[農心杯] "農心杯反乱"

 

 

▲史上最高の競争率で行った選抜戦を通じて3人の国家代表が誕生した。 主人公はチェ・チョルハン、ミン・サンヨン、ペク・チャンヒ. これらはランキングシード パク・ジョンファン、ワイルドカード(未定) 1人と結集して17回農心杯の韓国代表として中国、日本と競争する。

第17回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦代表選抜戦決勝

ペク・チャンヒ、キム・ジソク破って…チェ・チョルハンとミンサンヨンも代表チーム合流

チェ・チョルハン(30)・ミン・サンヨン(23)・ペク・チャンヒ(19)が76対1の競争率を突き抜けた最後の主人公になった。 これらは7月13日から21日まで韓国棋院で行った第17回農心辛ラーメン杯代表選抜戦を通過した。 今回の大会はランキングシードを新設して、その数だけ選抜戦者を減らすのに伴って史上最高の競争率で行われた。

選抜戦最終日である22日の決勝1組でペク・チャンヒはキム・ジソクを、2組でミン・サンヨンはホ・ヨンホを、3組でチェ・チョルハンはアン・ククヒョンをそれぞれはね除けて太極マークを付けた。 この中でチェ・チョルハンは8度目の出場、ミン・サンヨンとペク・チャンヒは初めて出場する。

 

▲選抜戦決勝進出者などは200万ウォンの対局料を取得した。 本戦では対局当たり300万ウォンを受けて、3連勝時には連勝ボーナスで1000万ウォンを取得する。 連勝ボーナスは以後1勝追加時ごとに1000万ウォンずつより増す。
 

上位12人に付与した対戦シード中ではチェ・チョルハンだけが最後まで生存した。 トップシード キム・ジソク、カン・ドンユン、パク・ヨンフンがぞろぞろ脱落するなど激しかった競争率程異変も多かった。

■ランキングにより組別分散配置された上位12人の現況

・1組:キム・ジソク(脱落),イ・ドンフン(脱落),チョ・ハンスン(脱落),ウォン・ソンジン(脱落)

・2組:カン・ドンユン(脱落),ナ・ヒョン(脱落),キム・スンジェ(脱落),ペク・ホンソク(脱落)

・3組:パク・ヨンフン(脱落),チェ・チョルハン、アン・ソンジュン(脱落),ユン・ジュンサン(脱落)

3人のランキングはチェ・チョルハンが6位、ミン・サンヨンが40位、ペク・チャンヒが106位. ここにランキング1位パク・ジョンファンがランキングシードで結集する(合計5人で構成される代表中残り1名はスポンサー農心がワイルドカードで選定する。 前期にはキム・ジソクが受けた).

確定した4人のランキング平均は38位. 前期代表5人のランキング平均8位よりはだいぶ落ちた。 4人の年齢平均は23.5才で前期5人の22.2才より若干高まった。

韓中日の代表5人ずつ出場して連勝団体戦で覇権を争う本戦は10月20日夕方中国で開幕式を持った後21日から一日一対局ずつ1次戦四対局を置く。 その後釜山（プサン）で2次戦(5～9局),上海で最終3次戦(10局以下)を行う。 優勝国にだけ与える賞金は5億ウォン. これまで韓国11回、中国4回、日本1回優勝した。

 

▲巨艦キム・ジソクとニューフェース ペク・チャンヒの1組決勝戦. 2013年入段した19才ペク・チャンヒ(右側)がランキング2位キム・ジソクを落として太極マークを付けた(187手,黒中押し勝ち). ペク・チャンヒのランキングは100位圏外(106位)だ。

 

▲準決勝で逆転勝ちをしたチェ・チョルハンと半目勝ちを勝ち取ったアン・ククヒョン. 相手戦績でも圧倒しているチェ・チョルハン(左側)がアン・ククヒョンを4連敗に追い詰めた(218手,白中押し勝ち).

 

▲対戦シード4人が早期脱落した中で23位ホ・ヨンホと40位ミン・サンヨン. 初中盤にはミン・サンヨン(左側)が不利だったが後半に入って収拾する過程でホ・ヨンホの損害が累積した(252手,白中押し勝ち).

 

▲入段後最も大きい対局を置いたペク・チャンヒ. 14回時のイ・ドンフン以後史上二番目の'初段代表'になった。 イ・ウォンヨン、ジョ・ギョンホ、キム・キヨン、パク・ジョンクン、キム・ジソクを順に破った。

 

▲今年のペースが良くないキム・ジソク. 11・13・14・15・16回大会に代表で出場して通算9勝6敗をおさめた。 ワイルドカードで合流するかも関心事だ。

 

▲ 2・3・6・8・12・14・15回大会に続き8回目代表で選抜されたチェ・チョルハン. 一度の優勝決定をはじめとして13勝6敗の本戦成績をおさめてきた。

 

▲アン・ククヒョンの二度目の太極マークは一歩直前で折れた。 イ・ジョンウ、ヤン・ゴン、チュ・ヒョンウク、イ・ミンジン、リュ・ミンヒョン、パク・ヨンフンを抜いたがチェ・チョルハンに敗れた。

 

▲入段3年で初めての太極マークを付けたミン・サンヨン. オ・ジョンア、イ・ヒョンジュン、ナ・ヒョン、イ・ヒョンホ、チョン・トゥホに続きホ・ヨンホをはね除けた。

 

▲軍服務戦意姿を探していきつつあったホ・ヨンホの3回目太極マークは最終関門で詰まった。

 

▲ "突然よく置くようになった理由ですか? 私も何か分からないです。 普段農心杯を見ていつ出て行くことができるか考えたが今回運よく連勝することになって意識が朦朧としますが良いです。 国家代表になったので責任感を持って勝ちます。" (ペク・チャンヒ)

 

▲ "どぎまぎして内容が良くなくて恥ずかしいです。 心では連勝したいが団体戦だと負担になることも同じで、相手棋士が許諾しなければならないようです。 中国には最小1勝は上げます。" (ミン・サンヨン)

 

▲ "チェ・ジョン選手と置いた対局が最も大変でした。 一度の錯覚でごろごろ転がって投了しようとしたが…. 仕損じても上がったとのことが恥ずかしかったりして運が従ったと見なければならないですね。" (チェ・チョルハン)