野生のナンパ師への誘惑/ブログを長く書き続けるために最も大切なこととは?


日曜日は恒例の昼ストと、
恒例のがっつりジム通いデイ。


で、今日は所要の関係があって
久しぶりにsの街に降り立ったのだけれども。


若い。
若い。


そして薄着。
薄着。
肩出し。
へそ出し。


特に若い子の肩出しスタイルは反則的。
あっついので日陰を選んでぐるぐるとsの街を回遊し、
本日は5Lゲ。


うち現在ラインが繋がってるのが4人。
アラサー二人と20歳が二人。


一人からは返ってこない。
それがまた肩出しの巨○の20歳ときたもんだ。
さっきからちょくちょくスマホを確認してしまっている。


気晴らしには文章を書くのが一番。


最近考えていたこと。


タイトルについて、
順序逆だが、ブログを長く続けるために
大切なことについて。


はっきり言って自分はブログ運営に関しては初心者だし、
このブログも検索流入は数年前からグーグルにブロックされてしまっていて、
指名検索(新宿 ナンパ 大戦争)以外の検索流入はほぼ無い。


アクセス解析を見ても、このブログはブックマークからの流入が最も多い。
つまり読者の方がブックマークしてくれているか、
一度見た人が覚えていてくれて、
指名検索をして来てくれているということだ。


そんな感じでブログ運営の知識に関しては初心者だし、
センスもないし、
ドヤ顔で何かを言えるような立場の人間ではないのだけれども。


それでも、ブログを9年続けてこれた
コツみたいなものはなんとなく掴んだような気がしている。


結論を言うと、それは自分のために書くということ。


誰かのために書くのではなく、自分のためにブログを書くということ。


おそらくブログ運営のプロからは怒られると思う。
「でたらめ言うな」と怒られてしまうだろう。


なぜならブログ運営の基本は

「読み手に有益な記事を書くこと」

「検索キーワードを打ち込んだ人のニーズに120パーセント応える記事を書くこと」

であるとして、

コンテンツ・イズ・キングとして、
すべては読み手のために全身全霊を尽くせということが
セオリーだからだ。


確かにそれは正しいと思うし、
自分も検索して何かを探すときは
有益な記事を探すし、


グーグルもそういうサイトを検索上位に
するようなアルゴリズムを組んでいるはずだ。


それに関しては反論の余地はない。


だが、長く続けるという観点では?


半年、一年ではなく、
五年、十年というスパンでは?


そうなると、疲れてやってられなくなる。


読み手のニーズに応えるのは、簡単な作業ではない。
眼の前に読み手さんがいて、逐一これは違う、あれは違う、と
教えてくれればいいが、


そんなものはいないため、一人で想像して、考えて、
うんうんうなりながら記事を書くしかない。


そんなことを十年も続けてられない。


一方で、自分のために書くという作業は
比較的楽だ。


備忘録になればいいのだから、
文章の装飾もそこまでいらないし、
その日あったことを書くのは、
そこまで苦にはならない。


友人とダラダラ話すように、
だらだらと書けばいい。


キャンパスノートの日記帳に
その日あったことを書きなぐるような感覚。


次に、これは最も重要な点なのだが、
このブログはナンパブログだということ。


ナンパブログの目的はただ1つ。
自分のナンパの実力を上げること。


自分が上手くなること。
ただこれだけだ。


逆に言うと、自分がちっとも上手くならないのに、
ブログだけ書き続けたり、
盛り上がり続けたとしても、
それは当初の目的は何も達成できていない。


確かにブログが盛り上がると嬉しいし、
褒めてくれる人が増えるし、
質問をしてくれて、それに答えると感謝してもらえるから、
なんだか偉い人になったような気分を味わえる。


盛り上がってくるとアクセスが増えるし、
有名な雑誌からも取材が来るし、
その他様々なオファーが来る。


こんなに人から注目されることなんて、
普通に生きていたらあまりないから、
ちょっと気分が良くなる。


だが、ナンパの実力がそのままだったら?


本来ブログを立ち上げた理由は
ナンパが上手くなりたかったからだ。


ナンパした内容をブログに書いて、
その内容を見て反省したり、


振り返りと今後に向けた改善点をまとめることで、
知識の定着率を上げるためにブログを書くことだ。


ブログをある程度書いていると、
読者の方が定期的に見てくれるから、


実際に街に出撃したときに、

「今日は出撃したのにボウズでした、なんて恥ずかしい」

と思うようになるので、
なんとしてでもボウズにならないように
人一倍頑張れる。


周囲の目を、自分の頑張りや、
自分の実力向上に変換する効果を
ブログを書くことによって得ることができるのだ。


なのに、ブログだけ有名になって、
ナンパが全然うまくならなかったら?


意味がない。
まったくもって意味がない。


有名人になりたかった訳でない。


ただ、アポに負け続けるのが嫌だっただけだ。


おごり女子にたかられるのが嫌だっただけだ。
口説いてる女性に終電で帰られたくなかっただけだ。


眼の前に美女がいるのに、声をかけられない自分が嫌だっただけだ。
可愛くない子やメンヘラ女子を即ってばかりの自分が嫌だっただけだ。
仲間がゲットした女性が死ぬほど美人すぎて、劣等感を感じるのが嫌だっただけだ。


そういう想いがあったからブログを立ち上げたのだし、
もう二度とあんな惨めな想いをしたくなかったから頑張っているわけだし、


だからこそ、ナンパが上手くならなければ意味がないのだ。


だからナンパブログは自分のために書くべきだ。


どこまでも自分のために書くべきだ。


もちろんノウハウを書いて、それをブログを読んでくれる人が読んで、
実際にためになったり有益になったりすることは、
素晴らしいことだ。


自分にとっても有益で、
読み手にとっても有益なブログは、
最高のブログだ。
神のブログだ。


だが、読み手を意識しすぎてしまうのは本末転倒だ。


それで自分がうまくなればいいが、
うまくならないのであれば、
それはどうやったって長くは続かない。


自分がどんどん上手くなっていって、
その軌跡を書いていって、
それが読み手にとって有益になるようなブログであればいいが、


自分がずっと下手なままだったら、
本来の目的がずっとずっと取り残されたままになってしまう。


本来の目的とは、自分の心の奥底から湧き出ていた想いだ。
色んな想いがあるけど、ずっと心の奥底に沈んでいて、
蓋をしてもずっと消えなかった、
本当に心から望んでいた自分がしたかった何かだ。


自分にとってそれはナンパが上手くなりたかったことだ。
どんなアポにも負けない凄腕になりたかったことだ。


いつか見た凄腕みたいになりたかったことだ。
どんな美女を相手にしてもビビらず、
平然と魅了していける、
魅力的な男性になること。


現状に満足することなく、
常に自分の限界に挑戦しようとする、
挑戦的な男性になること。


望んでいたことはそういうことだ。


そうなりたかったからブログを始めたわけだし、
まだそうなれていないからブログを書き続けている。


まだそうなれていないから未だにノウハウを必要としているし、
情報収集とその取り込みをしているし、それらの反芻を続けている。


そして、表題のもう一つのトピックの、
野生のナンパ師について。


これははっきりとした事実だが、
ナンパブログを書いているナンパ師は、
むしろごく少数と言える。


よく「野生」と呼ばれるのだが、
ブログもSNSも全くやっていない、
情報発信が完全に0パーセントのナンパ師というのは
ものすごい数存在する。


そこには全然だめな人もいれば、
思わず存在を否定したくなるくらいの
伝説クラスの凄腕もいる。


彼らは情報発信を100パーセントしていない。
つまり、すべて自分のためにナンパをしているのだ。


何のしがらみもなくて。
何の外部的承認欲求も必要としていなくて。


ただただ自分のために。
ただただ自分のためだけにナンパをしていて、
ゲットをして、

そして満足して帰宅していくという生活を
繰り返している。


一方の自分は、だらだらとブログを書いている。

それは承認欲求だ。

見てもらいたいという気持ちがあるし、
コメントが欲しいという気持ちがあるし、


リアルな世界で誰にも言えないし、
会社の同僚にも先輩にも後輩にも言えないから、
その言えないもどかしさをインターネット上でぶちまけていて。


家族にも言えないし、兄弟にも言えないし、
大学の同窓にも言えない、
高校の親友にも言えない、


付き合ってる女の子にも言えない、
けどめちゃくちゃ力を入れていて、
趣味とかいう範疇を超えて
人生かけるくらいメインで頑張ってやってる
活動について、


そこで起こったこととか、
すごかったこととか、とんでもないこととか、
裏切られて泣くほど悲しかったこととか、
飛び跳ねるほど嬉しかったゲットのこととか、


そういうことをネット上にぶちまけて、
リアルじゃ誰にも言えなかったことを言って、
誰かにその話を聞いてもらいたい。


聞いてもらいたいし、反応してほしいし、
コメントを欲しい、肯定して欲しい。


だから、野生のナンパ師が羨ましい。


こんな承認欲求に取り憑かれている自分と比べて、
彼らはそんなものを必要とせず淡々と活動している。


こじらせて、めんどくさいことしてて、
ブログなんて書いてる暇あったら出撃しろよ、
と彼らにばっさり存在否定されてしまいそうな程。


いっそブログを閉じて、ツイッターのアカウントを削除したら
どんなに清々しくなるかを考えてみたことがある。


ことがある、というか、何度も本気で実行しようとした。
完全にネット上から消えようと思ったし、
でも、メルマガの読者の方からはずっと質問を貰っているので、
それを全部答えきったら閉じようかとも何度も考えた。


結局質問は100件単位で回答できずに滞ってるし、
ブログはだらだら書いているし、
まだツイッターのアカウントも削除していない。


結局誰かに見られているという意識がずっとあるし、
それが欲しいし、それがなくなると思うと怖いとすら思ってしまっている。


果たしてそれが魅力的だと言えるのか?
野生で淡々と活動している人がいる中で、
自分がやってることは魅力的なのか?

はっきり言ってダサいんじゃないか?


そう考える中で、人知れず活動して、
人知れずガンシカされ、
それでも、誰からも見られていなくても、
またきれいな女性にアタックしているナンパ師を見ると、
誰かに頼っている自分が情けないとぐさぐさと胸をえぐられる。


もうすっかり古参だし、
それは誇るべきことではなくはっきり言って恥ずべきことだし、
この移り変わりの早くて激しいアンダーグラウンドの世界で、
ずっとねちねち居座っている自分が恥ずかしくなってきている。

ブログを更新し続けることすら恥ずかしいと思うくらいになってきている。


色んな人が日曜日の夜を楽しく過ごす中、
こんなことを考えて陰鬱になっている自分が本当に
しょうもない人間であるように思えてしまうし、
空いた時間なんて作らなきゃ良かったと思ってしまっている。







コメント

  1. アルミ より:

    記事、書き続けて欲しいです

  2. サラリーマン より:

    続けてほしいです。
    こんな誰もやる人が多い世界だからこそ、勇気をもらえる人もいるんだということを
    忘れないでほしいです。

  3. takuyamiyagawa より:

    僕は野生ですが、それは違いますよ。チバさん。
    誰かに頼って、それが情けないなんて。それを恥じてるなんて。

    情けなくていいじゃないですか。僕らナンパ師はみんな自己承認欲求の強い人間の集まりですよ。誰よりも人に認められたい弱さが強さですよ。情けないし、弱いから誰よりも強いんですよ。

    僕はチバさんの文章が好きです。自分の弱いところも悲しみも喜びも全部晒してて。

    これからも恥かいていきましょう。弱さ全開でいきましょう。そんな弱くて情けない自分を誇りに思っていきましょう。

    遠く福岡の地より陰ながら応援しております。

  4. チバ より:

    コメントありがとうございます。
    より良い方法を模索していきます。

  5. しゅーた より:

    ナンパが好きで誰かに言いたくても外に上手く伝えられない人が多いと思います。
    特にナンパという性質上。
    チバさんのブログの言葉には人を惹きつける何かがあると思います。
    僕もその言葉に惹きつけられたナンパ好きな男の1人です。
    こんなナンパブログはチバさんにしか出来ない事です。
    毎月更新を楽しみにしてます。
    ただ今年に入ってからの更新は
    全体的に陰の雰囲気を漂った内容が多く感じていたので少し心配でした。
    何となくですがナンパやブログが楽しくなくなってるのではないかと。。。
    一読者の立場なので本当の思いは何も分からないのですが
    一度立ち止まって充電してからでもいいので
    ゆっくり続けて欲しいなと願っています。
    また物凄く熱いナンパ熱を感じるようなブログを
    チバさんの文章で読める日を楽しみにしています。
    長文を上手くまとめれずすみません。

    チバさんのブログを楽しく拝見させてもらっているイチファンより

  6. 新田 より:

    自己承認欲求って恥ずかしいものじゃなくて、

    人間として必要なものだと思います



    一人だけで生きていくって難しいというのは陳腐な表現ですが

    実際そうで



    野生の人だって、孤高でかっこよさそうなものですが

    ナンパして自己承認しているわけですし




    たぶんチバさんは、人が良いと言ったって、自分で納得して良いと思わないと満足できないタイプだと

    そんな気がするのですが、参考までに私見を

  7. チバ より:

    コメントありがとうございます。
    読者の方に何か返せるようにしていきます。