デーブ大久保、9月に失速した広島に抱いていた印象「出し切っていた。心も体力も」

元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が11日、YouTubeチャンネル『田中大貴のアスリートチャンネル【アスチャン】』で公開された動画「岡田阪神 背水の陣!? セ・リーグ CS予想!」に登場。9月に失速した広島に抱いていた印象を明かした。
○9月に失速した広島に抱いていた印象
田中大貴が「8月だとデーブさん、カープが(上に)いくのかなと思ってたんですよ。で、9月に20敗」と切り出したことで、広島の9月の失速について話す流れとなる。
8月を15勝9敗で終えた広島だったが、9月はセ・リーグ最多タイとなる20敗を記録。首位から転落すると、10月2日にはヤクルト戦に敗北し、CS進出の可能性が完全消滅。最終的に4位でシーズンを終えることとなった。
そんな広島について、デーブ氏は「あまりにも負けすぎたけど」と前置きしながら、「やっぱカープは、もうだいぶパンパンになってやってるのは(もともと感じていた)」「体力的にももう……」と指摘。田中の「出し切ってたんですね?」との問いに、「出し切っていた。心も体力も」とうなずいた。
続けて、デーブ氏は「いや、広島暑いから」と、広島の本拠地であるMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島が屋外球場であることに言及。「去年感じたのは、ちゃんと首脳陣もあっという間に練習をやめさすけど、あれは暑い」とコーチ時代の感想を明かしつつ、「スタミナ、体力切れもあったと思う」「体力のあるチームが8、9、10(月)を勝ってくと俺は思ってる」などと話すと、G.G.佐藤氏も「ありますよね。ドームのチームと外のチーム、体力違いますよね」と共感していた。
【編集部MEMO】
西武の一軍打撃コーチ、楽天の監督、巨人の一軍打撃チーフコーチなどを務めた、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏。自身のYouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』では、清原和博氏や愛甲猛氏、広澤克実氏、槙原寛己氏をはじめとするレジェンド選手をゲストに迎えた動画のほか、野球界のニュースや自身の近況についてもトークしている。