米海兵隊、偵察任務用途で利用する球体状の水陸両用ロボットをテスト
米海兵隊での偵察任務などを用途とした、球体状の水陸両用無人偵察ロボットの開発が進められている。
コネチカット州スタンフォードに本拠を持つ GuardBot Inc. が開発を手掛けるこのロボット。球体状をした本体の左右両面に、大きな目玉が飛び出したようなカメラを搭載することで、周辺の情景を一度で全周に渡って撮り込むことができる。
コネチカット州スタンフォードに本拠を持つ GuardBot Inc. が開発を手掛けるこのロボット。球体状をした本体の左右両面に、大きな目玉が飛び出したようなカメラを搭載することで、周辺の情景を一度で全周に渡って撮り込むことができる。
GuardBot 社は、偵察や監視、救難救助用途の無人機システムの開発を手掛ける企業で、この球体状の水陸両用ロボットヴィークル システム (Spherical Amphibious Robotic Vehicles System) は、2004 年の火星探査ミッションをヒントに開発。現在までに米国をはじめ海外でも複数の特許技術を保有している。
砂地や雪面、水上、上空での運用を可能にすることをコンセプトに進められ、1 度の充電で連続 8 ~ 16 時間の駆動が可能。9 軸安定化の「振り子運動 (pendulum motion) 」を利用した推進システムにより陸上・水上を移動する。同社が以前に発表した情報では、陸上での移動は毎時 6 マイル (=時速 9.6 キロメートル)、水上では毎時 3 マイル (=時速 4.8 キロメートル) で移動するとのこと。
Guardbot Inc 2014/12/22
砂地や雪面、水上、上空での運用を可能にすることをコンセプトに進められ、1 度の充電で連続 8 ~ 16 時間の駆動が可能。9 軸安定化の「振り子運動 (pendulum motion) 」を利用した推進システムにより陸上・水上を移動する。同社が以前に発表した情報では、陸上での移動は毎時 6 マイル (=時速 9.6 キロメートル)、水上では毎時 3 マイル (=時速 4.8 キロメートル) で移動するとのこと。
バージニア州にある海兵隊基地、マリーン・コー・ベース・クワンティコでおこなわれたデモンストレーション映像。映像は 2012 年 8 月に公開されたもの。現在はオペレーターによる遠隔操作で移動するが、将来的にはマップ上を自律的に移動することを想定している模様。
Guardbot Inc 2014/12/22
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