山口佐賀県知事始動 佐賀を世界に売り込む「グローバルSAGA戦略会議」設置へ
佐賀県の山口祥義知事は24日、県議会で、世界に向けて佐賀県を戦略的にPRする方法を議論する「グローバルSAGA戦略会議」(仮)を、今年度中にも設置する方針を明らかにした。
同戦略会議は、山口知事をトップに、庁内から横断的に人材を集め、外部の有識者も加わる予定。観光客誘致や県産品の販路拡大、県内企業の海外展開などの戦略を立案する。
山口知事は「対象地域や分野を全体的に俯瞰しながら、戦略的、複合的に推進したい」と狙いを説明し、「市町や関係団体、企業、大学と緊密に連携し、県民の総力を結集して世界に誇れる佐賀県を目指したい」と語った。
そのうえで、「私自身もできる限り海外の現地に出向き、トップセールスする。私のノウハウや人脈も生かしたい」と意気込んだ。
山口知事は知事選期間中、「知恵と戦略で佐賀を世界にPRする」と訴えており、県幹部は「会議設置は知事の発案」とした。
以上、
いよいよ動き出した山口知事、前知事の古川氏(現衆議)も知事就任当時は新鮮で威勢が良かったが、だんだん小慣れ、原発でたたかれるような普通の人になってしまった経緯がある。
山口知事は、総務省OBながら、地域振興のスペシャリストとして活動する中、JTBにも在籍していた。
少子化が進む日本社会、今後、大型企業誘致など望みようもなく、佐賀県自体を日本に、世界に売り込み、佐賀県自体が稼げる県になるしかない。出なければ、過疎化は急激に進むことになる。
佐賀県民の目の色が変わるような創造の行政を司ってもらいたいものだ。
山口祥義佐賀県知事の略歴
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生年月日
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昭和40年7月1日(満49歳)
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本籍
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佐賀県杵島郡白石町大字福富3190
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平成 元年3月
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東京大学法学部卒
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平成元年4月
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自治省入省
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平成元年7月
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秋田県総務部地方課
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平成2年7月
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自治省大臣官房情報管理官付
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平成4年4月
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自治省行政局選挙部選挙課
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平成6年04月
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鳥取県観光物産課長
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平成8年08月
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鳥取県財政課長
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平成9年9月
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消防庁救急救助課課長補佐
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平成10年4月
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内閣官房内閣安全保障・危機管理室参事官補
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平成12年04月
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自治省財政局公営企業第2課兼準公営企業室課長補佐
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平成13年4月
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総務省自治税務局固定資産税課課長補佐
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平成15年8月
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総務省消防庁総務課課長補佐・理事官
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平成17年4月
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鳥取県商工労働部長
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平成19年4月
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内閣府政策統括官付跡地利用企画官
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平成20年4月
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内閣府沖縄振興局総務課跡地利用促進室長
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平成20年7月
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総務省消防庁広域応援対策官兼救急企画官
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平成21年04月
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長崎県総務部長
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平成23年4月
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総務省地域力創造グループ過疎対策室長
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平成23年10月
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併:東京大学教授(大学院総合文化研究科)
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平成25年04月
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(株)JTB総合研究所地域振興ディレクター(官民交流)
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平成2年5月
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併:(公財)ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐
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平成26年12月
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総務省退官
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平成27年1月11日
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佐賀県知事選挙において見事初当選
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第58代(公選では18代)佐賀県知事に就任
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地域再生のスペシャリスト
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