井筒屋 第3四半期 営業益9.3億円 当期損失41億円 エビス吸収で
井筒屋が1月8日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高 618億48百万円(前年同期比▲1.5%減)、営業利益9億33百万円(▲16.6%減)、経常利益5億79百万円(▲38.3%減)、当期損失▲41 億69百万円(前期は8億82百万円の当期利益)となった。
本店では、1998年9月の新館オープン以来16年振りとなる大規模リニューアルを実施し、本館3階、4階および新館2階、3階、4階の婦人服フロアを、10月29日にグランドオープンした。
九州初登場となるブランドをはじめ20ブランドを新規導入するなど品揃えの強化と、レストスペースの充実や大型フィッティングルームを導入するなど売場環境の改善をおこなった。
本館4階に次世代の新規顧客獲得を目的とした自主編集・自主販売の婦人服ショップ「ラ・シェリー」をオープンした。
黒崎店では、昨年10月に黒崎中心市街地に増加している30代から40代のファミリー層の買い回り向上を目指して、子供服売場を本館7階から本館5階紳士服フロアに移設オープンした。
11月には、売場面積800坪の大型書店ブックセンタークエストを本館7階にオープンし、店舗の魅力向上と集客力の向上に取り組んでいる。
当期利益は、持分法適用関連会社であるエビス(不動産管理会社)の全株式を追加取得して完全子会社化し、吸収合併したことにより、特別損失に抱合せ株式消滅差損▲41億20百万円等を計上し、大幅な損失となった。
通期は、売上高875億円、営業利益23億円、経常利益18億円、当期損失▲38億円を予想している。
以上、
11月には、売場面積800坪の大型書店ブックセンタークエストを本館7階にオープンし、店舗の魅力向上と集客力の向上に取り組んでいる。
当期利益は、持分法適用関連会社であるエビス(不動産管理会社)の全株式を追加取得して完全子会社化し、吸収合併したことにより、特別損失に抱合せ株式消滅差損▲41億20百万円等を計上し、大幅な損失となった。
通期は、売上高875億円、営業利益23億円、経常利益18億円、当期損失▲38億円を予想している。
以上、
井筒屋はもう経営回復したと思っているのだろう。エビスの吸収など何の利点があるのだろうか。
<吸収合併したエビスの元の株主>
井筒屋
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290株
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29.0%
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㈱竹中工務店
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190
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19.0%
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㈱にしけい
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180
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18.0%
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㈱にしけいセキュリティサービス
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100
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10.0%
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あいおいニッセイ同和損害保険㈱
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100
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10.0%
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芙蓉総合リース㈱
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90
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9.0%
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㈱みずほ銀行
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50
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5.0%
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[ 2015年1月 9日 ]
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