渋川市の飯塚寛巳副市長らを談合容疑で逮捕
群馬県警は18日、渋川市の副市長が一昨年、市が発注した電気設備工事の入札を巡って、知り合いが経営する電気工事会社に工事を落札させるため、最低制限価格を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで警察に逮捕した。
逮捕されたのは、渋川市の副市長の飯塚寛巳容疑者(61、元群馬県庁のぐんまブランド推進室長)と前橋市に本社がある「菅谷電気工事」社長の菅谷玄容疑者(71)と、営業部長の黒岩好章容疑者(57)の3人。
飯塚副市長は一昨年、渋川市が発注した給食の共同調理場を新築する際の電気設備工事の入札を巡って、菅谷社長らの会社に落札させるため、最低制限価格を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反などの疑いがもたれている。
この工事の最低制限価格は1億3,850万1,000円だったが、菅谷社長の会社は、この価格を2,000円だけ、上回る金額(99.985%の確率)で落札したという。
飯塚副市長は入札に関する情報を知ることができる立場にあり、知り合いの菅谷社長から価格を教えるよう依頼されたという。
警察は、3人の認否を明らかにしていない。
警察は、渋川市役所や飯塚副市長らの自宅を捜索するなどして、実態の解明を進めることにしている。
以上、報道参照
談合は法律により禁止されています。
菅谷電気工事の応札価格は、芸のない教えてもらいましたと言わんばかりの確率額だ。
飯塚寛巳副市長は、県庁を辞めるときに退職金を受領しており、家族は少しは救われよう。
菅谷電気工事(株)の財務内容と業績 平成26年3月期 /千円
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科目
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金額
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科目
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金額
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流動資産
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745,904
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流動負債
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542,230
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固定負債
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121,999
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固定資産
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517,346
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自己資本
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599,021
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(資本金)
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40,000
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資産合計
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1,263,250
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負債+資本計
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1,263,250
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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1,621,066
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247,221
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29,026
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47.4%
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・電気工事業者。本店:前橋市大渡町1-23-15
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