桜開花予想2025 全国トップは東京で3月21日 北日本は高温傾向で平年より早い
2025年1月9日(木)12時13分 ウェザーニュース
2025/01/09 12:16 ウェザーニュース
■開花予想のポイント■
・ソメイヨシノは3/21に東京から開花スタート!・西日本や東日本の開花は平年並
・北日本では平年より早い予想
ウェザーニュースでは本日1月9日(木)、2025年の「第一回桜開花予想」を発表しました。ソメイヨシノの開花トップは東京の3月21日の予想で、22日に横浜と高知が続きます。その後、西日本や東日本は平年並みの開花となりそうです。
これまでに「さくらプロジェクト」参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートおよび名所への独自取材と、気温などの観測結果・気象予測をもとに開花日を予測しています。お花見の時期の参考にご活用下さい。
名古屋は3/24、大阪は3/26に開花予想
名所の桜開花予想(1月9日更新)
2025年の桜の開花は、西日本や東日本で平年並のところが多くなる予想です。昨年は平年と比べて開花の遅かった関東南部も平年並の開花となります。北日本は平年より早く、北海道は1週間前後早くなる見込みです。
開花トップは3月21日の東京で、22日に横浜と高知が続きます。3月下旬にかけて、西日本から東日本の各地で続々と開花を迎えていきそうです。4月上旬からは東北で咲き始め、4月下旬に北海道へ桜前線が上陸します。北海道の開花は4月22日の函館から始まり、5月上旬にかけて道内各地で開花する予想です。
名所のソメイヨシノ開花予想日
・上野恩賜公園(東京都) 3月22日
・高知公園(高知県) 3月22日
・熊本城(熊本県) 3月22日
・嵐山(京都府) 3月28日
・弘前公園(青森県) 4月18日
各地とも、開花から5日〜2週間ほどで満開の時期を迎える見通しです。
北日本では春の高温傾向で開花が早まる
この冬前半(12月〜1月上旬)は断続的に冬型の気圧配置となりました。各地で桜の花芽の休眠打破に必要な気温低下があったため、休眠打破は行われたとみられます。寒気の影響が長続きしなかった近畿や九州の南部では休眠打破が鈍い可能性があるものの、1月後半は冷え込みが強まるため、休眠打破が進む見込みです。
3月の気温は西日本で平年並、東日本で高くなる予想です。東日本では3月中旬に曇りの日が多くなり、桜の生長はやや足踏みする見込みです。このため、開花は平年並のところが多くなります。4月の気温は北日本で平年より高くなる予想です。寒気の影響を受ける日もありますが、晴れる日が多くなることで桜の開花は平年よりも早くなる見込みです。
次回、第二回桜開花予想は1月下旬に発表予定です。