頓智ドットは、インターネット上にある興味・関心を行動に結びつけることができる新サービス「tab」の提供を開始した。iPadアプリ「tab」およびウェブで利用できる。アプリのダウンロード、サービスの利用は無料。iPhoneアプリは7月のリリース予定。

「tab」は興味のある情報(アイテム)をアーカイブ化し、その場所を訪れた際にリマインドして、行動に結び付けるサービス。同社では、テレビや雑誌、インターネットで興味のある情報に出会っても、時間の経過とともに忘れたり、その場所近くを訪れても思い出せずに後悔するといったことがなくなるとしている。

ユーザーが「tab」を立ち上げると、「新着」「人気」「おすすめ」といったレーンから気になるアイテムを見つけることができる。これらの情報はユーザーのほか、頓知ドット編集部、コンテンツ提供パートナーにより投稿される。

iPadアプリ「tab」のアイテム画面

tabへの投稿画面

気になるアイテムをタップすると、テーマを持った切り口でまとめられた一連のtab(アイテムの集まり)が画面の上部に、そのアイテムに似た情報が下部に表示される。お気に入りを見つけたら、ワンクリックをすることで、その情報をアーカイブして保存することができる。

保存したtabのまとまりには名前をつけることができ、各ユーザーは各々が作成したtabをフォローすることも可能。各アイテムの詳細情報にコメントを残し、共通の興味や関心を持つユーザーとつながるSNS機能も備えている。

また、GPS機能付きの端末でtabにアクセスすることで、アイテム内の位置情報をもとに、現在地近くのユーザーがtabに入れたアイテムや人気のアイテムが抽出されるという。

なお、iPadアプリ版ではバードビューやポスタービューといったインタフェースを採用。ウェブサイトではiPad同様の機能に加え、ブックマークレットや簡単なブログ投稿のような画面で詳細ページを作成できる編集機能も提供している。7月リリース予定のiPhoneアプリではARビューといったインタフェースが採用されているという。今後は、iPad・iPhoneから撮影した写真をアップロードして、自分のアイテムとして投稿可能にする。

ポスタービュー

バードビュー

ARビュー

6月27日現在の同アプリの対応機種は、iPad/iPad 2/第3世代iPad、OSはiOS 5.0以降。ウェブ版はOSがWindows Vista、Windows 7以上、Mac OS X 10.6.8以上、対応ブラウザは、Google Chrome 19.0以上、Firefox 13.0以上、Safari 5.1.7以上、Internet Explorer 8以上(IE9以上を推奨)。