『私だって結婚したかった』水前寺清子が石坂浩二への想いを語る

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ニッポン放送で毎週木曜日の夜8時からお送りしている『NEXT STAGEへの提言Ⅱ』。

この番組は、日本を代表する各界の著名人が毎週登場。今の日本の礎を築いた著名人たちは、何を考え、何を次世代に伝えるのか。芸能・文化・音楽・スポーツ・経済・政治など、日本を代表する各界の著名人が週替わりで登場し、自身の人生を振り返りながら、「次世代・NEXT STAGE」への提言を発信していく。

水前寺清子

水前寺清子

12月5日(木)の放送では、歌手の水前寺清子が登場。15歳の時に「コロムビア歌謡コンクール」に出場したことがきっかけで、愛称であるチータの名付け親で、生涯の恩師となる作詞家・星野哲郎さんからスカウトを受けた。そして、1964年、『涙を抱いた渡り鳥』で歌手デビュー。

今も歌い継がれる名曲『三百六十五歩のマーチ』など、数多くの楽曲をリリース、2024年、歌手デビュー60周年を迎えた。また、1970年から放送されたドラマ『ありがとう』では主演を務め、民放ドラマ史上最高視聴率となる56.3%を記録した。

当時のドラマの反響や収録の舞台裏について振り返った。

水前寺:最高ですね。素敵な方が恋人役で。おっかないお母さんがいて。もう波乱万丈ですよ。(山岡久乃演じる)お母さんから怒られる怒られる。しょうがないですよ、役ですからね。もう一方の、(石坂浩二演じる役柄は)優しいし、いい男で。どうすりゃいいのよって、本当に迷いましたよ。ドラマを観ている人から「いつ結婚するんですか?」なんて言われて。困りますよね。私だって結婚したかったですよ。でもね、本当に、こうちゃん(石坂浩二)は、とても素敵な方で、優しかったの。

水前寺清子演じる主人公・四方光の母親役の四方勝を演じた山岡久乃についても語った。

水前寺:お母さん(山岡久乃)がいないのが寂しいなと思ったりします。はっきりしたお母さんでしたからね。ドラマの中でビンタをするシーンがあるんだけど、本気でぶつのよ。もう腹が立つやら、なんでだろうって。親からも殴られたことがないのに。なぜお母さん(山岡久乃)から殴られるのって。本当にその時は思いました。そのくらいの迫力がありました。

最後に、次の世代への提言を伺った。

水前寺:自分の中で、「コレっていいな」って思えることに近付いていけることって、とても大事なんですよね。年齢を重ねても、気持ちは老いないので、自分の好きなことをみつけたら、やり続ける。

この番組は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。

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