2012年07月21日
タナカ ガスガン 三八式騎兵銃 ビンテージブルーフィニッシュ
さて久しぶりにトイガン記事も更新していきたいと思います。
今回ご紹介するのはこちら!!
タナカ製 ガスガン 三八式騎兵銃 ビンテージブルーフィニッシュになります。
三八式歩兵銃、九九式と所持しているのですが・・・
やはり短い騎兵銃も欲しくなってしまい、購入に至りました・・・!
候補は四四式と三八式の2丁の騎兵銃があったのですが・・・
軍装をする上で四四式は選択肢が少なく感じ
逆に三八式は選択肢が多いと感じました。(あくまで私の素人考えですので・・・あしからず・・・)
これは実際の実物の生産数が物語っていると思います。
しかし・・・・
タナカ製の旧仕様の旧軍小銃シリーズは殆ど流通していないようで(中古は除く)
騎兵銃も例外ではありませんでした・・・・
そこで兼ねてより気になっていたビンテージブルーフィニッシュ仕様を購入してみました!
旧仕様より価格が上がり、その仕上げが大いに気になるところですが・・・
果たして・・・・!?
こちらがタナカ製ガスガン三八式騎兵銃ビンテージブルーフィニッシュの両側面全体画像です。
木製銃床、レシーバー、アウターの仕上がりが旧仕様(ノーマル)と異なるのがお分かりでしょうか?
今までのタナカ製モデルガン、ガスガンとは全く異なる雰囲気を醸しだしております。
ということで細部を見ていきたいと思います。
銃床(ストック)は旧仕様のガスガンに見られた黄色分の強い物ではなく、
色の濃いチュコブラウンに近い色となっています。
一見黒く見えますが、よく見ると木目をはっきりした色でございます。
リアサイト、フロントサイト、クリーニングロッド、レシーバー、パットプレート、と主要な金属部分(亜鉛製)は
ビンテージブルーフィニッシュと呼ばれる仕上げが施されています。
これは亜鉛合金をメッキ加工し、さらにブルーイングを施し、磨き上げ艶を出したものです。
亜鉛合金製とはいえ、これら特殊な加工には大変な手間が掛かりますので
お値段が高くなるのもうなずけれます。
ありがたいことにガスガンだけでなくモデルガンでも同じくビンテージブルーフィニッシュ仕様のものが販売されていますが
これも同じ仕上げなのでしょうか。。。
レシーバー上部からの画像。
ボルトはビンテージブルーフィニッシュというよりもメッキ仕上げのように見えます。
しかしこれがまた巣晴らしいんですよ。。。光沢といい色といい・・・!!
リアサイトは騎兵銃なので歩兵銃とは異なり小型な物となっております。
この製品ではリアサイトまでもビンテージブルーフィニッシュ仕様となっております。
う~む手が込んでいますw
フロントバンドの画像。
フロントバンドは歩兵銃と異なり、木被も固定するため側面ネジ止めの大型の物になっています。
ロアーバンドの画像。
勿論このパーツもビンテージブルーフィニッシュ仕様です。
ちなみにこのロアバンドはモデルガン時代より騎兵銃のものは耐久性が低いことで有名だそうですが・・・
仕上げが変わって・・・耐久性はどうなったのでしょうか。
ちょい心配な箇所でございます。
レシーバーにある菊の御紋、三八式の文字とガス抜き穴の画像。
この3つはいずれも再現されています。
ボルト付近の画像。
ボルト、セーフティ(安全子)はメッキ仕上げとなっています。
滑り止めもメッキ仕上げと素晴らしい銀色の光沢を出します。
遊底止の画像。
トリガーガード(用心金)部の画像。
このパーツも総じてビンテージブルーフィニッシュなのですが・・・・
なんと専用マガジンであるマガジンプレート(弾倉底板)までビンテージブルーフィニッシュ仕様になっていました!
ここまでするのか・・・タナカさん・・・侮れませんねw
普通に考えてマガジンはスペア(予備)を持っていてもおかしくないので
マガジンぐらいはノーマル(旧型)仕様にしていても差し支えないと思うのですが・・・
まさか専用仕様とは。。。!さすがですねタナカさん!
ちなみに勿論、ノーマル仕様のマガジンも使用できます。
違うのはマガジンプレート(弾倉底板)の仕上がりだけです。
ビンテージブルーフィニッシュ仕様のマガジンの画像。
新旧マガジンの比較。
左がノーマルの三八式歩兵銃のマガジン。(結構古いかな?)
右は今回ご紹介する三八式騎兵銃ビンテージブルーフィニッシュのマガジン。
う~ん・・・よ~く見ると違う箇所があるやもしれません。
ボルトを引いた状態の騎兵銃の画像。
メッキなのでボルトが際立って美しいですね!
お次は散々酷評されております騎兵銃のくびれ部分。
ロアバンドから下の銃床のラインが明らかに太くなっております。
実物の騎兵銃の画像を拝見してもやはり、タナカ製はこの部分が残念でなりません。
もう少し緩やかなラインで細くなる形状の方が。。。。
まぁ黒みのある銃床のおかげで銃床のライン(輪郭)はボヤけて見えるのですが・・・やはり気になります。
近い将来、削るなりして矯正する必要があるやもしれません。
兄貴分?の歩兵銃との比較。
銃床の握り溝の長さ、銃床の色、レシーバーの色など大分差異がありますね。
さて・・・
ここで一風変わった試みをしてみました。
この騎兵銃のボルトはメッキ仕上げなのが特徴ですが、
思い切って歩兵銃の物と相互に換装してみました。
騎兵銃に旧型(黒色)のボルトに換装した画像。
難なく換装可能です。実物以上の互換性!(当たり前かな?w)
黒色(旧型)のボルトでも外観を損なうことはありませんね。
むしろ自然な感じが致します。
中々良い感じです!
ボルトは磨耗し損耗致しますので、こういう手もアリですね!
続いては騎兵銃のメッキ仕上げのボルトを旧型(通常仕様)の歩兵銃に換装してみました!
これはこれで全然アリですね・・・! 歩兵銃がさらに美しく際立ちます!
ですが遊底被(ダストカバー)を装着するのは気が咎めるかも・・・
やはり傷が付いてしまいますので・・・(汗
そういえばコイツを忘れていました。
遊底覆い(ダストカバー)です。
こいつはビンテージブルーフィニッシュ仕様はないですので従来のものを装着します。
騎兵銃に装着!
う~む・・・画像では分かり難いのですが・・・
ビンテージブルーフィニッシュ仕様の騎兵銃に遊底覆い(ダストカバー)はあまり似合わないようです・・・
と言いますのも勿論理由がございます。
それは仕上げの差です。
ご存知のようにタナカ製の遊底覆い(ダストカバー)はスチール製で青みのある色合いでございます。
対して騎兵銃本体は主要合金部分はビンテージブルーフィニッシュという仕上げです。
白っぽいメッキ調のビンテージブルーフィニッシュにこの遊底覆い(ダストカバー)は明らかに浮くのです。
しかも遊底覆い(ダストカバー)は大型で長い分、
その仕上がりの差が目立ってしまうのです。
う~ん・・・遊底覆い(ダストカバー)が必要不可欠な必需品というのに・・・
これは盲点というか残念ですね・・・
ちなみに・・・・
ビンテージブルーフィニッシュ加工の部品は交換販売のみのようです。
また・・・
説明書の部品図は三八式歩兵銃と九九式短小銃のみです。
騎兵銃の部品図はございません・・・・
まぁこれはいつも通りですね・・・w
さて以上でタナカ製 ガスガン 三八式騎兵銃 ビンテージブルーフィニッシュになります。
銃床のくびれの形状、遊底覆い(ダストカバー)を装着した際、説明書などは少々残念でございましたが
特徴あるビンテージブルーフィニッシュの仕上げは美しく、
黒味のある深い色の銃床も素晴らしい雰囲気でございます。
これはさすがモデルガンで名を馳せたタナカさんだけあると思います。
ガスガンでありながら、この贅を尽くした外観。芸術品に近いもの感じます。
購入して本当に良かったと思っております・・・・・!
最後におまけ
ここにきて騎兵銃も加わりました!
う~ん・・・銃床の色が一番際立っておりますね・・・・
当然でありますが最も短い銃となりました。
この長さがサバゲなどでは実戦的、有利といえるやもしれませんね。
ということで今回は以上になります。
でわでわ~
ノシ
実物のボルトの仕上げにつきましては一概に全て同じとは言えませんね(汗
三八式にしましても30年以上長きに渡り生産されていましたので・・・
私も白く輝く仕上がりのボルトはとても美しいと思います。
この玩具銃の話になって恐縮ですがやはり使うのは勿体ないです(汗
http://taka25ban.sakura.ne.jp/newpage29.htm
ですが、白磨きのボルトも良いと思います。美しくて。
ボルトがガタガタですか・・・
私はさほど気になりませんね。
何故なら私は遊底覆いを装着しておりまして
銃本体の下部のネジを増し締めすればボルトの固定はさほど問題にならないと思います。
しかしながらエアコキ、ガスも一長一短ありますし
サバゲでの使用なのか否か。
部屋撃ちのみなのかなどによりますね。
実際のところどうなんですですか?これほどの挺数をご購入ならお分かりでしょうと思いましてコメントに至りました。
エアコキかモデルガンかガスか・・・。耐久で言えばエアコキがいいんでしょうけどガスやモデルガンのよさが捨てきれないわけです。
恐らく間違いなく亜鉛かと・・・(汗
この仕上がりの差異はどうしようもないです・・・
>>ミカドロイドさん
VSR10改造の小銃ですか!
いいですねぇ~私も長く現役でしたよ!
VSRの豊富なパーツと安定な実射性能は
やはり素晴らしいですし、ゲームでは最強のボルトですよ!
残念ながら、記事画像のような小銃は資金面から
入手できないのですが…
うちは、VSR10の外装を根性改造した
なんとなく、38式に似せた小銃でがんばっています
遊底被の艶消しのような色合いは個人的には好みなんですが・・・やはり高級仕上げの銃とは相性が悪いものなのでしょうか
ロアーバンドの強度はとりあえず磁石を近づけてみましょう(ェ