倒産要約版 悠愛グループのアイコムズ(株)(福岡)/民事再生申請 負債35億円
内装工事のアイコムズ(株)(所在地:福岡県福岡市中央区白金1-5-22、代表:植木理美)は7月1日、東京地裁において民事再生法の適用を申請した。
負債総額は約35億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
アイコムズ(株) |
2 |
本社地 |
福岡市中央区白金1-5-22 |
3 |
代表 |
植木理美 |
4 |
設立 |
2010年11月. |
5 |
資本金 |
2000万円 |
6 |
業種 |
内装工事、飲食店、コスプレバー、ガールズバー、衣料小売店、不動産賃貸 |
7 |
売上高 |
2020年3月期、約20億円 |
2021年3月期、約14億円 |
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8 |
破綻 |
2022年7月1日. |
民事再生法の適用申請 |
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9 |
申請代理人 |
片山裕二朗弁護士(西村あさひ法律事務所) |
電話:03-6250-6200 |
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裁判所 |
東京地方裁判所 |
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負債額 |
約35億円 |
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破綻理由 |
同社は老健施設展開の悠愛グループの内装工事会社、グループ施設の内装工事を手がけるほか、不動産賃貸業、料飲食店やアパレル小売業などにも展開していた。しかし、今年2月28日にグループの中核であるウェルビス悠愛(株)が負債額約27億円を抱え民事再生を申請して経営破たん、同社の成り行きが注目されていた。 内装工事だけではなく、いろいろ事業展開していた分だけ、負債額が大きいようだ。
なお、事業と一般債務については6月30日付で新会社のICOMS(株)(代表:天野修一/(株)アバンセライフサポートの代表)が承継している。 破綻したウェルビス悠愛(株)も(株)アバンセライフサポートがスポンサーとなっている。 調子に乗り貸し付け続けた金融機関だけが被害者のようだ。 枝葉の事業は整理されると見られるが、現債権はどうなるのだろうか。 |
↓現業事業承継会社
会社名 |
ICOMS株式会社( ICOMS co., ltd. ) |
本社地 |
福岡市中央区⽩⾦1丁⽬5番21号 |
設立 |
2022年5月19日. |
資本金 |
4000万円 |
役員 |
取締役会長:林隆春 |
代表取締役:天野修一 |
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事業 |
業態開発の企画、調査、建築設計、空間デザイン、グラフィックデザイン・セールスプロモーション |
内装工事、サイン工事、備品・家具製作施工、造園工事 |
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林隆春氏は人材派遣業、介護サービス等のグループ会社の管理運営アバンセHDの代表 |
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天野修一氏は介護サービス展開の(株)アバンセライフサポートの代表 |
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関係会社 |
(株)アバンセホールディングス |
愛知県一宮市中町1丁目8-26 |
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主要子会社 |
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(株)アバンセコーポレーション |
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日系ブラジル人等の人材派遣業 |
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2020年10月付でアウトソーシング社が51%株保有 |