日曜日は南海上を低気圧が通過 関東などで雪の降る可能性も
2025年1月9日(木)17時30分 ウェザーニュース
2025/01/09 17:26 ウェザーニュース
三連休の中日となる12日(日)は本州南岸を低気圧が通過し、太平洋側でも天気の崩れる所がある予想です。上空の寒気が残るため関東でも内陸部や山沿いでは雪になる可能性があります。
上空に冷たい空気が残る
冬型の気圧配置は三連休スタートとなる11日(土)まで続きます。12日(日)になると日本海と九州の南に低気圧が発生し、南の低気圧は太平洋沿岸を発達しながら東北東に進む見込みです。
低気圧の影響で12日(日)は太平洋側で天気の崩れる所が多く、上空に流れ込んだ寒気の一部が残るため内陸部や山沿いでは雪になる所があります。関東平野で雪の目安になる上空1500m付近で−3℃の寒気は朝の時点で太平洋沿岸まで覆うものの、低気圧が近づく夜はやや北上するとみられます。
現時点で雪になるのは関東の内陸部や山沿いで、東京都心は夜に雪が混じる程度となりそうです。
昨日の予報より降水量が少ない傾向に変わってきたため、雪が降っても大きな影響はない見込みです。
そのほか、近畿や東海、甲信、東北南部の内陸部や山沿いも雪になる可能性があります。
まだ低気圧の発達度合い等の予測に不確実性があり、雪のエリアや強さが変化することが考えられます。成人式の式典が開催される自治体があるため、最新の情報をこまめにご確認ください。
日曜日は雲が広がり気温も低めになるため、雪が降らなくても万全な防寒が欠かせません。