必ず返信すべきメールが届いたけれどいまは忙しい、そんなときどうすれば? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
2025年1月8日(水)11時15分 マイナビニュース
まだまだ利用する機会が多い「メール(インターネットメール)」は、個人用途はさておき、ビジネスの世界ではインターネット連絡ツールのデファクトスタンダード的存在です。チャットアプリを使う機会も増えてはいるものの、システムやハードウェアの違いに影響を受けないメールは今後も活用されることでしょう。
そんなメールの着信をiPhoneが把握すると、おやすみモードなど特殊な設定にしていないかぎり通知で知らせてくれますが、着信があったこと自体を忘れてしまうもの。いちどでも開いてしまうと既読扱いになり、他のメールと見分けにくくなるため、重要度に応じた対応が必要です。
そのひとつが、フラグを立てること。iOS標準装備のメールアプリの場合、対象のメールを左方向へフリックし、現れた「フラグ」ボタンをタップすればOKです。以降、そのメールには小さな赤い旗が表示されるようになるので、他のメールと区別できます。
しかし、メールアプリを起動しないかぎりフラグの存在には気づかないため、より重要度が高いメールには「リマインダー」を活用しましょう。リマインダーの通知が届けばロック画面/通知センターに表示され、注意を引きます。通知のタイミングには「今夜(午後9時)」や「明日(翌日の午前8時)」を選択できるので、◯月△日の何時にするかといった具体的な日時を考える必要はありません。
なお、メールアプリのリマインダーは、iOSに標準装備のリマインダーアプリと機能的な関係はありません。届く通知はメールアプリが発信するもので、リマインダーアプリに該当のメールに関する情報が表示されることはなく、通知音やバイブレーションもメールアプリに設定したものが使用されます。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら