岡山・湯郷温泉の(株)湯郷グランドホテル/民事再生申請
美 作・湯郷温泉の代表的な温泉観光ホテル(株)湯郷グランドホテル(岡山県美作市湯郷592-3、代表:峯平晃行)は1月20日、申請処理を加藤寛史弁護士 (電話03-3273-2600)ほかに一任して、岡山地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行い、保全命令を受けた。監督員には、松井健二弁護士(電話 086-221-0221)が選任されている。
負債額は約14億円。
同社は、特別清算された旧湯郷グランドホテルを引き継いで運営された温泉観光ホテルだが、不況による集客不足や客単価下落により、元々借り入れ過多であったことから苦しい展開を強いられ、今回の措置に至った。
借入金等を減額すれば、関西などからの客も多く、まだ年商も10億円前後あり、再生は可能と思われる。
なお、同ホテルのスポンサーとして投資会社の(株)ジェイ・ウィル・パートナーズ及び同社が運営するマスカット企業再生ファンドの支援を受けて再生を目指す方針と伝えられている。ジェイ・ウィル・パートナーズは数々の再生実績があり、再生はできよう。
[ 2015年1月21日 ]
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