田中将大、楽天が提示した金額が「レジェンド投手のプライドを傷つけた」

プロ野球ビジネスの第一人者である小林至氏が、「小林至のマネーボール」を通じて、楽天の田中雅宏投手の自由契約についての見解を明かしました。動画の中で小林氏は、田中投手のレジェンドとしての誇りと球団経営の合理性がぶつかり合った結果として、彼の決断を「しょうがないなっていう感じですね」と評価しました。

小林氏は、田中投手が期待されていないという感覚を持ちながら、日米通算200勝にあと3勝と迫る実績を考慮し、「楽天へのこれまでの貢献度とか、そういうの考えると、レジェンド枠ってあんじゃないの？」と投げかけました。また、田中投手が提示された年俸に対して、プライドが傷つけられたのではないかとの推測に対しても「楽天がオファーした金額が、俺の価値ってそこまで低いのかよ」と選手としてのプライドの高さを汲み取っていました。

さらに、小林氏は「自身の価値を市場で確認することが一番すっきりしていいんじゃないですか」と語り、田中投手が自由契約を選んだことについて、経済合理性を尊重した決断であることに賛同しました。

動画の締めくくりでは、小林氏は、田中雅宏投手の今後について「200勝、達成してほしいしやっぱりね、楽天に対してね、『空見たことか』と吠える姿も見たい」と期待を込めました。田中投手の今後の活躍を見守るファンとしての視点を示し、動画を締めくくりました。