに暮れる時間もなかった。
空き家のまま放置されていた築70年の義祖父母宅をどうするかも急務の課題となった。不動産屋との話し合いで更地にして売却することに決まった。
一枚の新聞広告が教えてくれた、天国への準備とは?!
この新聞広告を見かけてからほどなくして、私の母は癌で亡くなった。
不摂生につぐ不摂生で、生きていたくないのだろうな、と感じさせる最後の10年だった。
母は生まれ持った恵まれた能力で、何をやってもそつなくこなす人だった。
年末には料亭のようなお節料理を作っていたし、私が幼い頃はバレエの発表会衣装も裁縫の先生が作ってくれるものより、綺麗に仕上げてくれた。
パソコンも使いこなし、Adobeのイラ
どんな所で眠りたいですか?
お墓について思うこと
▶私が自分のお墓について考え始めた時のこと
私には、たった一度しか会ったことがないのに、忘れられない方がいる。
みなさんにもそんな出会いはあるだろうか?
当時私は10代後半
その方は92歳だった。
ようこそ来てくださいました、と微笑みながら、その方は私と祖父の為に美しい所作でお茶を淹れてくださっていた。
小さな身体で数センチずつ前に進む歩き方が可愛らしく、そ
苦手と得意と幸せって、なんだかごちゃっと絡み合ってない?!
私の母は「闘え!」「勝つんだ!」という昭和のボクシング漫画の父親を彷彿させるタイプで、幼い頃の私は、これを座右の銘とばかりに自分に言い聞かせ、奮い立たせていた。
しかし私は、今流行りのクリフトンストレングス診断※では「競争性」は下位の下位になる。
誰かが闘いを挑んできたら、「良かったらお先、どうぞ」と、道をあけてしまう。
闘いものがそもそも好きではない。
そして、なんちゃら診断では必ず「内
やりたいことリストを人生の中でブレずに叶える3つの方法
やりたいことリストが思うように書けないという方に向けて
私がエンディングノートに「やりたいことリスト」を入れたい!と思った理由は、自分の余命の明確なカウントダウンが始まった時、このリストを見返すことで落ち着きを取り戻したいと思ったからだった。
やりたい事リスト、書きたいのに書けない、なかなか思いつかない、そんな方にむけて今日は書いていきたい。
数年前まで私は、やりたい事リストを10個書く
大切な人とは、目の前にいる人だけではない
エンディングノートに書く大切な人を、
もう少し大きな角度から思い返してみる
自分にとって大切な人とは?
と問うと、現在も強い繋がりのある人達を思い浮かべる人が多いと思う。
しかし、歳を重ねると、この世にはもういないけれど大切だった人、も増えていく。
また、会ったことはないのだけれど、自分の人生に大きな影響を与えてくれたという人が、みなさんにもいないだろうか?
私には確かにいる。
あの
あなたは自己紹介の時、ホントの自分を紹介できていますか?
10年以上前の話。
長年憧れだったカフェ(スタッフ50人位の大きめの店舗)に、初出勤した日のこと。
朝のミーティングの時間をいただき、私はみんなの前で自己紹介をさせていただくことになった。
当然初出勤なのだから、そういう場もあるだろうと想像しておくべきだった。
私はその時まで、大勢の前での自己紹介を必要とする仕事をしたことがなかった。
誰かの自己紹介についても、印象に残るようなものも聞い
素敵な自己紹介にもなる【エンディングノートの基本情報】
基本情報の深堀りをしてみませんか?
▶基本情報の深堀りって何?
エンディングノートはだいたいが「基本情報」から始まります。
「基本情報」は、変更も少なく、誰にでも比較的書きやすい項目ページではないかなと思います。
自分を証明するページ、といった感じでしょうか。
この基本情報のページに、こんなことを一緒に書いてみるのはいかがでしょうか?
・ちょっとした自己紹介で使えそうな話題
・自分