選手権優勝候補・流経大柏FWに海外スカウト関心「出場機会少ないが…」
2024年12月30日(月)10時2分 FOOTBALL TRIBE
千葉県の強豪校である流通経済大学付属柏高校(流通経済大柏)は、12月31日に行われる第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦で佐賀東高校と対戦。この初戦を前に、FW安藤晃希が海外サッカー関係者が熱視線を送っている。
現在2年生の安藤は、tfaジュニアユース(田口フットボールアカデミー)出身。2024年度の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグでは22試合中2試合の出場、プレー時間73分と出番に恵まれず。FW粕谷悠らの控えに甘んじたが、それでも海外での評価は高いという。
セルビア2部FKヤヴォル・イヴァニツァの元スカウトであり、2024年10月から韓国系エージェント会社『L&K』のチーフスカウトを務めるマーク氏は、29日にXを更新。安藤について「彼は素晴らしい才能の持ち主だ。出場機会は少ないが、大いなる可能性を秘めている」と評している。
DF関川郁万(鹿島アントラーズ)、FWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)といったJリーグを代表する選手のみならず、DF小川諒也(シント=トロイデンVV)をはじめ欧州クラブ所属選手も輩出している流通経済大柏。背番号「18」を着ける安藤も、大舞台でのパフォーマンス次第では偉大な先輩の足跡を辿ることになりそうだ。同校が優勝候補として評価されているだけに、他選手を目当てに現地視察するスカウトの目に留まるかもしれない。