お金持ちの薬剤師の子ナンパ/現代の退屈と刺激


仲間内でナンパをしていると、
一緒に出撃してるのにやたら即数が多い人が出てくる。


そういう人の共通項は意外とシンプル。
とにかくターゲットを見つけるのが速い。
そして見つけたらその全てに声を掛ける。


色々細かい要素は他にもたくさんあるけれど、
一番の要因はこれらだと思う。


で、某日のアポの話。


得意の新宿三丁目の路地でナンパした薬剤師の子。


とある雪国出身で、新宿近郊に住んでる子。


背が高くて、すらっとしてるけどおしりが大きい感じで、
外人モデルのようなスタイルが好みだった。


チバ「タイプだから今度仕事終わりに飲みに行こう」

彼女『絶対それ誰にでも言ってるでしょ笑』


やはり長年の鉄板のトークは慣れが裏目に出てしまう。
慣れていない風に話すトレーニングが必要かもしれない。


だがそんなことを言いながら、ラインではノリノリの彼女。
比較的すぐにアポが決まる。


で、いつもの新宿のお店で横並びスタート。


チバ「間取りはどんな感じなの?」

彼女『え笑 3LDK笑』

チバ「なんで笑 月いくら?」

彼女『わかんない笑』

チバ「どゆこと?」

彼女『賃貸じゃないんだよね』


ああ、と思った。
たまにいるタイプ。


賃貸じゃない。
分譲マンションに住んでる子。


つまり持ち家ということ。
誰の所有物かは人それぞれだが。


彼女は、彼女の父親がその部屋を所有していた。


彼女『一人暮らしするなら絶対ここに住めって言われたの。上京の条件』

チバ「なるほど、、」


姉妹とか、兄妹で親所有の分譲マンションをシェアしている例はあるが、
このタイプはなかなかない。


薬剤師も、私大の場合はかなりお金がかかる。
相当な親のようだった。


で、恋愛トークをするのだけれども、
若干分かりにくい。


アポで恋愛系の話をすると、女性の反応は様々なのだが、
正直に話をしてくれる子もいれば、
なかなか話してくれない子もいる。


少しだけ話してくれる子はまだいい。
話す内容が真実だから。
だが、最も分かりづらいのは、設定から恋愛遍歴から何まで、
全部フェイクだというパターン。


男はこう言えば勝手にこう想像して喜ぶでしょ、
というパターン。
ハナから男を見下しているパターン。


そういうのが一番攻略しづらい。


彼女はどれに分類するか、少し分からなかった。
ただ、ある程度は正直に話してくれているようだが、
若干話すと不都合なことがあるようだった。
最近の話がぽっかり抜けていた。


だけど、こちらに興味が無いわけではなさそうだった。
話はちゃんと弾む。


そのまま2軒目へ。
ざっくばらんに話して笑い合う。


身長が高いのに顔が小さいし、
ロングで巻き髪で、CanCamの雑誌から出てきたような子なのに、
結構下世話な話もいける感じ。


自由放任なお嬢様という感じ。


で、緊張の一瞬。
「三軒目行こっか」で、すっと手を取って大通りに向かう。


すると
『え!積極的じゃない?!』
『えー!手つなぐの!?えー!』


みたいに騒ぎ出す。


ぐ、判断誤ったのか?と苦い表情になる。
いけると思ったんだが。


と一瞬思ったが、わーわー言う割には足取りが軽い。
スタスタとついてくる。


おお、と思いながら、そのままタクシーにイン。
どこいくのー!なんてわーわー言うけど、
二人の距離は以前近い。


一応家の前でグダグダするのが嫌だったから、
タクシーの中でキスをしようとした。
すると『ぎゃー!』みたいに拒否してくる。
ぐ、しくじったか、と本気で思ったが、
その後は全然お咎め無し。


で、マンションに到着。
部屋に向かう。


彼女『ほんとに部屋いくの?ほんとに?』
みたいに言ってくるが、もはやBGM。


部屋イン。
ベッドイン。


完全個室になって彼女は化けた。


まさぐりあうように触り合って。
Dキス。


服を脱ぐ。派手な色の勝負下着。


チバ「すごいね」
彼女『えへへ』


で、脱がせるのではなく、
こちらに見せつけるように脱いでもらい、、


などと多少自分の趣味を楽しみながら、
無事に準即。


身長が高い子とすると、ほんとにワイルドな感じのプレイになる。


で、ピロートークで彼女のことを訊きまくる。
やっぱり知りたいのは家のこと。


チバ「男が住み着くでしょ」

彼女『分かる?笑』


やはり男たちは彼女のその立派なマンションに興味があるようで、
体の関係を持った後、彼女の家に行きたがるらしい。


それでそのマンションでやりまくるのは普通の話なのだが、
やはりたまに住み着こうとする男が現れるらしい。


今までに数人ダメ男が住み着いてしまって、
しかも全員嫉妬深くて、束縛が激しいタイプだったから、
めちゃくちゃ困ったという。


スカートを禁止にさせられたり、
ラインの男の連絡先を消そうとされたりと、
もうめちゃくちゃ。


そういうのが困るから、付き合うとか恋人になるとか、
そういう願望は一切ないらしい。
寂しさを埋めてくれたり、刺激的な人と関係を持ちたいらしい。


チバ「結婚はしたくないの?」
みたいに訊いたら、
とくに困ってないし、する意味をあんまり感じないから、
今はしたくない。


仕事もどこでも出来るし、地元に帰ってもいいし、
東京に住まなきゃいけない理由はないし。


結婚して変に縛られたり、自由にできないなら、
このままで良いかな。
今楽しいし。


と彼女は言っていた。


とまあ、ここまで話をしておいて、
自分も結局今度彼女の家に行く約束を取り付けたのだけれども、


それとは別に思ったこと。


親が裕福で、現在の仕事や生活に何一つ不自由がないと、
無気力になる。


ハングリー精神が無くなる。
もちろんそのリソースを使って芸術の道に進んだり、
絵の勉強を頑張ったり、
舞台女優を目指している子も知っているが、


たいていは、退屈そうにしていることが多い。


付き合ってる男性がいても、
もう4年付き合ってるとか、
絵に描いたような真面目な男性だったりして、
満足していないことが多い。


自分が今まで関係してきた子や、
比較的長期間付き合ったりしてきた子にそういう子が多少多くて、


それは、歯医者の娘だったり、医者の娘だったり、
地方の大地主の娘だったりすることが多くて、


お金持ちの娘と比較的相性が良いことが多かった。


なんとなく思ったことは、彼女たちは刺激を求めていたのかもしれない。


ナンパで出会って、そのまま関係を続けるなんて、
ナンパとはあまり縁のない一般市民からしてみれば、
もの凄い強い刺激的な体験になる。


もちろん相手のことなんて全然知らないわけだから、
何もかもすべてが新鮮になる。


保守的な子を口説いていくことも、
口説けることもあるけれど、


最終的に、相手の女性が好奇心旺盛な子であったということも
結構頻繁にある。


ナンパして、立ち止まらせて、
この人はなんか面白そうだな、と思わせたりとか、


この人と一緒に今度飲みに行ったら、どうなるんだろうな、
とか、
そういう風に期待させることは、
やはり王道的に効果があるし、
好奇心のある女性がこちらに食いついてくれる要因になる。


自分は幸いにも日々スキマ時間がほどんどないくらい忙しくて、
さらにはナンパという趣味があるために日々刺激だらけ(良い刺激も悪い刺激も)の生活を送れているけれども、


社会人になってから上京して、
友達も少なくて、
薬局という比較的出会いもあまり少ない職場を往復していたら、
確かに日々を少し退屈に感じているかも知れない。


そしてそういう人は、意外と多いという印象を持っている。


最近はユーチューブなどが流行っているため、
自分が体験しなくても、
ユーチューバーが体験した珍しいことを、
動画を見ることによって追体験出来るようになっている。


しかし、そうして動画だけで満足することが多くなればなるほど、
実体験というものの価値は相対的にどんどん大きくなっていく。


動画で体験することではなく、
実際に体験することが、より貴重な機会となっていく。


おそらく今後は恋愛もどんどんバーチャルになっていくだろう。


インターネットを利用し、バーチャルなのだけれども、
よりリアルな体験をすることが可能になるだろう。


だからこそ、その一方で、本当の意味でのリアルな恋愛体験というものが貴重になっていく。
相対的な価値がどんどん上昇していく。


彼女に直接は尋ねなかったが、
彼女が出会った数々の男たちは、おそらくマッチングアプリで出会った男たちだろう。


男性の話は出てくるのに、どうやって出会ったか、という話がぽっかり抜けていた。
確証はないが、おそらくそういうことだろう。


マッチングアプリは、チャットをするだけで擬似的な恋愛体験が出来る。
会うまでの間、もの凄い高揚感を得ることが出来る。


だが、実際に会ってからは、それらの魔法は解け、
互いに現実と現実とで向き合うことになる。


もちろん良い場合もあるが、がっかりすることもあるし、
とりあえずゲットはするけれども、もう一度会ったりはしたくない、
となることが多い。


自分はそのギャップがあまり好きではないので、
マッチングアプリは全然使わない。
(この手段を否定をする気は全く無いが)


とにかく、現代の女性は刺激を求めている。
退屈な日常に嫌気が差している。


常に刺激的な男性にならなければならない。
女性に新しい視点、視野、視座を提供できる男性にならなければならない。


そんな風な事を感じたし、
そうやっていかないと、その他大勢の括りにされてしまうのだなと感じた。









コメント

  1. ケイアイ より:

    いつも参考にさせて頂いてありがとうございます!


    自分は焼肉が好きなのですが、女性と飲むのに焼肉店は、やはり的さないですか?

    よろしくお願い致します!

    • チバ より:

      >ケイアイさん
      まだ関係を持っていない女性とは行きません。
      匂いがつくこともありますが、まだ関係を持っていない女性と高価な食事をするのはリスクとなるためです。
      すでに関係を持っている女性とは行って良いと思います。

  2. ケイアイ より:

    いつもありがとうございます!

  3. TARO より:

    マッチングアプリ、美女もいるらしいですね。しかし私は己の身で勝負する昼ストが1番好きです。

    • チバ より:

      >TAROさん
      アプリにもクラブにもバーにも美女はいます。試行錯誤した結果、私はストリートに落ち着いております。