2019年07月06日
S&T製 エアーコッキングガン 九七式狙撃銃
皆さんおはこんばんちは。
さてさて今回はトイガンをご紹介したいと思います。
最近になって海外メーカーより発売されましたこちら!
こちらはS&T製 エアーコッキングガン 九七式狙撃銃になります。
飛ぶ鳥を落とす勢いの海外メーカーS&Tが最近発売した日本軍物のトイガンです。
過去に三八式歩兵銃、九六式軽機関銃と販売されてきましたが
遂に照準眼鏡(スコープ)付きの狙撃銃が発売されました・・!
このメーカーのラインナップにはいつも驚かされます。
私は同社の三八式歩兵銃(まだ紹介してませんが九六式軽機も)を所有しておりましたが
友人に売却してしまいました。
過去に紹介したS&T製三八式歩兵銃の記事は以下になります。
過去に紹介したS&T製三八式歩兵銃の記事は以下になります。
サバゲ使用するなら視力の悪い私は断然スコープ付きの方が助かりますので
少々不安でしたが・・・早々に予約注文しました。
箱に貼られた写真と初速チェック表の画像。
上側にプリントされた写真はちゃんと九七式狙撃銃になっており
側面には初速チェック表が貼られています。0.2g弾で計測されております。
そういえば純粋な狙撃銃のトイガンはKTWさんの九九式狙撃銃以来ですね。
サバゲ用にとスコープ取り付け出来るVSR改造なんちゃって三八式歩兵銃を使用してきましたが・・・
もしかしたらVSRの方はこれで御役御免に。この九七式がサバゲではメインになる可能性があるかもしれません。
説明書と製品保証書の画像。
説明書の画像。
1枚の紙を折り畳んだシンプルな説明書ながらHOP調整から安全装置の操作。
スコープの脱着法など基本的な操作が記載されています。
乾燥剤の画像。
九七式狙撃銃にも乾燥剤が入れられています。
付属のマガジンの画像。
三八式と共用の26連マガジンです。
弾速と作動チェックの為でしょうか。
BB弾は3発ぐらい装填された状態でした・・・(汗
BB弾は3発ぐらい装填された状態でした・・・(汗
それでは九七式狙撃銃をみていきたいと思います。
一見するとただの三八式に見えますが狙撃銃ならでは特徴を備えております。
銃床は暗みのある茶色。ダークブラウンやマホガニーに近い色合いでしょうか。
三八式歩兵銃では爪などで傷が付くと白い痕が残ってしまいましたが
今回の狙撃銃はそのような痕は付き難いようですね。
この狙撃銃最初から防塵覆い(ダストカバー)が装着されています。
これは三八式と変わりませんね。
ボルトハンドル(槓桿)と安全子(セーフティノブ)の画像。
槓桿は左側に装着される照準眼鏡(スコープ)に干渉しないように
下側に曲げられた形状(ターンボルトハンドル)になっております。
下側に曲げられた形状(ターンボルトハンドル)になっております。
おかげでボルト操作はし易くなっています。
個人的にはもう少し長さがあり下にある方が良いのですが・・・
三八式同様に安全子(セーフティノブ)は可動し
安全子を押しながら右に回して安全装置はONになります。
安全子を押しながら右に回して安全装置はONになります。
左側面のスコープ取り付け基部(保持台)の画像。
保持台は樹脂製ではなく金属製です。
銃床には保持台取り付けの為に削られており再現に好感が持てますね。
刻印は隠れているように見えますが九七式では保持台の前に存在します。
小倉工廠のマークに1102の製造番号が打印されています。
メイドインチャイナのシールの画像。
シールでよかった・・・(笑
銃の下部の画像。
下部の用心鉄部と弾倉板部の画像。
弾倉底板は取り外しが出来ず用心鉄と一体成型。
弾底板止めもダミーで動きません。
弾底板止めもダミーで動きません。
これは同社の三八式同様です。
弾倉底板にはS&Tの品番(型番?)が書かれています。
メイドインチャイナが無いだけマシかもしれませんね。マガジン収納部の画像。
評価の分かれるマガジン方式。
小型のマガジンは弾薬盒を加工せず収納する事が出来、
価格も安いので評価できるとおもぃます。
ですが横から見るといマガジンがはみ出て見えてしまい
外観は少々残念な仕様になっています。
またマガジンはカチッと入らず装着してもマガジン前方にアソビがあります。
一長一短がありますね。
レシーバー上面からの画像。
レシーバーはちゃんと九七式の刻印が打たれています。
三八式の物を流用していないのが好感が持てますね。また2つのガス抜き穴、菊御門も再現されております。
続いては照尺(サイト)部の画像。
照尺はやはり同社の三八式と同様、最大で2.4kmまでの目盛です。
照尺はやはり同社の三八式と同様、最大で2.4kmまでの目盛です。
照尺部にあるホップアップ調整個所の画像。
溝は浅く箇所によっては歪んでいたりと少々残念な仕上がりです。
指で握るには十分な深さではありますが気になってしまいます。
木被部の画像。
画像では分かり難いのですが私の個体の木被は右側が異様にデカくなっています。
海外製なので出来に当たりはずれがあるのは仕方ないのですが・・・
細かい所はやはり粗雑な所がありますね。
下帯(リアバンド)部の画像。
この部位も歩兵銃とは異なる作りになっております。
下帯は下帯止め用スプリングで固定する方式ではなく
後の九九式短小銃用と同じネジで確実に固定する方式になっています。
下帯(リアバンド)下部の画像。
下帯はモノポッド(単脚)が装備されており
モノポッドを展開させる為の蝶番が備わっています。
モノポッドを展開させる為の蝶番が備わっています。
スリングベイルが狭くなっており負い革の種類によっては通せないかもしれません。
続いてモノポッド(単脚)の画像になります。
モノポッド(単脚)を展開させた状態の画像。
単脚が再現されているのも嬉しいですね。
ただ人によっては邪魔に感じる方もいらっしゃると思います。
モノポッド(単脚)先端部の画像。
この部分が接地面になります。
単脚は九九式の印象が強いせいか角張って大型のように見えてしまします。
モノポッド(単脚)を折り畳んだ状態の画像。
単脚は上帯(フロントバンド)に届かないぐらいの長さになっています。
展開と畳むのを繰り返すと銃床を傷めてしまいそうなので
思い切って外すのもアリかもしれません。
モノポッド(単脚)を展開させた状態の全体画像。
まるで九九式長小銃ですね。
上帯(フロントバンド)とフロントサイト(照星)部の画像。
この部分も三八式と変わりません。
上帯(フロントバンド)は白く汚れています。
この辺は相変わらずですね・・・私の三八式では別の部位でしたが(汗
銃口部付近の画像。
照星(フロントサイト)のサイト凸部は取り外す事が出来ます。
照星(フロントサイト)のサイト凸部は取り外す事が出来ます。
ここも三八式と変化ないようです。
クリーニングロッドはタナカ形式で取り外す事で分解出来ます。
ちなみに現存する実物の狙撃銃はあまり着剣痕が無い物が多いそうです。
これはやはり着剣すると精度に乱れるからでしょうか。
続いては銃床の画像。
銃床上下接合部の画像。
やはり分割式銃床を再現されております。
後部スリングベイルの画像。
こちらは銃床の床尾板部の画像。
さてさてお次は照準眼鏡(スコープ)の紹介になります。
スコープは勿論樹脂製ではなく金属製です。
形状も良く再現出来ております。
実物は専用の収容嚢に収納するのですが
レンズを拭う布(ウエス)と刷毛が付属したようですね。
レンズを拭う布(ウエス)と刷毛が付属したようですね。
照準眼鏡(スコープ)の刻印の画像。
発売前の製品画像ではスコープには刻印が無く
刻印は再現されないだろうなぁと思っていたのが
嬉しい事に見事再現されておりました。
ここに打印されている番号は銃本体の番号とちゃんと共通の物になっております。
これは評価されて然るべきだと思います。
照準眼鏡(スコープ)の取り付け部の画像。
保持台にスライドさせて取り付け、レバーを回して固定します。
脱着用レバーの画像。
レバーは上に引っ張る事で爪を上げます。
照準眼鏡(スコープ)の先端の画像。
筒の右と上側にイモネジが内臓されております。
このイモネジでレティクルを調整します。
タナカ製の狙撃銃は所有した事ありませんが
KTW製の九九式狙撃銃はこの方式でしたね。
接眼ゴム部の画像。
外光の影響を受けることなく目に密着させて照準させる事が出来ます。
ですがサバゲですとゴーグル越しになってしまうので
この接眼ゴムが邪魔になってしまうと思います。
この接眼ゴムが邪魔になってしまうと思います。
照準眼鏡(スコープ)上部の刻印の画像。
ここも再現度の凄い所だと思います。
倍率と有効径、東京第一陸軍造兵廠マークに製造番号。
精密ネジであるJESねぢの刻印まで再現されております。
これは凄いですね・・・正直侮っておりました(汗
このスコープは倍率は2.5倍ですが実物の初期の物は4倍の物も製造されたとか。
照準眼鏡(スコープ)内部の目盛りの画像。
こちらも見事な再現度です。
T字型のレティクルに水平横方向は20mまであります。
これは九六式軽機用の物を同じです。
縦方向の射距離目盛も再現されております。
スコープ径からして購入前は覗き難いだろうと予想していたのですが
現物は意外に見易く安心しました。
倍率が高くないのも寄与しているのだと思います。
照準眼鏡(スコープ)を分解してみた画像。
基本分解はこのように簡単です。
スコープはこの長筒が本体で外装と簡単に分離できます。
接眼ゴムはサバゲでは邪魔になりそうですので
ゴムを外そうとしたのですが・・・・
この接眼ゴムは外装にスコープの中身を固定させるのに必要で
ゴムが無いと中身が固定されず簡単に出てきてしまいます。
ゴムが無いと中身が固定されず簡単に出てきてしまいます。
ゴムにチェッカリングのあるリングを通し
ゴムをスコープの中身に装着してから外装に中身を入れて
ネジ溝のある外装へチェッカリングのあるリングを締めて固定させます。
ゴムをスコープの中身に装着してから外装に中身を入れて
ネジ溝のある外装へチェッカリングのあるリングを締めて固定させます。
ゴムを切断したりゴムの代わりになるスペーサーを巻けばいけるかと思います。
しかし・・・こんな単純な固定方法なのでレティクル角度は簡単にズレてしまいます。
それでは照準眼鏡(スコープ)を銃本体に装着してみたいと思います。
とても簡単ですよ・・・!
①まずは照準眼鏡(スコープ)を「脱」ポジションにします。
②保持台のレールに照準眼鏡(スコープ)を通し奥までスライドさせます。
③照準眼鏡(スコープ)のレバーを「脱」から「装」ポジションにします。
レバーは上に引っ張り爪を上にしながら回します。
これで装着完了です・・・!ガタも少なく本当に簡単です!
続いては照準眼鏡(スコープ)の取り外しを仕方です。
これも至極簡単です。
①レバーを「装」から「脱」ポジションにします。
レバーを移動させる際は上に引っ張り爪を上げながら行います。
②銃本体の保持台横にあるリリースボタン押しながら照準眼鏡(スコープ)をスライドさせ取り外します。
以上です!ね?簡単でしょう。
照準眼鏡(スコープ)を取り付けた状態の狙撃銃の画像。
歩兵銃とは違った魅力がありますね・・・格好良いですね。
単脚(モノポッド)を展開させた状態の狙撃銃の画像。
スコープに単脚・・・当時としては先進的な作りだったのではないでしょうか?
照準眼鏡(スコープ)は左側の位置にありますが意外と覗き構え易い位置です。
近距離など目視出来る敵には通常の照門、照星で狙う事が出来ます。
照準眼鏡(スコープ)は比較的小型で嵩張り難く、
ボルトハンドル(槓桿)はターンボルトなので操作し易いです。
またS&T製はボルトのストロークも短いので慣れればスコープを覗きながら連射が可能だと思います。
さて以上で簡単ではありますがS&T製 エアーコッキングガン 九七式狙撃銃の紹介になります。
この九七式狙撃銃はサバゲで使っていこうと思います。
ただその為に単脚は外し接眼ゴムも外すかして短くしようと考えてます。
まだ実射性能は未知数ですが・・・使える代物に弄っていこうと思います。
そうなると日本軍装備で身体用偽装網などを装備したいですね!
スコープ用の専用の収容嚢を自作してみるのも面白いかもしれません。
さて今回は以上になります。
ではでは~
の死
Posted by アンチョビことチビ at 15:31│Comments(2)
│トイガン
この記事へのコメント
>> きんたakさま
こんばんは!きんたakさま!
おお!ご購入おめでとう御座います!
国内メーカーも応援したい私としては少々複雑ではありますが・・・
このクオリティでこの価格は本当に凄いですね・・・
次はどんな日本軍物が来るのか楽しみです!
九七式是非サバゲで投入してみてください・・・!
こんばんは!きんたakさま!
おお!ご購入おめでとう御座います!
国内メーカーも応援したい私としては少々複雑ではありますが・・・
このクオリティでこの価格は本当に凄いですね・・・
次はどんな日本軍物が来るのか楽しみです!
九七式是非サバゲで投入してみてください・・・!
Posted by アンチョビことチビ at 2019年07月11日 18:12
自分も購入いたしました!
このラインナップを比較的安くで出してくれるs&tには感謝しかありません
表面が錆びてたり傷があったりと海外製故のチープさがありますがこれもまた手を入れる楽しみですね
このラインナップを比較的安くで出してくれるs&tには感謝しかありません
表面が錆びてたり傷があったりと海外製故のチープさがありますがこれもまた手を入れる楽しみですね
Posted by きんたak at 2019年07月11日 09:53
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