ノルウェー人男性、携帯電話を拾おうとして、ボットン便所に落下
26日、ノルウェー人男性のカト・バルントゥセン・ラーセンさん(20)が、野外にあるボットン便所の中に落下し、国内のニュースを騒がせた。ノルウェー国営放送局の報道によると、この日、ラーセンさんの友人が放尿をしながら、携帯電話を使用していたところ、電話が便器に落下。身体が細いラーセンさんが、脚を伸ばして拾おうとした結果、自身が便器の中に落下した。なんとか這い上がろうとしたが、自身の身体を傷つけるばかりで、脱出することはできなかった。結果、4人の消防士が駆け付け、便器を破壊し、10分で救助(VG紙)。
「脱出できないと実感したときは、パニックに陥りました。今までで最悪の体験です。トイレの中には大きな虫もいて、非常に気持ち悪かったとしか言いようがありません」と、本人は国営放送局に語る。VG紙によると、ラーセンさんは便器の中に1時間ほどいた。
この驚きの出来事は、ラーセンさんの両手が便器の中から出ている衝撃的な写真とともに、国内のメディアを大いに盛り上がらせた。ちなみに、携帯電話も無事救出されたようだ。
自然が多いノルウェーには、このような落下式便所が多数配置されている。
※写真はドランメン消防署より許可を得て掲載
Text:Asaki Abumi